意地
ここで意地を見せないで、どこで頑張るっていうのだ。
ぶっ倒れても闘おうぜ。
今年のヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝は、イングランドのマンチェスターユナイテッドとスペインのFCバルセロナの対戦だった。両者ともに所属のリーグを制し、世界に名だたる選手を揃えているが故に、名実ともに世界No.1を決する試合と呼び声も高かった。また両チームともとにかく相手を圧倒し、自慢の攻撃力で叩き潰すチーム同士だ。特にバルセロナは1-0で勝つより3-4で破れた方がよいと豪語するクライフ(オランダサッカー界のスーパースター、元バルセロナ黄金期の選手&監督)に絶賛されたグアルディオラが率いている。つまりスペクタクルなサッカーを信条としているのだ。このことからもノーガードの打ち合いが期待された。
結論からすると、マンチェスターには失望した。というよりファーガソン監督に失望した。逆にバルセロナは、あまりにも当たり前に悠然とボールを保持し、時折鋭い攻撃を見せ、観客を楽しませてくれた。マンチェスターはあれほど中盤をルーズにするチームではなかったはずだ。それを監督の采配がぶち壊してしまったのだ。
準決勝において、バルセロナを後一歩のところまで追いつめたチームがあった。チェルシーというイングランドのチームだ。彼らの監督であるヒディングは、理論でバルセロナの中盤を機能不全に陥れた。たった一度の小さなミスをイニエスタというテクニシャンの一撃に替えられ、涙を飲んだのだ。彼らの戦術をファーガソンは見ていたはずだ。しかしイングランドプレミアリーグでチェルシーを抑え、3連覇を達成した意地を捨てることが出来なかったと見える。MFハーグリーブスを怪我で欠いたことも影響したかもしれない。しかしFWベルバトフを投入した時点で、ファーガソンの意地とマンチェスターの負けを確信した。
少なくとも今日、私は期待の半分も満たされぬまま朝を迎えた。そりゃないぜよ。
日本代表の試合はドキドキする場面もなく、頭を抱えて怒鳴る場面もなく、平静の中終わってしまった。バーレーン相手とはいえ、これだけ安心して見ていられる代表の試合もないだろう。それだけ強くなったということなんだと言える。しかし相変わらず緩急の差の少ない試合で退屈してしまった。
ならばアジアの他の国はどうなんだと、昨日BSでの中継を眺めることにした。
オーストラリア対ウズベキスタンは時間が早過ぎて見られなかったが、韓国対北朝鮮はじっくり見ることが出来た。細かいことは抜きにして、韓国は日本とほぼ変わらない。前への馬力は少しあるものの、基本的なコンセプトは一緒なのだろう、ユニフォームの色が変わっただけに見えた。ボランチとDFの位置調整が悪く、バイタルエリアで相手をフリーにしてしまう場面もチラホラあってまだまだ改善の余地ありと見えたが、マンUのパク・チソンの存在感はもちろん、それ以上にモナコのパク・チュヨンの動きと閃きには感動させられた。
北朝鮮は手負いのイノシシだった。どうみても韓国びいきの笛の下、懸命にシュートブロックに奔走し、一発の凄まじいカウンターで川崎Fのチョン・テセがヘッド一閃!ゴールラインをしっかり割りながらノーゴールの判定に泣いた。
この試合を見る限り、日本はつくづく甘いグループに入ったものだと思う。だからこそ退屈してしまうのだろうか。何の感情も持ちようのない韓国対北朝鮮の方がはるかにうなり声を上げる回数が多かった。きっとこのまま南アフリカへの切符を手にするのだろうが、ハッキリ言ってガツンとやられる機会のないままワールドカップを迎えたら、とんでもないことになること間違いない。本気で強いチームと一戦交えることのできる場面があといくつあるのだろう。アジアカップで敗れ、今年のコンフェデレーションズカップに出られないことが本当に痛い。
サッカー日本代表を応援する皆様。たまにはアジアの他の国の試合も見てみると、日本の現状が判りますよ。
サッカー中継を見て興奮したい皆様。やはり代表の試合はダメですね。イングランドプレミアかリーガエスパニョーラを見てしまうと本当にダメです。もちろんCLはお◎っこちびりそうに興奮しっぱなしになりますが。
サッカー大好きな皆様。なにより自分でやるのがやっぱり一番ですね。私も今年はフルコートに立つため、地道に練習したいと思います。
昨夜のオーストラリア戦。相変わらず決定力不足とか、岡田無策などと勇ましく吠える報道が多い。
しかしそれこそが人生であろう、と思うのだ。
日本は自身の精一杯をぶつけた。おそらく今できる精一杯を、汗かくことを厭わず続けたであろう。その結果オーストラリアなど世界標準でもなんでもなく、もちろん個々人としてはヨーロッパのフィールドに立とうとも、チームとしてアジアの辺境国でしかないことに気付かせてくれた。ディフェンスは個々の距離感は良いとしても、簡単にサイドからクロスを上げられるなどザルとしか言いようのないものだった。オフェンスはやはりラグビーよろしく身体をぶつけてモールを作り、そのサイドアタックでゴールをこじ開ける他ないのだろう。それすら出来ないオーストラリアは叩き潰しておくべきだった。
