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2014年9月28日 (日)

素晴らしい

素晴らしい
感動した
力士って半端ないよ

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大相撲

大相撲
両国桝席
初観戦
感激〜

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2014年9月27日 (土)

少しずつ

少しずつ
構造構成主義ってやつがほんの少し見えてきたか?

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2014年9月26日 (金)

線維筋痛症学会

 長野で開かれた線維筋痛症学会に出掛けてきた。まだ病因、病態がハッキリしていない疾患だけに、白熱した議論が繰り広げられ、ほんまかいな?と思いながら各セッションを聴いて見て廻るのが面白い学会だ。今年もそうなるだろうと期待して出掛けたのだが・・・

 プログラムを見るといつもと様子が違う。会場へ到着するとなんだか雰囲気の違う人達がうろうろしている。どうしたのかと思っていたら、どうもワクチンの副反応を糾弾する会になっている様子。それを報道する関係者がわんさか来ていたのだ。
 そのワクチンとはHPVワクチン、俗に言う子宮頚癌ワクチンだ。このワクチンを思春期真っ只中の女の子達に接種するようになったのだが、その中に打った局所の痛みだけではなく、全身の脱力を始めとした様々な症状を呈する子供達がいるというのだ。厚労省の見解は、予防接種の後そう遠くない期日で症状が出現した者のみ副反応出現ととらえたところ、少数であり、しかも心因反応が強いとのことだった。しかし当学会で調査したところ、接種者の0.074%、実に2500人もの若い女の子たちが全身の脱力や生理不順、不随意運動、無気力などに苦しんでいることが判ったというのだ。
 理事長以下、役員の先生方は一様に厚労省の対応を批判していたが、予防接種を受けたにせよ1年とか2年後に症状が出現した人もワクチンの副反応と認定せよという方が無理があるように思う。皆さん、健康な若い女の子たちが突然こんな症状になるなんてワクチンのせいに決まっているとおっしゃるが、どんな疾患だって通常健康な人が突然症状出現で驚くものだろうに・・・
 断っておくが、この女性達の症状がHPVワクチンと関係などないと私は言い切る訳ではない。謎の多い病態なので、何が原因か今はハッキリしないとしか言えない。しかし思春期の、ただでさえストレスの多い時期に、普段やってこなかった筋肉注射(これはとても痛い)を受けて、交感神経系の過剰な反応が起きてしまったのではと考えるのが一番自然のように思う。通常海外ではワクチンは筋肉注射するものだ。しかし局所の副反応を軽減する目的で日本では皮下注しか行われていない。そこも含めて考えるべきで、いろんな考え方が出来ると思うのだ。
 そもそもこのワクチンは必要なのだろうか。子宮頚癌は若い女性から年配者まで広く罹患する可能性のある悪性疾患だ。原因はHPVというウイルス感染が考えられている。このHPVに対するワクチンがこのワクチンなのだが、このワクチンの予防機序が私にはよく判らない。通常ウイルスが体内に入ってくれば、ウイルスの増殖は細胞内で行われ、感染細胞のSOSを感じた免疫細胞によりその細胞がウイルスごと破壊されると同時にそのウイルスの抗体を生成する。次にこのウイルスが入ってきた時にはまず血中でこの抗体がウイルスを不活化させてしまうというのが簡単に考えられる免疫機序である。
 セックスに伴って侵入してきたHPVは子宮頚部の上皮に留まり悪さをするわけだが、上皮より奥に侵入しないためなかなか免疫細胞が反応できず、抗体も作れない。だからワクチンで抗体を作ってあげれば、侵入してきたHPVを補足できるというのだが、そもそもその抗体は膣内でどれほどの効力を発揮できるのだろうか?それがハッキリしておらず、ワクチンの会社(GSK)もそこを説明できないのだ。ということは本当に効果あるの?必要なの?という質問を浴びせている間に、議員主導でこのワクチンが定期接種化されてしまったのだ。まあ世界が必要だ、効果があると認めている(ワクチン接種で子宮頚癌罹患者が減っている報告あり)のだから、矛を収めようということで、このワクチン接種も行ってきたのだが、改めてここがどうなのか知りたいところだ。
 それにしても線維筋痛症学会が率先してこのワクチン糾弾へ向かうというのはどうなのだろうか。接種者の全例調査をするというのは確かに良いと思う。しかし学会員に学術集会の抄録集さえ無料配布できない学会のどこにお金や力があるというのだろうと思うがいかに。そんなことより線維筋痛症が脳内の炎症だ、いや交感神経のいたずらだ、いやいや関節滑膜に存在する物質の変性だ云々という証明がどれほどできるようになったのか、そこを議論する場でなかったか・・・余談だが、たった独りではあるが、線維筋痛症の思春期の女の子にこのワクチンを接種したが、特に副反応は認めなかった。今は元気に青春を謳歌し、通学している。 

