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2015年12月16日 (水)

再発の嵐

 私が主に診ている人達ではないが、当院関連で診ているネフローゼの患者さんたちが、こぞって再発している。感染に伴い再発することがあるので、この時期は仕方ないところだが、これだけ多いとプレッシャーもあって結構悩ましい。中でも全くステロイドが減らせない人もいて、それは本人にとっても医療者にとっても困ることこの上ない。

 中学生の女の子は、いよいよ手がなくなって、リツキシマブという生物学的製剤を試すため、入院となった。特に大きな副作用なく投与出来たので一安心。ただこれが効いてくれるかはこれからのこと。幼児期の男の子は成長発達の遅れもあり、なんらかの遺伝子的背景を考えているのだが、全く何も引っ掛かってこない。これまたステロイドが減らせず、どうするか頭を悩ませている。その他入院にはなっていないが、外来でステロイドを再投与することになった子供達が数人いる。何とかうまくいって欲しいものだ。
 私たちの場合、ネフローゼの再発単独では入院加療にはしない。ネフローゼで腹部症状を強く伴うか、感染のコントロールや薬の副作用を考慮しなくてはならないなど副次的要素が強い人に限って入院加療となる。ステロイドを使用するために入院とするのは、初回投与時のみで問題なく経過する。それ故腎疾患関連で入院する子供達は本当に少ない。入院が少ないと事務方からはぼろくそに言われるのだが、誰のためかを考えれば、自ずと答えは出る。
 さて、もう一回りしてきますかね。

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