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2011年10月31日 (月)

つまらん

 一日置かないと冷静になれなかった。言わずもがな、ナビスコカップ決勝アントラーズ戦である。

 序盤から良いように組み立てられ、時折見せる個人の突破でしか敵ゴールをおびやかすことは出来なかった。直樹と柏木の距離感がうまくいかず、どうもバタバタした印象。梅崎はこのところの好調さそのもので、今日のキーマンは彼か。対するアントラーズも大したことなく、怖さを全く感じなかった。特に小笠原の出来が無茶苦茶で、見ていて痛々しいくらいだった。

 それにしてもレフェリーの判断には最初から疑問しか浮かばなかった。手で引っ張ったらどの場面でもイエローってそりゃないでしょう。笛だけならわからないでもないが・・・そう思っていたら、直樹がひっかかった。2枚目でレッドだ・・・彼がいなけりゃ並のチーム。気力で頑張るしかない。本当に選手は頑張って、アントラーズを封じてくれた。迫力のない攻撃とは言え、あれだけサンドバッグになりながらよく耐えた、あっぱれ!と思っていたら、敵も2枚目のイエローで退場者が出た。おいおい、どこがイエローなんだそれ・・・

 きっと両チームのサポーターでなければ見向きもしないだろうなという試合が続く。頼みの原口も足がつっている。興椋が仕掛けた、危ない!

 堀さん、今回はだめだったけど、信じてるぜ。We are Red's.

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2011年10月29日 (土)

若くて優秀

 今週の爆問学問は若くて優秀な人材は日本にもたくさんいるに違いない。そう思わせてくれる番組だった。国費留学で北京大学を卒業した人で、今中国で最も有名な日本人の一人だとのこと。彼のブログには何万という人がアクセスし、中国共産党の重要人物も読者の一人になっているらしい。中国語を流暢に操り、中国人と殴り合いの喧嘩を含めてコミュニケーションしている面白い人物だ。

 何よりこの閉塞感漂う日本だけを自分のフィールドにしては駄目だと言う彼の言葉、これを一緒に見ていた長男がどう受け止めたのかが重要と思っているのだが、果たして。。。

 見逃した人、彼のことを知りたい人は是非ここへ

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2011年10月27日 (木)

講義は疲れる

 恒例の県立大での講義を終えた。今年もわずかな時間だが、学生たちに対して疾患の講義だけでなく様々な思いを語った。ワクチン接種の考え方、疾患をとらえるための発生学のおもしろさ、勉強するということの意味など、どれほどが伝わったのかはわからない。ただ疲れ切って終わるやいなや座り込んでしまった。おまけにhuskyになったし・・・

 恩師が手塩にかけた学生だからという気持ちでこれまで講義してきた。その恩師も定年退職し、今年までは恩師の教え子だが、来年からは全く知らない学生たちとなる。そうなったとき、今の気持ちのままで教壇に立っていられるだろうか。わずかな時間だけの非常勤講師だからこそ、気持ちで随分違ってしまいそうだ。そんなことなら自ら育てる場に身を置く方がよほど気持ちも乗ることだろう。

 自分はこのままで良いのかという気持ちが沸々と湧いている今、本気で若い人たちとぶつかってみるのも良いなと思っている。そんな年齢になったということなのだろうと。

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2011年10月24日 (月)

フランスは判らん

 ラグビーワールドカップは開催国ニュージーランドの優勝で終わった。世界最高の司令塔と言われたダン・カーターを怪我で欠いても、キャプテンマコーも怪我で本調子でなくても、スタンドオフが4番手になっても最後まで粘り強くしたたかだったニュージーランドは優勝国にふさわしい。そのチームに予選でいいところ無く破れ、トンガにも惜敗し、14人のウェールズにもヘロヘロにさせられたフランスが、決勝戦は堂々と、しかもニュージーランドを圧倒する素晴らしいラグビーを展開してくれた。

 正直15人のウェールズならフランスに勝っていただろうと思っていたので、ニュージーランドには完膚無きまでに叩き潰されることを期待していた。ごめんなさい。

 楽しかったラグビーの祭典が終わってしまったことに、自分でも驚くほど落胆している。次回大会、出来ればイングランドで生ウェールズを観てみたい。そしてウェールズに足を運んで彼らの国を感じてみたい。

 いやはや素晴らしい時間をありがとう。ラグビー、ホント熱くなるぜぃ。

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2011年10月22日 (土)

結婚式

結婚式
小児科の看護を担当してくれていた優秀な女性が生涯の伴侶を得たその場に参列した。昨夜からどしゃ降りで、天気予報も最悪であったが、式の一時間前には晴れ渡っていた。彼女の行いが天に通じたのだろう。

彼女の母親によるフラダンスも、ポリネシアの年配の女性が踊るようにしっとりと、そして天と地に感謝する気持ちを存分に表していて、とても清々しいものだった。

おめでとう。君に幸あれ。

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2011年10月21日 (金)

