J.Kirwanの誤算
大畑が帰国し、オーストラリア戦で佐々木を失った。フィジーに対し真っ向からぶつかるうちスクラムハーフ二人が相次いで戦列を離れてしまった。
それでもブレイブ・ブロッサムはスタジアムに赤い旋風を巻き起こした。低いタックルは確実にフィジーの自慢のステップを封じ込めた。あと1トライ・・・怒濤の攻撃に世界中が息を飲んだ。しかしノーサイドの笛は鳴ってしまった。
惜しむらくは前半で何故にキックを多用したのか。(深夜になぜ蹴るんだばかやろう!って叫んでしまったではないか・・・)キックはある意味自らの主導権を放棄する戦略だ。バックスの機動力に定評のある相手に対し、走るスペースを与えるキックは自滅の予感を漂わせるものでしかなかった。苦し紛れだとすると敗戦もやむを得まい。当初からの戦略ならそれは敢行すべきものだったのだろうか。前半15分までにFW戦なら勝てると思えた。やっている選手達もそうだったのではないだろうか。途中でゲームプランを変更することができないようならワールドクラスではないということだろう。J.Kの指導を忠実に再現するだけのチームなら、善戦で終わってしまうだろう。創造性という点でまだ世界と開きがありすぎるのではないか。
それでも感動した。してしまった。ラグビーって熱くなるよ、本当に。
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