冥王星が惑星から格下げとなった。
水金地火木土天海冥で今は冥海か?海冥か?と言わなくてもよくなるのだ・・・ってこれはどうでもいいことなのだが。
太陽と地球の距離を1天文単位とし、同一平面に惑星が存在した場合、それぞれの惑星の関係を力学的に考えると火星と木星の間に惑星がないとおかしいという。そこでよくよく観察するとアステロイドベルト(小惑星帯)があることが発見された。この天文単位などから惑星運行を計算していくことによりウイリアム・ハーシェルは天王星を発見した。そして天王星の動きの不安定さに気付いたルベリエが天王星運行に影響を与える惑星の存在を示唆し、他の観測者により海王星が発見された。その海王星の動きに影響を与えるものとして冥王星が後に発見されることになったが、海王星の軌道とクロスすることなどからその質量、成り立ちについて疑問の声があがっていた。
その後望遠鏡観測を始めとして天文観測技術は格段の進歩を遂げた。岩のごとく小さな天体も見つけられるようになり、惑星という定義はどうあるべきか、太陽を廻る天体はすべて惑星とするなら彗星も惑星とすべきかなど様々な議論がなされてきた。たまたま今回惑星に値するか否かという大きな天体が発見されたため、議論が再びわき起こり、ひとまずの決着を得たというところだろう。
たかが惑星の定義というなかれ。これを考えることで地球外生物の存在、地球と同様な環境をもつ他の太陽系惑星の存在を類推する根拠となるのである。
蒸し暑い夜を七転八倒して寝汗をかくだけでなく、星空のロマンに身をゆだね、遠くの天体に思いを馳せるのも人間に許された贅沢な夢として日常をおくるのもおつなものではないか。
by 天文フェチ
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