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2018年1月28日 (日)

インフルエンザの対応

毎年日本では1千万人以上の方が罹患し、相当数のお年寄りと数十人の子供が命を落としている。対策として早期診断と抗Flu剤の使用を呼びかけ、おまけに出席停止期間も長くなった。学校保健法の改正から10年以上、タミフルなど抗Flu剤の保険適応から10年以上経過したわけだが、上記の数はどうなっているか皆さんは知っているだろうか?

 答えは、年によって変動はあるものの1990年代からほぼ横ばいだ。
 確かに2009年の新型インフルエンザ流行時、世界で最も少ない死亡率を誇ったのは日本である。しかし、それならばこそ、何故罹患者数も死亡者数も減らないのだろうか。お年寄りの割合が増えたから?いやいや子供の世界を見ても、罹患者数は少子化の影響以上には減っていないぞ。。。ちなみに巷では色々言われたワクチンだが、肺炎球菌とインフルエンザ桿菌に対するワクチンを開始してから髄膜炎は激減し、市中病院ではほぼ見かけなくなった。それに比べて・・・と思うわけなのだ。
 どうだろう、インフルエンザの対応を本気で見直すべき時ではないだろうか。しっかりとした統計も厚労省が記録している訳だから、やる気さえあればできるだろうに。要らないことは要らないとはっきりさせるべき時だと思うのだが・・・

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2018年1月26日 (金)

CPCの作法

 昨日当院で亡くなられた方の臨床病理検討会(CPC)が開催された。なぜ亡くなったのか、真実の究明のためと今後の医学のためにご遺体の解剖をお願いして実現した病理解剖検討会である。ご本人、ご遺族のご理解あっての解剖であり、真摯に検討をすべき病院を挙げての検討会でなくてはならない。
 主治医、担当医は臨床所見を詳しく提示し、全職員と議論を重ね、病理医からの解剖所見を合わせて死に至る原因と対応について考える検討会だ。病院の格を表すと言っても過言ではない。プレゼンテーターはどこの病院でも研修医が行うことが多い。それは研修医は必ずCPCを経験しなくてはならないという規則があるためではあるが、本当の意味での医者になるために、真剣に患者さんと向き合い、死と向き合い、医療が正しく行われたのかどうかを検討する経験が必要であるからに他ならない。残念ながら一般市中病院での病理解剖の機会は減少傾向にある。故にとても貴重な機会をいただいているという気持ちも医療者全員が共有する必要がある。
 手前の恥を晒すようだが、当院のCPCは医者の半分も参加しない。失礼極まりない検討会だ。幸い昨日の研修医のプレゼンは見事であり、指導した主治医の対応も素晴らしかった。hemangiopericytomaというとても珍しく厄介な間葉系腫瘍による病態の変化を詳らかにし、何が出来たであろうかという検討も出来たのは幸いであった。だが少なくともこの判断は病院全体のものではない。情けない限りである。
 二度とこのような検討会にならないよう心に留めるべく、ここに記載する。

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母校が漫画に

 今日から連載開始。さてどんな物語を描いてくれるのでしょうか。
Dsc_1025

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2018年1月12日 (金)

これ本当にヤバいぞ

 今年から本格的に始まる新専門医制度。始まる前から猛烈な反対の声が上がっていたし、自分もこれは無理と思っていたが、大変なことになっているようだ。
 この記事によると、東京の一人勝ちで地方の医療は捨てられるしかなさそうだ。これは医療者ではなく国民が声を上げるしかないと思うのだがどうか。
 もちろん専門医の勉強を都会で行って、地方に戻ってくれれば良いとも言えるが、そりゃ厳しいぞ・・・

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2018年1月11日 (木)

年頭にあたり

 気がつけばもう10日恵比寿も過ぎてしまった。
 さて今年はどんな年にしようか。昨年チャレンジしたsea to summitは今年もエントリーしたい。出来れば伊勢・熊野古道コースが良いのだが。また淡路島一周も完走出来たことなので、今度は琵琶湖一周もチャレンジしたいところ。ただ琵琶湖はその前にカヤックで行きたいところではあるが。
 いやいや、遊びだけではない。仕事ではおそらく世界で報告のない症例を経験しているところなので、それを是非とも英語で報告したい。それ以外にも今考えていることを発表してゆく機会を探しているところだ。
 さらに4月には故郷鳥取の中学校から後輩達が修学旅行の一環として、私の職場訪問をしてくれることになっている。これには気合いを入れて対応したい。
 そう考えると随分忙しい平成30年になりそうだ。ワクワクするような時間を過ごせたらよいな~~

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