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八千代カンファレンス

 昨夜は女子医大でカンファレンス。夜尿症についての地域連携協議会もあったのだが、それは部長にお願いして八千代へ。しかし行ってみて随分人が少ないのには驚いた。

 それでも内容は面白い。新生児、乳児の発熱疾患についてのレクチャーあり、上腹部への鈍的外傷により何を疑うかという症例呈示ありで、勉強させてもらった。特に膵臓への鈍的外傷をどう治療するのかは日頃遭遇しないだけに興味深く聞かせて頂いた。
 ただ質問者がいつも一緒で、活気という点でいささか減退しているように思う。もっと言い合えるカンファレンスだったはず。そのためには若い先生が発表するのも悪くないが、どしどし質問を受けるバックアップの先生が前面に出ても良いと思う。是非もっと活気のある会にして欲しいし、してゆきたいものだ。

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2014年9月13日 (土)

善光寺

善光寺
長野は快晴
これから学会です

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2014年9月 2日 (火)

正しくビビろう その2

 エボラ出血熱は死亡率がやたら高く、恐ろしい感染症であることは言うまでもない。ただ感染経路がハッキリしており、少なくとも日本に入ってきたとしても流行が止められないという感染症ではない。一般の人はそれでよいと思うが、医療者はいつどこで対面するかもしれないという危機感は持っておくべきだろう。その時感染防御をどうできるのか、対策工程を考えておかないというのは間違っている。感染症専門家の岩田先生も情報を発信されているが、何をどれだけ使うかのシミュレーションはしておくべきだろう。

 デング熱をいたずらに怖がる必要はない。毎年というだけでなく、今この時でも流行地域へ行き来している人は何万人といる。おそらくこれまでも判明していないだけで、数多くのデング熱患者は発生していたはずだ。しかし何もせずとも数日で回復する。調べようにも迅速キットは日本で承認されたものはなく、中国製のキットが手に入るかもという程度。実際には県の衛生研究所に検体を持ち込んで調べてもらうしか手はない。デング出血熱という血漿漏出症状が出た場合だけとてもやっかいな状態となるが、通常ならば適切な輸液や血漿輸注で乗り切れるはずだ。もちろん例外はあるので、手放しで問題ないと言える訳ではないが。
 インフルエンザも怖がる必要はない。昔も今も安静を保ち、滋養を付けることで完治するのが通常である。感染早期に抗インフルエンザ剤を使わないと治らないという感染症ではない。しかも抗インフルエンザ剤を使うと脳炎・脳症を防ぐことが出来るように思われているが、そんなデータはない。合併症としての肺炎や脳症の発症率は残念ながら使わない人と有意差はない。唯一解熱する時間が数時間早いだけである。
 鳥インフルエンザのように致死率の高いインフルエンザが流行を迎えたときにどうするべきか。おそらく一刻も早くワクチンを製造して接種することが一番だろう。現行の抗インフルエンザ剤は確かに体内での増殖を遅らせる働きはあるかもしれないが、それが感染個体にとってメリットが大きいのかデメリットとなるのかはハッキリしない。
 と考えて行くと、情報を淡々と的確に収集することが大事で、ホラーのように騒ぎ立てる意味はないことが判る。医療が出来ることもあれば、出来ない事も多くある。ヒステリックに叫ぶ発言者をテレビで見掛けるが、それがどれだけ罪なことか考えて欲しいものだ。
 最後にこの秋から水痘の予防接種が定期接種となる。水痘は免疫が弱まっている人に感染すれば命の問題となる感染症だ。出来るだけ多くの人が水痘に対する免疫を持ち、流行を防ぐことが、この人達の命を救うことになる。是非しっかりと接種していただきたい。

