« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2012年5月29日 (火)

背筋を伸ばして

 初期研修医2年目の彼がやってきたのは4月。2ヶ月の小児科研修を終え、提携する病院で精神科等の研修を行うため明日旅立つ。

 この2ヶ月、様々なことを勉強したのではないだろうか。小児科は冬の繁盛記を過ぎ、落ち着いた日々を送る季節であったが、まずまず小児科らしい症例に巡り会えた2ヶ月だったと思う。毎日のラウンドでディスカッションを行い、毎日の外来陪席で患児たちと遊び、宿題を与えられ、抄読会をこなしていた。内科医として知っておくべき事も問うた。彼のメモ帳の番号がどんどんと増えてゆく。小児科の2ヶ月は他科と比べてとんでもなくメモ帳が増えましたと言い残してくれたこと、とてもうれしく思った。

 小児科で子供達からもらった胃腸炎に苦しんだのも経験。基礎はみっちり叩き込んだから、胸を張って、背筋を伸ばして研修を続けて欲しい。元気でな。

| | コメント (0)

2012年5月27日 (日)

防災訓練

職場の防災委員になって一年。パラメディカルの人達が頑張っているのに、忙しさを理由に医者が防災に関して何の役割も果たしていない職場に愕然とするばかり。

今日も来週行われる新人に対する防災訓練を指導する係長クラスへの防災訓練があり、これに参加してみた。人を指導する上で重要なのは規律であるため、集合・整列から始まり、声掛け、誘導、不明者捜索、消火、搬送など多岐に渡り訓練した。自分は自衛隊にいた頃にこれ以上の訓練を日常として行っていたので、いろいろと教える立場になってしまったが、他の医者はどうだろう?若い者に尋ねたところ、防災訓練はおろか、トリアージも習ったことがないとのこと…

災害は必ず身近に起こる。その時慌てるにせよ動くことのできる集団にするためには日常の訓練をする他はない。医者の自尊心を擽りながら、訓練へ引きずり込む良い知恵を働かせなくては。

| | コメント (2)

2012年5月21日 (月)

雲の中

 朝日が寝床に差し込んで来たので、こりゃいける!と飛び起きた。パンをほおばっている間に外は段々暗くなってゆく・・・

 子供達と作成した日食めがねを片手に小学校の校庭へ行くも厚い雲は動こうとしていない。う~~ん・・・

 皆既食まで後5分となったところで風が吹き始めた。なんとなく雲が割れる。頑張れ~~もう少し。

 皆既食が始まって数分、少しだけ薄くなった雲の向こうに・・・あれは、もしや・・・・

 リングが浮かび上がった!

 Dscn4703

 人生初体験の金環日食だ。慌ててカメラを取り出すとまた雲に隠れ、そして再び浮かび上がった。そいつがこれ。日食めがね無し、裸眼でハッキリクッキリ見えた。こんなのでも無茶苦茶うれしい!

| | コメント (2)

2012年5月16日 (水)

3歳児健診

 市の3歳健診を担当した。基本的に健診は元気な子供達を診るので楽しい。私はいつも遊び感覚なので、型どおり健診する先生たちからするとなんじゃそりゃかもしれないが。

 それでも診るべき所を見逃してはそりゃ本末転倒。3歳となれば、これまで健診を何度も受けてきており、そこで指摘されないことがあるとするならば、おそらく発達という点が大きなポイントだと認識しているから遊びを取り入れているのだ。ジャンプやバランスをとらせながら、いつも遊んでいる友達や保育園の先生達の様子を聞き出す。いろんな反応をするから子供は面白い。

 今日は生後4ヶ月以降全く健診を受けておらず、母子手帳も真っ白でなんの記載もないという子供がいた。びっくりしたが、予防接種はまずまず行えていた。いきなり怒ってもお母さんには届かないだろう、これまで診るべきだった器質的問題を含めて全身くまなく診察しながら、お母さんがちゃんと覚えている間はよいけれど、この子が大人になった時、一人で暮らし始めてからこの手帳が生きてくるよと話始めた。成長発達の記録、予防接種や罹患した病気の記録、それらはこの子が生きてきた証であり、愛情を注がれて育った証なのだ。是非覚えているだけでもいいから書いてあげて欲しいとお話した。

 でもね、毎回思うことだが、この健診って医者が本当に必要だろうか?これくらいのこと保健師さん達が出来なくてどうするのだろう。異常かなと思ったら受診させるだけで全く問題なく出来ると思うのだが。医者に払う人件費を考えても無駄が多いのではなかろうか。国の方針と言われれば仕方ないのだが、保健師も資格を得ているわけだから、なんでも医者にさせるってのも芸がないと思うぞ。

| | コメント (2)

2012年5月15日 (火)

フットサル

 今日は月に一度のフットサルの日。このところ長男を連れて参加しているが、回を追うごとに息子との走るスピードも距離も離されていくことを感じる。気が付けば参加している病院職員も対戦相手の製薬会社の人達も自分より年上はいなくなってしまった。40代ってのもいやしない・・・でもね、面白いんだこれが。

 今日も頑張ってゴールを何本か決めた。生きてるって気持ちが湧いてくるんだよな〜

| | コメント (6)

2012年5月13日 (日)

気持ちいい

気持ちいい
子供のラグビー観戦中

| | コメント (0)

2012年5月 9日 (水)

MPGN

 久しぶりに記事を作成していたら、このブログを検索しあてたフレーズに膜性増殖性糸球体腎炎とあった。以前に書いたことがあったっけ?というくらい遠い昔だと思うが、実際にこの疾患でうちに通院中の患者さんは数人いらっしゃる。

 組織診断はとても重要で、そいつによってはたちの悪いものがどうか判断できるものが存在する。もちろん治療反応性がなにより重要で、ステロイドの大量療法(パルス療法)を最初にガツンといって、その後ステロイド等で経過観察していく間に蛋白尿が消え、補体が正常化すれば一応ホッとできる。またこの疾患に似たものも存在するので、採血やその他の臨床像もしっかりと確認する必要がある。このあたりは腎専門家に任せて欲しいところだ。

| | コメント (0)

ガイドラインあれこれ

 久しぶりにCKDガイドライン改訂作業の連絡がやってきた。3月初めに提出期限を迎え、本部に提出した後音沙汰がなかったのだ。

 それによると、書式についての指示があった。そんなの最初から指示しておいてくれよ・・・おまけになんだって?CKDガイドとの整合性を保てだって?CKDガイドは腎専門家ではない医者用のガイドラインで、CKDガイドラインは日本腎臓学会が専門家用に制作するものだとか・・・なんで分けて制作するん?

 てなわけで、少々やる気をなくしてはいるのだが、ゆるんだ気持ちを締め直して改訂作業にかからないと、とんでもないものが出来上がってしまう。それは折角の努力が無駄になること。仕方ない、頑張るじぇい。

| | コメント (0)

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »