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2015年4月13日 (月)

手前味噌

 昨日かみさんが手掛けるある英語教室の10周年記念イベントに参加した。幼児から高校生まで幅広い生徒さん達が繰り広げるパフォーマンスは、素人の拙いものではあったが微笑ましさが広がる良い催しだった。

 ヨチヨチ歩きの子供達が歌に合わせて踊る様は実に可愛らしい。それが幼稚園児になると物語を丸ごと覚えて英語と日本語を駆使して演じる事が出来るようになり驚く。小学生は恥ずかしさが前面に出てしまい、ぎこちなく、もっと出来るだろうにというもどかしさを抱くのだが、やはり少しの成長を感じる。それが中高生になると一気に開花する。
 おそらく我が子とその友達らが共に成長する様をゆっくりと追ってゆける母親ならば気にならないだろうが、たまにしか付き合わない父親にとってこの教室でのパフォーマンスはあまりに悠長であまりに成果を感じられないものだろう。しかし中高生のパフォーマンスを見れば、きっと目が覚めるに違いない。自分たちが中高生の時にこれだけのことが出来ただろうか?それがハッキリするからに他ならない。
 特に昨日の中高生のパフォーマンスは拍手喝采を贈らずにはいられないものだった。題材はシェークスピアのロミオとジュリエット。それを男の生徒さん5人で演じきった。愛し合う二人の苦悩、残された事を知る絶望、周りのざわめき、それらを演劇など知らぬ子供達が自らの感性で人を引き込むレベルまで作り込んできたことに感動を覚えたのだ。いやはやあっぱれ。
 おそらくこの日最後のステージを観た方達は、この英語教室に入って良かったと思ったことだろう。そして我が子が将来、人を感動させる場面を想像することが出来たに違いない。これを見なければ、ただの絵本とのお遊びのように感じるだけだ。私も数年前、あのパフォーマンスに出会うまでは想像できなかったのだ。弱くたどたどしい英語、しかもカタカナで辿ったものではなく耳で聞いたままの何ともへんてこな言語であさっての方向を向き恥ずかしそうにしゃべる生徒さん達を見ては、ため息をついていたあのころ。ある高校生の素語りを聞いた。日時計(C.W.ニコル)というその素語りを聞いた時、鳥肌が立ち、最後には涙があふれでていた。もしかしてわが子達がこんな素晴らしい語りをしてくれるのなら、何にも代え難い財産になると感じたのだ。
 手前味噌だが、昨日のパフォーマンスを披露した5人の内2人が我が家の次男と三男だ。気心知れた仲間5人で、それぞれがはまり役を演じたのだった。いや本当に素晴らしい、その一言につきる記念イベントであった。
 

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コメント

先生今晩は。
先日 インド人の内科の先生のところへ行きここの所の調子の悪さを訴えると 胸部レントゲンと血液検査を指示され1週間後に結果を見て アレルギーによる喘息および花粉症 と言わ飲み薬2種類 抗生物質と抗ヒスタミン。鼻用スプレー朝用(サンプル)と晩用二種類。咳止めのスプレー(サンプル)。目薬。(こちらの先生はよくサンプルを持っているので 高い薬はまずサンプルをくれます。それから 継続させるなら処方箋を持って薬局へ行けばいいわけです)売るほど薬を持って帰ってきました。。。
そのお蔭で 今はまったく症状がなくなり あの辛い日々は何? 状態で普通に過ごしております。毎度お騒がせして申し訳ありませんでしたm(_ _)m

さて、奥様の英語教室の発表会でのお子さんたちの成長を目の当たりにした親御さんたちの様子が手に取るようにわかります。
私を含め日本の親は子供をほめる時に気恥ずかしい感じになりませんか?英語ではかる~く GOOD JOBとか I'M PROUD OF YOU!とか言えるのに日本語となると 偉かったね 上手だったね など語彙が少なすぎて言葉に詰まります。(笑)
英語で劇をやるというのは ただ英語を話せば良いという訳ではないので お子さんたちの努力の成果は素晴らしいものだったことでしょう!拝見したかったです!

投稿: バリスタUSA | 2015年5月 2日 (土) 14時52分

バリスタUSAさん

 サンプルですか・・・日本では出来ないことですね。良くなって何よりです。

 子供は褒めて育てようと思っても難しいですよね。ついついお節介と小言を言ってしまいます。文化の違いかもしれませんが、それも親の勤めとして頑張ってみます。

投稿: クーデルムーデル | 2015年5月 7日 (木) 13時29分

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