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正しくビビろう その1

 夏の小児科外来は、「のどが真っ赤ですね。夏風邪です。自分の力で治るのを待つほかありません。数日でよくなるはずですが、熱が5日以上続くとか熱のある間に湿疹が出てくるならもう一度見せて下さい。」とお話しする機会が多い。すると「ヘルパンギーナではないのですね。ああ良かった。」とおっしゃる親御さんが必ず数人いらっしゃる。ヘルパンギーナも夏に流行るウイルス感染の一つで、夏風邪と称されるものの一つにすぎない。名前がついているだけで、怖いように思われるが、薬もなく数日で治る感染症だ。

 感染症は原因となる微生物により発症の仕方が異なる。伝播の仕方もそれぞれであるし、感染した後の発症するかしないかも違えば、罹患者の反応も違う。それ故原因の微生物を知ることは重要ではあるが、たとえ微生物が居たとしても感染が成立しているわけでなく、ただそこに居るだけの場合も存在する。また症状を呈さない不顕性感染という状況もありえる。(ということで、症状の無い人に、感染していないか迅速検査をして欲しいと言われても無意味であるとしか言えない)
 発症した人でも、他者へ移すかどうか、ハッキリと判る状態の感染症は残念ながら少ない。だから特別な場合を除いて、治癒証明などを医療機関に求めても判定不能というのが本当のところだ。(基準もなく、唾液や鼻水、便中にどれほどの微生物が潜んでいるか調べる手立ても資料もないのに何を根拠にするというのだろう・・・それが出来るのが医者だと豪語する人はいるが、はて・・・)逆に解熱して3日経過したら感染源となることはないと言われているような基準のハッキリしている感染症なら、医者が診なくとも誰でも判定できるものだ。教育が行き届き、節操のある日本においては、大流行するインフルエンザなど証明書をもらいに病院へ受診するなど意味のあることとは思えない。
 発症したからと言って、すべてが重症化するわけでもないし、すべてが軽症で済むわけでもない。発熱し、のどが赤く、咳や鼻も少しずつあった高校生が、数日後に突然痙攣し、あっという間に脳炎を発症して亡くなったこともあった。原因は普通なら風邪として数日で治まるライノウイルスが髄液から検出された。何か出来ることがあっただろうかと10年以上考え続けているが、未だに何も見つからない。もし症状が出始めた初期から見ていたとしても、何もしてあげられなかっただろう。
 少なくとも発熱だけですぐに医療を受ける意味はない。生後4ヶ月以上経過した人なら、数日様子を見て、それからで全く遅くないし、早めに何かをしたから治まるということもない。何かをしたいなら、水分摂取と安静を保つことだ。数日経過を待ってはいけないのは、生後3ヶ月以内の児と、顔色の悪い児、呼吸がやたらと速い児だ。感染症において医療が出来るのは、人が微生物と戦って負けそうなときに人へ荷担し、勝ち戦へ導くことだ。極病初期にそこにいる微生物を片っ端からやっつける方策は、人への負担が大きく、また微生物を変化させてしまうだけに他ならない。もちろん戦える準備をするという意味でワクチンはとても有効であり、それ以上に良く寝てよく食べて、鋭気を養っておくのが一番であることは言うまでもない。

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2014年9月 1日 (月)

学校へ

 夏休みが終わった。数日違いで新学期がスタートした学校もあるようだが、今日はどの学校も生徒を受け入れている。外来で尋ねる限り、ほとんどの子供達が宿題をちゃんと終わらせて、新学期を迎えたようだ。ただ数年前より明らかに宿題の量が増えている。ゆとり世代とは違うなと感じる量だ。

 真っ黒に日焼けして学校へ勇んでゆく子を見るのは微笑ましくっていい。しかし反対に病院には真っ白や真っ青な子供がやってくる。学校へ行けない子供達の半数以上はそんな顔色の子供達だ。風邪や胃腸炎なら数日で治る。しかし心や身体のバランスを崩した子供達は難しい。なんとかしてあげたいが、急に元気になって学校へ行けるような薬も魔法もない。気持ちを聞いてあげることくらいしかできないが、それが手助けになることもあると信じている。
 残念ながら私は児童精神の専門家ではない。しかし心や身体のバランスを崩した子供達は随分増えてきていて、行き場がないのが実状で、そのため相談に乗ることもしばしばある。多くは自分の力で生きる道を探し当てて行くのだが、彷徨っている子供もいる。
 頑張れ、みんな。確かに人生は厳しいよ。でも楽しいことも絶対にあるんだよ。だから前を向こうな。休んだっていい。どんなにゆっくりでも構わない。でも前を向こう。
 

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