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2013年6月26日 (水)

悔しいが

 母が熱を出した。咳や鼻汁はなく、喉も痛くないが、腰が痛くて立てないという。腰部脊柱管狭窄症も指摘されていたので、風邪に伴う発熱で、腰が痛いのだろうかと予想していた。しかし数日経っても一向によくならないと電話してきた。遠方にいるため、診察してあげられない。痛み止めは持っていたので、それを飲むように言い、尿の検査を含め翌日にでも内科へ受診するように言付けた。

 内科では尿所見は問題なく、エコーでもこれといった所見なく、、採血で白血球の増加とCRPという炎症性タンパクが高値だとのこと。炎症のフォーカスは不明だが、抗生物質と鎮痛剤を飲むようにとのことだった。鎮痛剤のおかげで高熱は出ないが、微熱が続き、痛みも鈍い痛みが残って、起床時に立ち上がるのが辛いとのこと。1週間後も変わらないため、もう一度受診するよう薦めた。採血でアルブミンと赤沈を追加してもらうよう頼んだ。

 データは全く変わっていなかった。WBC 10000, CRP 5, アルブミンはわずかに低値、赤沈は100m/hと高値を示していた。先の医者は「息子さんはおいくつのお医者さんなのですか?最近は炎症の判断はCRPでします。古い先生くらいしか赤沈は測りませんけど・・・」と言ってきたそうな。笑わせてくれるな~あんたの頭の中には鑑別診断が全然浮かばないのかしらん。

 同時に整形外科も受診してもらったが、熱の出る原因は見当たらないとのこと。ということは脊椎も腰部の関節炎も腸腰筋膿瘍などもないっちゅうことか。。。結局3週間変わらないとのことで、それでも一向に検索を薦めるでもない状況に見かねて、母をこちらへ連れてきた。

 状況から膠原病を最も疑ったが、それは悪性腫瘍を否定した向こう側の話。診察と共に悪性腫瘍の検索を進めた。腫瘍マーカーも画像診断でもこれといった所見は全くない。筋の把握痛も熱感もなく、関節部の圧痛も腫脹もない。NSAIDs(鎮痛剤)で痛みや発熱は随分抑えられ、歩くのもスタスタと軽やかだが、寝て立とうとすると力が入りにくいとのこと。血管炎ならばそろそろ本体が顔を出すはずだが、それらしい所見はない。とするとstillなどを考えるべきか、いやいやフェリチンはわずかに高値なだけ・・・サルコイドーシスはどうか・・・それとも腰の関連は、実は整形外科的なもので、4週間の発熱と炎症反応高値は別とするならば、感染症もキッチリ否定すべき・・・

 血液培養施行後CTRX(抗生剤)の点滴を5日間、そして結核の鑑別のためT-spotを行ったが全く反応無し。こうなりゃ膠原病のなにかだろう、もう少し関節症状が出たり、発疹が出たりするのを待つしかないかなと思ったところで、仕事のために一端家に帰るという。急に悪くなることも、悪性のものもなさそうなので送り出すことにしたが、我が家を立つ朝、手指の関節の腫脹と痛みが出た。

 実家の近くで膠原病を専門にしている病院を探した。紹介状を持たせ、今日受診してきた。結果はリウマチ性多発筋痛症。見慣れた膠原病の医者なら即答なのだろう。残念ながらこの病気の子供はいない。診断に届かなかった悔しさと共に安堵した1日だった。

 

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コメント

先生こんばんは。
あと4日の滞在で酷暑のMY HOMEに
戻ります。
今回の滞在は 空気がねっとりしていましたが
涼しくて 割と快適な日々でした。
今日 最後のREUNIONで 久しぶりに
友達に会い 楽しんできました。

さて。。。
お母様 大変でしたね。
でも 家族にお医者様がいるというのは
心強いでしょうね。

去年 先生に色々とご相談をさせていただいた弟は 現在投薬と二週間に一度麻酔?を かけに通院しているそうです。
その際 一日で4科周るとか。。。
大変だけど日本では一つの建物で全て受診できるので その店だけは羨ましいですね。

お母様の症状が良くなりますように
お祈りしております。
では また :)

投稿: バリスタUSA | 2013年6月29日 (土) 23時13分

バリスタUSAさん

 このたびの滞在でラーメンは召し上がりましたか?徳島で人気のラーメン店は、自分の好みではありませんでした。後で知りましたが、ご飯と一緒に食べるラーメンなんですね。どおりで味が濃いと思いました。

 弟さん、麻酔というのはどこかの神経のブロック注射でもなさっているのでしょうね。

投稿: クーデルムーデル | 2013年7月 2日 (火) 13時25分

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