2007年2月14日 (水)

蚊帳の外

 北の筋書き通りに世界が動いた。世界の警察と大洞を吹くアメリカの底が見えた交渉劇だった。中国も韓国もロシアも北が潰れて大量の難民が自国に流れ込んでくることこそやっかいなことで、軍隊がいつでも出動できる彼らにとって北の核など恐るるに足らないことなのだ。打ち込むというなら攻め滅ぼせるのだから。しかし日本はそううそぶくことすら出来ない。守ってくれるはずのアメリカにとっても北の核はそれ自体脅威でも何でもなく、それを第三国に持ち出さない確約とドル紙幣の偽札作りを止めさせるための睨みを利かせればそれでいいらしい。もちろん日本に打ち込まれたところで、自国だけが日本に核を打ち込んだという事実を薄める効果が期待でき、それもよいというところなのかもしれない。北在住の一般人への人道的配慮と言えば聞こえはよいが、日本を除く各国の利害関係からの落としどころとしてうまくいったというだけの話しであろう。

 エネルギーの供与は拉致問題の解決なくしてあり得る話しではないと安倍首相は繰り返しているが、交渉のテーブルに着いた局長さんの言葉ではその旨は受け取れない。893屋さんに恫喝されて金品を差し出しているのとなんら変わりなく映るその姿に、もっとシャンとせい!と言いたいところだが、こちらには対抗する術が何もないことに気付く。確かに軍隊が攻め込んだところで拉致された人が救出できるかというと必ずしもそうではないが、これがわが日本という国なのかと思うと泣けてくる。素人考えだが正攻法など捨て、金正男なる人物を偽札を使った容疑でもなんでもいいのでしょっ引いて裏取引するなどできないのだろうか。それを非難する国などないと思うがいかに。

 それにしても政府の対応を信じていますとの横田夫妻の物言いには感動を覚える。よもや我々を裏切るような交渉をなさったわけではないですよねという言外の力が感じ取れるのは私だけではないはずだ。この力があればこのような交渉劇にはならなかったように思うのだがいかがか。

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2007年1月29日 (月)

苦笑

 今朝は政治ネタから

 昨日の産経新聞のコラムにあった話しだが、民主党は『ブーメラン政党』と囁かれているらしい。そういえば年金未納で『未納三兄弟!』と気勢を上げた後年金未納で代表自らが叩かれ、『ホリエモンから裏金メール!』って叫んでガセメール事件へ発展し、『事務所費不正!』と言いながら代表は何に使ったか4億円の事務所費を計上していた・・・などあまりにあまりである。この度は献金問題をとりあげようとしていた矢先に参議院副議長の献金問題が浮上している。しかもあろうことか朝鮮総連関連の企業からの献金をうけていたとの報道もあり、事実関係をはっきりさせてもらいたい。本当なら議員バッジを着ける資格などないと思うのだが。

 もうひとつ。

 安倍内閣の支持率が急落しているが、やっていること自体間違っているとは私は思っていない。教育再生は今必要だし、憲法も改正すべきだろうと本気で思っている。防衛庁が省に昇格したのもよし、これまでのところは及第点をつけられるのではと勝手に思っていた。しかしながらパフォーマンスが悪すぎる。折角甘いマスクをお持ちなのだから、ハッキリとした口調で、明確な答弁をしさえすればよいと思うのだが・・・首相の周りにはテレビ対策のブレインはいないのだろうか。前首相がどのように国民の支持を得ていたのかを少し考えればわかることだろうに。このところの政治と金の問題が今更雨後の竹の子のように次々と発生しているのは安倍おろしなのではないかと感じずにはいられず、永田町のきな臭さがプンプンするこの頃ではあるが、頑張って欲しい。

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2006年10月21日 (土)

エネルギー確保の無策

ロシア・中国の陰謀なのかサハリンの天然ガス開発に尽力しながら肝心のガスが手に入らない事態に陥ってしまった。

中東での石油確保もうまくいっているわけではない。最友好国として関係の深かったサウジアラビアはもちろん、日本の掘削技術は中東各国でその威力を発揮し、石油を輸入する道筋を確保していた。しかし湾岸戦争以降その雲行きが怪しくなり、重要国と位置づけていたイランも核疑惑からアメリカの横やりを受け、give&takeの道からそれてしまいつつある。

かといって代替エネルギー開発に心血を注いでいるかというと官民あげてという作業にはほど遠いというのが実情である。確かに少しずつ進んでいることは間違いなく、バイオエタノールや水素による実験が公道で行われ、燃料電池は飛躍的な向上を見せているのだが。

それでも石油と天然ガスはこれから先10年は少なくともなくてはならない原料であり、これなしでは経済だけでなく日々の生活もままならなくなってしまう。このままの状態でよいわけがない。早急にエネルギー確保に向け、全力であたらなくてはならない。

それにしてもどうしてこうも外交がうまくいかないのであろうか。根回しは日本のお家芸ではなかったか・・・・

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2006年9月13日 (水)

情報衛星の愚

今朝の読売新聞から

情報衛星の利用につき、軍事利用への転用の可能性を考え、野党などから制限が加えられ解像度の劣るものしか使えなくなってしまった。

専守防衛にとって情報力は生命線であろう。例えば弾道ミサイルが日本の周辺国に配備されたとして、それを察知する術をうしなうということがどういうことかわからないわけではなかろう。イージス艦などのレーダー探知は飛び道具が打ち上げられ、ある程度の高度に達しない限り探査できない。発射から数分で目標地点に到達してしまうミサイルであれば、最初からどの位置で打ち上げられ、どのあたりを到達目標にしているかを推測していない限り、撃ち落とすことなど不可能なのだ。むざむざその情報力をどぶに捨てるとは開いた口がふさがらない。

同盟国アメリカの情報を使えばよいというのか?言っておくがアメリカは最低限の情報しか日本に公開したりしない。すべてを公開してくれているなどと思うのはチュッパチャップスより甘い。

諜報機関も持たず、偵察衛星もないのであれば、何を術に国を守れというのか。

もしイギリスで逮捕されたようなテロリストたちが日本に潜伏したとしてもなにもできず、ミサイルを発射されても頭の上に飛んできてから「来たぞ!」と叫ぶしかないなんて・・・

リベラリストと言われる皆さん。どうかお願いですから、他国の人達の気持ちだけでなく、自国民の平和と安全を考えてください。あなたの友人や家族のことを考えてください。日本が略奪戦争をしかけることはないのですから、我が国の安全が保証されるとき、周辺国の安全も保たれるはずです。もしも我が国の安全が脅かされることになれば、あなたやあなたの家族が銃を手にしなくてはならなくなるのですから。

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