失敗の積み重ね

 患者さんを目の前にして、全く鑑別疾患に掲げることの出来なかった疾患がある。幸い他院へ搬送し、診断を得て、さらに外科的処置の出来る病院で完治となったと聞きホッとした。その症例につき八千代カンファレンスで発表した。失敗を繰り返さないためにも、これをまとめて自分の胸に刻みたい、そして出会ったことのない方々にも知っておいてもらいたい。恥ずかしいけれど、必要なことだろうと思いながら出掛けた。

 疾患の名は、『特発性僧帽弁腱索断裂による僧帽弁逸脱症』。循環器の専門家が集まる八千代でどれだけ非難を受けるかと思いきや、数人を除いてそんな疾患があるのかという声が多数を占めており、おまけに搬送先の先生もいらっしゃってフォローをしていただけたのはうれしい誤算だった。

 ただやはりどの場面でそれと判らねばならなかったのか、循環器の専門の先生の意見を聞けたのは良かった。提示して良かった、これで見逃さない下地を作ることが出来たのだから。

 実は北海道にいる仲間はこれをたくさん見つけてちゃんと治療を行っていたことを後になって知った。くそ~~負けられん。

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専門バカにはならぬよう

 柏まで電車で1時間と判明した。このところ疲れているので車は危ないなと思っていたので、ちょうどよい。いつもの東葛腎カンファレンスへ出掛けた。ホテルの二階で行われたが、数分遅れで到着できた。

 1題目 軽鎖沈着による間質性腎炎を呈した多発性骨髄腫の一例:とても難しく、おもしろい症例であった。病理所見では軽鎖沈着はなく、実はリンパ球・形質細胞が変な形でびまん性に間質へ広がっていた。病理の先生曰く、これは悪性を考えるべき所見であるとのこと。多発性骨髄腫も立派な悪性疾患だが、悪性リンパ腫などを腎組織から考えるなど考えたこともなく、ディスカッションにただ頷くだけだった。

 2題目 急性腎不全を契機に診断された発作性夜間血色素尿症の一例:PNHで腎不全になって、その組織像がどうなのかというのは見たこともない。発作性であるということで一過性に悪化と改善を来すのだが、どうみてもすぐにはよくなりそうもない組織が広がっていた。ところがやはり血尿がスッと消えてしまう。不思議な病気だ。いやはやおもしろい!

 3題目 ネフローゼ症候群を呈したアルコール性肝硬変の一例: これはいただけない。最初の導入からおかしい。アルコールは確かにかなり飲んではいるが、どこにも肝硬変の証拠が見あたらない。消化器内科でそう言われているというだけ・・・AST/ALTもγGTPもビリルビンも異常なく、Pltは若干低め、食道静脈瘤は見あたらず、肝脾腫も萎縮もないとなると一体何を持って肝硬変というのだろう。肝臓の予備能ももちろん確認しておらず、肝生検など話題にも上らないとは・・・この状況でアルコール性肝硬変に続発して起こりえる腎変化と言われても見る気など起こらない。ところがフロアも質問ちょろっとしただけで肝硬変を否定しない。小児科医が指摘したところで胡散臭く思われるだけだろうから、組織を自分で判断して早々に帰らせていただいた。

 帰り際、柏駅前のラーメン屋が気になったが、ホテルの食事も美味しく、完食してしまったのでそのまま帰った。電車はすぐに乗り込めたが、特急などの巡り合わせで各駅停車は長い待機を強いられ、1時間半もかかった。車内は空いていたので、座って論文をちょいちょい読むことができたのが救いだ。

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2011年10月15日 (土)

勝負

 熱いハートはウェールズの方が断然上だったぜ。くそ〜〜〜

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プロフェッショナル

 昨日知人と電車内でばったり出会った。航空自衛隊の偉い人で、現在は研究所のようなところにいるとのこと。大震災への派遣などで随分会っていなかったが、家も近いのでたまに酒を酌み交わす間柄。車内での立ち話だが、いろんな話をしてくれた。

 派遣後の隊員達の様子とか、最近の内外情勢とかいろいろ聞いたが、そこは極秘事項を含むこともあり、慎重に言葉を選びながら話してくれたのが印象的だった。さすがプロ、誰が聞いているかもわからないところで話さない(だったら尋ねるなって)。こちらも仕事柄根掘り葉掘り聞いてしまう性分だから困ったものだが、嫌な顔一つせず対応していただいた。(もし読んでいらしたらこの場で謝ります。ごめんなさい。)

 ここまで書いていたらラグビーの時間が来てしまった。今日は大好きなウェールズとフランスが激突するワールドカップ準決勝だ。画面からは気合いの入った顔の向こうに大粒の雨がものすごい勢いで降り注いでいるのが見える。キックに難のあるウェールズだが、この雨でフランスがいつものムラっけを出してくれると優位に進めることが出来るかもしれない。好勝負、見逃すわけにはいかない。そうこれこそプロフェッショナルの集まりによる大勝負なのだ。

 では。

 

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2011年10月13日 (木)

泣けないな~

 病棟で話題になっていた映画。3回観て3回とも泣いたという人もいて、原作を読んでみることにした。

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 医者であれば誰でも遭遇する場面がちりばめられていた。読みながらほぼ同じ状況だった患者さん達の名前が浮かんできた。あの頃の思いが蘇り、瞑想にふけりながら数時間で読み終えた。

