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2015年2月24日 (火)

京都

 週末は京都の不動産屋を廻った。この春から4年間を京都で過ごす息子の住居を借りるためだ。

 懐かしい京都御所付近を散策する。30年前、京都御所の西北に位置する予備校に通っていた。真東に位置する大学への入学は叶わなかったが、賄い付きの下宿で過ごし、大学生を夢見ていた青春の欠片が残っている場所だ。あの路地を歩きながら、あんなことを考えていたな・・・など思い出すにつけ、京都への憧れが沸々と湧いて出て、息子に少なからず嫉妬を感じながら家を探した。
 もう賄い付きの下宿など何処を探しても無い。同じ大学に通う学生ばかりを集めた、小綺麗なワンルームマンションを薦められ、結局そこへお願いすることになった。一人暮らしを応援するために、24時間体制で見守り保険が付帯する物件だ。窓から大文字が見える。なんとも風情のある住まいではないか。
 ここでどんな青春を過ごすのだろう。おそらく人生を共に生きる友人達との出会いが待っていることだろう。私の分まで、思いっきり謳歌してくれ。君に幸あれ。

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2015年2月18日 (水)

そろそろか

 日本だけでなく環太平洋地域の火山や地震活動が活発になっている。いつどこで大規模な災害が発生してもおかしくない状況だ。それは誰も否定できない事実だろう。先々週徳島で大きな地震が起こったあとには南海トラフ地震も近いと騒がれたが、その気持ちもよく判る。
 歴史を紐解いてみると、大地震と火山活動は確かに連動性があるようにみえる。地下で繋がっているのだというが、事はそれほど単純ではないだろう。ただ100~150年周期で南海トラフ関連の地震が起きているのも事実。近年ならば1940年代に大きなものがあったので、それからすると南海トラフ近辺はこの30~80年くらいが山場かもしれない。これに対して相模原近辺の大地震はそろそろ100年になる。とすると関東はこの10年くらい気合いを入れ続けなければならないだろう。
 それにも増して、東北地方での大規模な地震災害の後は、決まって富士山が活動する。メカニズムは定かでないが、おそらく数年の単位で噴火に近い活動が起こるだろうと予想される。危機を煽ることはしたくないが、水と携行食は用意しておく方が賢明だろう。出先で水を確保するのは難しいから、浄水できるストローなど携行しておくことを薦めたい。
 ふとネットを眺めていると、地震雲が最近さかんに目撃されているとの記事が目にとまった。本当かどうかは定かでないが、そう言われると気持ちがざわついてしまう。印旛沼の鳥や魚たちがどういう行動をとるだろうかと、毎朝チェックしなくてはいられないな・・・

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2015年2月13日 (金)

勉強になります

 新年明けてから依頼原稿を二つ書き上げた。どちらも紫斑病に関するもので、一つは紫斑病性腎炎の治療指針、もう一つはIgA血管炎(ヘノッホ・シェーンライン紫斑病)の治療法についての医学雑誌の特集号。どちらも未だエビデンスのある治療法は無く、各施設で悩みながら治療している疾患だ。齟齬の無いように様々な文献を当たっておくのも必要だが、理論と経験からこうした方がよいだろうという自分の思いを原稿にぶつけた。賛否両論あるだろう、是非様々な意見をもらいたいところだ。

 その他学会への症例報告のための論文とか抄録提出などが立て込み、無茶苦茶忙しい年末年始であった。ようやく一区切りついてホッとしている。
 そうこうしているうちに4月には日本小児科学会での発表も控えている。頑張るぜぃ!

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2015年2月12日 (木)

忙しいな~

 小児科は風邪の流行る冬期が大忙しだ。季節労働者と言われるほど、この冬期はかき入れ時に違いない。でもよく考えると、風邪なんて放っておいても治るものだ。日本ではさほど問題視されないが、海外では薬を使った人と使わなかった人の風邪症状の治り方の検証や、コストの差異についての論文が山ほど出ている。少なくとも基礎疾患のない小児で風邪薬と称されるものを飲んでも飲まなくても治り方に差はなく、飲めばコストは高くなることが示されている。

 要は罹ったなと思ったら早めの何とかではなく、しっかりと養生することだ。なによりよく休み、水分とエネルギーを補給するのが一番。冬期に乾燥する地域であればしっかりと加湿するのもよいだろう。まずはそれで数日様子をみればよい。それでも良くならなかったり、熱が出ているのに蒼い顔をしていたり、肩で息をしている人は要注意。そここそが医療の出番だ。
 インフルエンザもしかり。結局早めに抗インフルエンザ剤を飲んでも子供では熱を早く下げるという効果すら認められていない(コクランレビューより)。ということは早めに医者のところへ飛んでいっても何の意味もないということ。暖かくして水分を取り、加湿をかけて寝るよう教えて差し上げると患者さんたちは皆怪訝な顔をして出て行かれる。かくしてウイルス感染というのに抗生剤も抗ウイルス剤も鎮咳薬も抗ヒスタミン剤もてんこ盛りにして出してくれる医院は大繁盛してゆく。おまけに何の感染か名前を付けずにはおけないようで、迅速検査できるものは片っ端から実施して頂ける。溶連菌にアデノウイルス、RSウイルスにインフルエンザのおまけつき。おかげでこちらはゆっくりと論文を書く暇が出来るという寸法だが、国民の医療費は拡大の一途を遂げることになる。
 夜間救急はもっとひどい。会社が休めないから今すぐ検査をして原因を突き止め、直ぐ治る薬を出せと言う。人間は機械じゃない、不具合箇所に油を差してハイ終わりってことにもならないし、部品を取り替えるわけにもいかない。ましてや夜間は通常医療が出来る体制にない。休めない会社は人が人のために経営している会社かしらん。体調崩しても数日も休めない社会って、それこそが病気だよ。
 これから国民皆保険における医療費高騰は天井を破って崩壊するだろう。その時やっと自分で出来ることは自分でしなさいということになり、風邪は休んで治し、医療は受けられなくなるのではないだろうか。本当に費用の負担が必要な重大疾患、慢性疾患、介護にお金がまわっていくことになるし、そうあるべきだろう。そうなったときに困らぬよう、今から自分の身体と向き合う必要があると思うのだが。利き手と反対の指先にトゲが刺さったと来院した人のトゲを家庭用の刺抜きでヒョイと抜きながらそう思うのだ。
 と書きかけて置いていたら、林先生の番組でインフルエンザの特集をやっていた。解説の医師は抗インフルエンザ剤は効くと断言こそしなかったが、使うのは当然という感じであった。確かに日本のガイドラインでは使わなくて良いなどとは一言も書かれていない。使うのは当然ということ。
 さて、誰を信じるかは自由。だがもう一つだけ。抗インフルエンザ剤が世に出回り始めて10年になるが、それまでと使われ始めてからを比較してみても、小児の死亡者数は全く変わっていないことも付け加えておこう。

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2015年2月 7日 (土)

飲み会

飲み会
予備校時代の友人と

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