結局それが出来ないのは日本が弱いからと言うのは的を射ていない。入るときは、例えば最後の長谷部のシュートが大久保に当たって枠から外れてしまったシーンも、とんでもないところへボールを蹴り出したところへ相手に当たってゴールインしてしまうことだってあり得るのだ。勝つと負けるでは雲泥の差だが、勝負は時の運でしかない。そこまでどれだけ汗をかいたかが問われるべきではないだろうか。
派手な個人プレーはなく、強烈なスピードも強靱な肉体もない、しかしアリのごとき勤勉さと統率力で相手を飲み込んでしまうサッカーを、そうアジアモンスーンの農耕民族文化をピッチで表現してくれたのではないか。
そうすると、私が思うに昨夜気になったのは次の事項だ。
① ゴール前へなだれ込む人数がまだ足りない
② 中央突破(壁パス使用など)あり、外からの単純なクロスあり、そしてこれまで通りの外からの頭を使った崩しなど攻撃のバリエーションを増やして的を絞らせないようすべきではないか。
私はこれからの代表に希望を抱いている。
もう一言。
今回君が代を歌ってくれた合唱隊の歌は素晴らしかった。下手な人気歌手が歌うのよりずっと心に響いた。
今年は最初から雰囲気が良くなかった。昨年ACLをJリーグで最初に制したチームとなったことである意味慢心があったこと、そして中央のラインが揃わないままシーズンに入ってしまったことが最後まで響くことになってしまった。
僕らは人からビッグチームと言われても、誰のこと?と思ってしまう。あのお荷物と言われた時代やJ2時代を忘れることなどないからだ。およそサッカーになっていなかった時代を知る僕らには、あれから年を経るごとにサッカーを見せてくれるようになった選手たちを子供達の成長のようにまぶしく見つめ、そして誇りに思ってきた。リーグを制覇し、ACLも制覇してくれた我がチームを本当に誇りに思った。あの時ACミランにしっかりとぶつかって、こてんぱんにされていれば変わったかもしれない。しかしいつもの司令塔を欠き、オーバーワークで身も心もズタズタだったチームはぶつかっていけないまま、全力を出し切れぬまま終わってしまった。
こんなに散漫なシーズンへの入り方は今までなかっただろう。そして要の中央のラインは移籍と怪我とオーバーワークによって誰一人いなくなってしまっていた。補強すべきはそこにあったが、ワシントンを失ってあわてたフロントはエジミウソンを連れてきてしまった。自前のFWをもっと信頼すべきなのに。
僕らの思いも声も届かないシーズンだった。なにもかもがずれていた。ただ一つ、僕らが期待を込めてずっと見守っていたユースが順調に成長してくれていた。彼らがJスタメンに名を連ねるようになったとき、レッズはこれまでにない姿になるだろう。それを楽しみに待っている。もちろんそれまで手を抜くわけにはいかないが。
話は変わるが、一サッカーファンとして見たとき、今年引き込まれるプレーをしたチームはジェフ・パープルサンガ・サンフィレッツェだった。順位などと関係なく、最も魂を感じる試合を展開していたと思う。僕はたとえレッズとの試合であっても、彼らのひたむきさには拍手を送ってきた。僕らが望んでいることを知って貰いたいがために。そして心がそう叫んだから。
逆にレッズのプレーは他チームからみるとつまらないらしい。そのうえ札束で顔を叩いて選手を漁っているという他チームサポから言われる。正直、札束だけでなびく日本人選手はいらない。もっと高い次元でプレーがしたい、そう思ってくれる選手に来て欲しい。Jだけではなく、ACLから世界を目指す選手を見たい。そのために守りを固めて、前3人だけで点を取るのかよとも言われる。それは試合を見ていないものの言い草だ。本当に点が入る時のレッズのダイナミックな動きを見ていないからに過ぎない。
日本のサッカーはまだ生まれたばかりだ。日本リーグ時代も見てきたが、やはりJが始まってからが本当のサッカーの始まりだろう。そんな中、やっと世界を意識するところまで来られた。ここから先に進むためには何が必要だろう。日本が世界に誇れるのはアジリティーだと言うが本当だろうか。どうみてもプレミアに登場する彼らの方が遙かにアジリティーに優れている様に思う。しかも90分疲れることなくである。
言うまでもなくサッカーは足でいかに上手くボールを運ぶかというスポーツだ。そこには失敗が必ず含まれる。相手より失敗を少なくし、いかにボールをゴールを中に入れるかだ。そのためにはボールを取られないテクニックや相手の届かないところでボールを扱うテクニック、意表をつく、着いていけないスピードなどなどいろんな方法が選択される。どれを磨いてもよいが、もし日本に合ったものを考えるなら、意思統一と勤勉性からボールをより多くの人数で奪取し、より多くのプレーヤーの殺到でゴールに押し込んでしまうというのを90分やり通すことだろう。それが出来ればサッカー大国を倒すことも可能になる。今年のユーロであのロシアがオランダに何もさせなかったように。
