どちらか迷う
国道296沿いに懇意にしている喰所がある。京成ユーカリが丘駅から歩いて7分、一つはトンカツ屋、もう一つはラーメン屋である。
トンカツ屋瑞季はトンカツもうまいが一緒についてくる小鉢も美味い。その他一品料理も愛情がこもっていていつ行っても気持ちよくさせてくれる。特にジャンボ餃子は皮のモチモチ感がたまらない。仲の良い夫婦でやっており、子供にも愛情を注いでくれるので安心して子供を連れて行ける。タレントの原田知世とその家族がよく来ると店の主人が話してくれたが、まだ一度も出会ったことがない。
二本松屋上座ラーメンは癖のない澄み切ったスープが自慢の店だ。私はここではいつも塩ラーメンを頼む。野菜の甘みとほのかなニンニクの香り、鶏ガラもおそらくベースに入っているだろう。麺もシコシコして実にいい。醤油らーめんもよいが、こちらはたっぷりのたまねぎみじん切りが入っている。得手不得手があるだろうが、うちの子供は大好きである。何が一番出るかと問えば、皆さんそれぞれに好みがあるのだと言う。そんなものかと見渡すと、味噌ラーメンに山盛りのキャベツを頼み、キャベツを少しずつスープに浸しながらあっという間に平らげたおっさんがいた。聞けばいつもそれらしい。うちにしても通い詰めているので、もういつものと言わずともことが進んでいく。子供のいない夫婦でやっている店だが、近くの幼稚園にも協力を惜しまない子供好きの二人なため、それこそ安心して連れて行ける。
実はこの二つの店は隣同士で暖簾を掲げている。今日はどちらにしようと自分が決めていても子供達の意見で反対になることもある。店の前まで来て、どちらに行くか喧嘩を始めることもあり、そうするとどちらの店からも外を見渡す奥さんの顔が見えてしまい、どうにもバツが悪い。先日一人でこっそりと行くと、お昼に奥さんがお友達の方々と見えましたよと言われた。う~~ん、病院で腹を満たすためだけの弁当を食べている間に・・・・まっいいか・・・・
行きつけの店を持つのは実に愉快だ。
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