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2016年5月11日 (水)

熊本頑張れ

 学生時代、阿蘇で合唱部の合宿を実施した。雄大な阿蘇の外輪山に抱かれ、本当に気分良く練習できたことを思い出す。テレビで映し出される阿蘇の変わり果てた姿には絶句し、涙も浮かんでくる。
 小児科の仲間たちから、熊本の現状を聞き、被災した子供たちや病院にどう対処していくかを考えていた。幸い九州地方では数多くの小児科医が診療を続けており、専門の医療を必要とする子供たちは移送されたと聞いた。また手分けして熊本へ手伝いに出かけていることや、自衛隊に残る小児科医たちも応援に駆けつけているという報告も聞いた。東北の震災と違って、九州には過疎の波が寄せているとは言えしっかりとした医療基盤がある。自分の出番はないだろうと思っていたら、東日本大震災の時と同じく、日本小児科学会が派遣医師の募集を始めた。自分が得ている情報とちょっと違うなと思い、登録を保留にしていたところ、わずか2週間で派遣中止が決まった。やはり彼の地ではきちんと対処できているのであろう。
 今週末、北海道で日本小児科学会の学術集会が開催される。全国規模の学会だが、おそらく多くの演題取り消しがあることだろう。それでも自分も含めてしっかりと議論をして、小児科学の発展に寄与することが、熊本の子供たちや頑張っている仲間たちへの力添えになると信じている。
 

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