 涙は浮かばない。慣れすぎて鈍感になっているから?違う。もっと生々しい現実が描かれていないからか?それも違う。

 もしかしたらもっと余分なものを削ぎ落として欲しかったのかもしれない。松本の美しさを描くのは良い。飛露喜や呉春が登場するのも良い。でも。もちろん一般の人たちがこれを読んで医療現場を想像してくれるのは悪くない。

 ただこの本で僕は泣けない。ただそれだけ。

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2011年10月11日 (火)

瞬く光

  夏の終わりから東の空にひときわ輝く星があった。忙しさもあったが、自分の心が落ち着かなかったせいもあり、気にすれど見ずという日々が続いていた。この連休をしっかり休むことが出来たため、ようやくこの星と相対する時間を設けることができた。

 日中は快晴なのにもかかわらず、夜になると雲が出張るここ数日、昨夜も月でさえも朧気な曇り空の中、その星は瞬いていた。徐々に高度をあげてゆく星がベランダの屋根の陰を越えて顔を出してきた夜半、望遠鏡でその姿を捕らえた。薄雲にもかかわらず、二本の太い縞が描かれた黄金色の星は、白く輝く4つの衛星を従えていた。イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストを従えたジュピターに他ならない。

 こんばんわ、久しぶり。元気だったかい?僕は・・・そうだな、ぼちぼちだな。まっ、ゆっくりやるよ。

 そんな風に会話しながら、寒くも暑くもないベランダで小一時間過ごした。ガリレオが夜空を見上げていた時から変わらず太陽の周りを回っている木星。従える衛星は彼の数えた4つを遥かに超える数が発見され、しかも逆行する衛星も見つかっている。そして輪も発見されているのだが、おそらく個人の望遠鏡で見上げる彼の姿は、ガリレオの見ていたころと変わっていないだろう。そう思うと、望遠鏡のレンズに自分の行いが本当に小さく映る。

 

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2011年10月 5日 (水)

懐かしき声

 ふいに携帯が鳴った。表示された名前は高校時代の友人Iのそれ。頭の中に飛び込んでくる友の声が心地よい。

I君「多分ずっと会ってないやつに替わるけ~」

 誰だろう。あいつと仲の良かったやつは・・・友人達の顔がグルグル浮かんでくる。

?君「久しぶり、まだオフコース歌っとるだか~?」

 その声はK君。いきなりオフコースって発するあたりが時代を物語る。

私「あったりまえじゃん。ピアノで弾き語りしょ~るで。K君はラッパぷ~ぷ~しよるだか?」

K君「もうせんわいな。それよりな、子供が産まれただが。今度なんかあったら診てな。」

私「あれ?結婚は?えっ、この間?そりゃおめで・・・」

ここでI君が替わる。

I君「湖山(地元の地域名)のな~会社社長の娘さんでな~無茶苦茶美人だわいな。」

私「I君、病院のNo.1アイドル女医さんを連れて帰った君が何を言う。」

I君「いや、だって年が全然違う。でもな~保険に入れってうるさいだって。」

私「なに~~それでも子供もできたら当然じゃない?俺らもう若くないし。」

I君「でも結婚の条件がそれだって。なんだかな~」

K君「まあ昔からそうだけど、見掛けもじじいだから仕方ない。」

私「自爆せんでええ、K爺。」

などと数十分話し込んでしまった。

 実は仕事のことでとてもブルーになっていて、珍しくどん底の状態だったところだった。彼らの声が心に染みて、持ち直したのだった。ありがとう。

 

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2011年10月 2日 (日)

心震えるラグビーワールドカップ

 9月の半ばからニュージーランドでラグビーワールドカップが開催されている。日本代表が一勝もできず敗退したので、スポーツ用品店からラグビーワールドカップの旗が撤去されているようだが、強豪国の熱い戦いは白熱の度合いを増している。

 開催国のニュージーランドの強さは別格のように見える。予選リーグのAグループはあまりに強さに差がありすぎ、彼らの強さがいかばかりなのか計りづらい。彼らより心を打つ戦いを見せて混戦を勝ち上がってきているチームがある。アイルランドとウェールズだ。どちらも本当に『One for All、All for One』を80分貫き通し甲乙付けがたい。彼らの試合を見ていると、知らず知らずの内に拳を握りしめ、テレビ画面に対し前のめりになっている。面白い。

 しかしこんなに心震える試合の中継が地上波では全くない。BSでも見掛けない。幸いケーブルテレビで全試合観られる環境にあるので、録画してでも観ているが、もったいない話だ。次々回大会は日本で開催されるのだが、こういった試合の放送無くしてラグビー少年は育たず、ホスト国としてのホスピタリティーを発揮すべき人材育成もできないだろう。ふう・・・

 来週から週末は強豪国による準々決勝が始まる。毎週末にスペシャルマッチが目白押しなので、観られる環境にある人は是非ご覧アレ。

 

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