きっとあの姿が日本の行き着く姿なのだろうと僕は思う。そのためにJはどうあるべきか。外国人選手枠は撤廃して海外から優秀な選手を引っ張ってビッグ4と呼ばれるくらいの競争をする。その中で日本人選手達がいかにボールを運ぶかを学んで初めて、大国と対等となるのではないか。日常的にプレッシャーの激しく掛かる所で、ボールを運んでいないと、結局は井の中の蛙で終わってしまうように思う。もし外国人ばかりになると複雑だが、きっとそれでもレッズをサポートする。日本人選手がユースからはい上がってくるのを楽しみにしながら。
(しかしこの不況じゃあ何にも変わらないだろう。いやもしかしてJにとってもの凄く危険な時代かもしれない・・・)
悔しさを忘れたか
あのどうしようもない悔しさを忘れたというのだろうか
お荷物と呼ばれ 降格した悔しさを忘れられるはずなどない
あの時 それでも走らない者はいなかった
走ったけれど届かなかった それが悔しくて涙が出た
俺たちの声が届かないのか
俺たちの思いは同じじゃないというのか
慢心なんていらねー
常勝なんてくそくらえだ
そんな肩書きはいらない
俺たちは飢えてギラギラしたハートが欲しいんだ
真っ赤なスタンドは伊達や酔狂じゃないぞ
久しぶりにダイナミックなサッカーが出来た。連動性も豊かになった。残念なのはあの2点目、岡田君の目も節穴だが、あれ(間違った相手ボールのスローイン)を傍観しちゃいけない。子供の頃から言われているはずだ。
良い試合だっただけに負けたのは残念だった。しかしあれ(試合後のガンバの雄叫び)はないだろう。不愉快千万、選手がふざけんな!と戦っていたのでサポも戦って当然だ。それに水風船を投げ込んできたガンバサポ。こちとら売られた喧嘩は買うだろう。物を投げたら負けだぜ。それも女子供に投げるなんざ、おまえら人間としておかしいだろ。
ということで借りは返そうぜ。もちろんグランドの上で。
昨夜は月一回のフットサル。今回から登場の東福岡高校サッカー部出身のMRさんと対戦できるということで、ワクワクして出掛けた。
なるほど、テクは凄い。走る体力もまだ大学出たてということもあり十分。しかし少しなめているところがありそうだったので、かましてやった。いやもちろんフットサルなので削るわけにはいかない。相手の引き技を狙って身体を入れてボールを奪取し、そのままゴールへ叩き込んでやった。
病院チームとMRチームでいつも対戦しているが、そこに営業は持ち込み御法度だ。遠慮なし、持てる力はすべて出して欲しいとお願いしている。手を抜かれるほどつまらないスポーツはない。完膚無きまでに叩きのめされるならそれもいい。半年前までは弟がJリーガーというMRさんもいて、彼など我々を容赦なくキリキリ舞いさせた上で強烈なシュートをしてきたものだ。それでいい。だからこそこっちも本気でぶつかっていける。
東福岡の彼もその後ようやく本領を発揮してくれた。ゴール前でのドリブルは見事だった。負けないように本気で2時間走り続けた。
心地よい疲労と汗が全身を包んだ。また来月と声を掛けてコートを後にした。
残ったものは爽快感と・・・・・
いや〜〜アントラーズは強い。とても良いサッカーを見せてもらった。でもそれと勝敗とは別。5バックで情けない試合をしていたが、永井が入って変わった。レッズに足らないのは中盤での落ち着き・タメ。これをわずかだけれど実践してくれたことで細貝と山田が金縛りから解放された。
それにしてもアントラーズのサポの応援は酷すぎ。あれじゃ鹿島スタジアムが一杯になるはずない。自らを辱めていることに気付いている良心のサポもいるだろうが、折角素晴らしいサッカーをしている選手に失礼だ。
なんのことかわからない読者にわかってもらいたくても、ちょっとここでは書けない内容なので。
さてポンテが帰ってくれば、戦う体制は整う。それまでこの調子で持ちこたえて欲しい。サポが気合い入れて応援するしかない!
久々にフットボールの話題を少々。
我が浦和レッズは散々な開幕を迎えた。中盤の選手がいなくなってしまい、サッカーを構築することが難しくなるだろうと予想はしていた。それでも中盤の底に安倍と鈴木を置き、トップ下に永井(適所ではないがこの人しかいない)、右に山田、左に相馬という中盤を作るか、永井の代わりに新しい梅崎を試すべきだと思っていたら、山田をトップ下に置いてしまった。これでは折角の浦和ダイナミズムがなくなってしまう。もう戦前から結果は見えていた。オシムの言う水を運ぶ選手を適所に置いていないからだ。
昨日の代表戦もそうだ。鈴木・中村・山瀬の間でどれだけパス交換があっただろう。水を運ぶ動きがなければ、あとは草サッカーしかない。ポンポン蹴るだけ。代表戦であれだけボールがポンポン弾む姿を見るとは思わなかった。恥ずかしくって悔しくって情けなかった。
うさは自分のプレーで晴らしたいところだが、いろいろとさぼっていたせいでキレがない。
あぁ、春なのにつまらん・・・・
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