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2013年8月13日 (火)

HFMD

 テレビのニュースを見れば、熱中症の予防の話と手足口病の流行の話ばかり。確かに熱中症はやっかいなもので、命を落とすお年寄りは後を絶たず、救急車で病院へ搬送される人も老若男女問わずわんさかいる。昔に比べて確かに暑くなっているので、仕方ないところもあるが、これだけアナウンスしてもダメらしい。注意喚起は四六時中流されている一方で、炎天下で流れる汗を賞賛するように連日高校野球が放映されているのだから、何をしているのか判らんというところが本当かもしれない。

 タイトルのHFMDとは手足口病のことだが、流行は毎年のことで、今に始まったことではない。大人だってかかるし、重症化する人もいる。発疹は口の中と四肢に出るのが典型的だが、掌と足の裏に限る訳ではない。今年のウイルスの型によるのか、いつもの年より広範囲に発疹が出ているように感じる。結局はウイルス感染なので、治す薬があるわけでなし、自然に治るのを待つだけだ。しかもほとんどが軽症である。

 間違って欲しくないのは、どんなウイルスだろうが、罹患した人の反応によっては重症化もありえる。それを過大に怖がることも、無視することも適当ではない。熱があって、気分が悪くて、頭も痛い。しかし呼吸は安定していて顔色も赤みがかっているならば、様子をみて大丈夫。呼吸が荒く(いつもの倍の呼吸回数以上)、顔色が蒼いならば医療を受けるべき時だ。それは手足口病でもアデノウイルスでもインフルエンザウイルスでも同じ事。

 先日熱があって、喉が痛いと連れてこられた男の子がいた。手足に発疹なく、喉を見るとヘルパンギーナという夏風邪様の所見があった。それを伝えると、連れてきたお父さんはホッとしたように呟いた「手足口病でなくてよかった」。は?どっちも夏風邪ウイルスで、対応は全く同じだが・・・どうしてか尋ねると、保育園で手足口病なら治癒証明が後でいるとのこと。それでなければいらないとも。なんじゃそりゃ?同じようにウイルス感染で、重症度も感染のリスクもほぼ同じ、おまけにいつからいつまで人に移すか判らない感染に治癒証明とはなんぞや??熱が下がって食事摂取が出来れば外へ出て良いと教科書には書いてある。それが他者への感染を全く考えなくて済むものはは検討されていない。どこにも根拠となるものはないのに、治癒証明など書けるはずもない。教科書を引用するなら、病院に来なくても誰でもわかるものぞなもし。

 

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コメント

先生こんにちは。
うちの娘も今朝39.6度の熱でした。
昨夜寝る間際に のどが痛い と言っていたので案の定。。。
午前中に一度吐いて その後少し楽になったと
言って 午後に入って 色々と食べ始め
夜ご飯はお素麺でした。
一日寝転がっていますが テレビを見たり
私と話をしたりとおきている時間も
長くなりました。
12時間たったいまも39.1度ですが
顔は赤く 手は熱くでも足が冷たいのが?
ですが 明日もお休みでしょうね~。
去年は ストレップスロートで4日間
高熱が続きましたが 明日も熱が下がらなければインド人のおじいちゃん先生に
かかってきます!

投稿: バリスタusa | 2013年9月18日 (水) 11時19分

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