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2017年9月29日 (金)

淡路島

 先日淡路島の夢舞台国際会議場で小児腎不全学会が開催された。演題は登録していなかったが、毎年参加させてもらっている学会であり、今年も快く出席を許可してもらい、前後併せて3日と少し、病院を留守にした。
 演題登録し、2日目に発表を控える友人から連絡が届く。淡路島で自転車しない手はなかろうと。毎月2回診療のため淡路島を訪れてはいるが、自転車で走ったことはない。そう言えば淡路島はチャリダーの聖地になろうとしていると聞く。なんと淡路島ロングライド2017が学会の数日前に行われることも判明した。それなら自転車道もきっと整備されているだろうと考えた。
 2日間の学会で2日目は動けない。終わった翌日にロングライドを考えていたが、予報は雨。ならば前日泊して、1日目の昼からの学会に間に合うよう、早朝ライドがよいかもと考えた。6時には舞子ビラに集合し、自転車を調整し、明石の港から淡路島の岩屋港へ向かった。晴れ渡る島の空と海。最高のコンディションの中、島の1/3を巡る旅を始めた。海風が頬をなでる。鼻腔を潮の香りがくすぐってゆく。こりゃ気持ちいい!
 伊弉諾神宮を目指し、快調に飛ばし、予定通りにお参りすることができた。友人は縁起物の桃の絵馬を買い、息子のために願掛けをした。私は合格お守りと桃のお札を買ってリュックに詰め込んだ。さあ、学会場へ戻ろう。山道を駆け上り、降りた先に待つ温泉花の湯で汗を流し、学会場へ滑り込んだ。
 学会場では見るからに場にそぐわないチャリダー2人。更衣室を尋ねると、一般の方は入れませんと言う。そりゃそうだ、しかし学会員ですと言うと死ぬほど驚かれ、クロークの裏手で着替えさせてくれた。スーツに着替え、帰りにまた着替えさせて下さいと頭を下げ下げ会場へ進んだ。
 もちろん学会はしっかりと参加して、討議にも積極的に参加した。夜は明石で飲んだくれ、翌日は雨のため普通に学会へ出掛けた。2日目の夜はイタリアンのCiro。楽しくて美味しくて、最高の夜を過ごせた。
 で、3日目。予報は外れて、曇り時々晴れというコンディションの中、淡路島を満喫すべく、友人と淡路島一周(通称あわいち)へ旅だった。150kmの長旅は、淡路島のコース設定の中でも最もレベルの高いコースであることは言うまでもない。コース紹介に「朝から晩まで自転車に乗っていたい(アホな)人へ」と書かれているだけあって、早い人でも6時間は掛かる山道も含まれるコースだ。にもかかわらず、友人はあまりの快適さにケイデンスを上げまくって遙か先へ猛スパートしてゆく。私はもちろん25km/h程度を守りながら後を追った。
 洲本までは平坦であった道も、洲本のお城をぐるっと回った後から急に山道へと変わってゆく。10°を超える坂ではあるが、距離はさほどではない。今年走った大山の直登を考えれば少し心拍数が上がるくらいにしかならない。友人は・・・ほら~だからあそこでスパートはダメだよ・・・
 登った峠から見下ろす海の美しいこと!その後の下り坂を快調に滑り降り、長く続く平坦な、しかし少し大阪湾とは違った表情を見せる海を左に見ながら続く一本道を走った。その後は峠が連続する。途中道を間違えて峠を一つ廻り道してしまったが、一路鳴門海峡を目指した。下り坂の先端にある鳴門の道の駅に着き、昼飯にしようと思っていたが、連休ということもあってどこも長蛇の列。渦潮を眺めて早々に元来た道を帰り、途中で見つけた中華料理の赤いのれんをくぐることにした。
 店はおばちゃん一人で切り盛りしていた。お薦めのラーメンと半チャーハン、そしてニラ炒めをもらったが、これが実に旨い!何よりラーメンが優しくて甘くて、疲れた身体に染みこんでゆくのが判る代物だった。ありがとう、ごちそうさん!!と勢いよく店を飛び出し、一路北へ。後は交代で風よけとなりながらゴールを目指すのみ。
 ゆっくりと、でも着実に自転車は進む。二人ともケイデンスは落ちない。予想していた西海岸線での夕日は拝める時間ではなく、1時間ほど早く明石海峡大橋が見えてきた。ゴール!岩屋港の柵にもたれかかり、あわいちの余韻に浸った。
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