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2011年5月31日 (火)

HPVワクチン

 ガーダシルというHPVワクチンが承認された。早ければ今年度中に接種可能となる。日本ではHPVワクチンとしてサーバリックスの名前が周知されている。しかも女の子用として接種が奨励されている。さてどう違うのか。

 一番違うのはHPVの型である。サーバリックスは2つの型をガーダシルは4つの型を対象に抵抗力を獲得させるために作られている。後者には前者の2つの型に加えて男性にとっても悩ましい尖圭コンジローマを起こす型が入っている。後者を男性に勧めるのはこのためだ。えっ、それじゃあ後者だけでいいじゃないかって?う~~んそれが難しいところ。金額や製薬会社が違うっていう大人の理由もあるけれど、製法が違うので効果が少し違うという話しがある。特に抵抗力の持続期間が前者の方がよいという報告があるのだ。

 もちろん前者も男性が打って問題ないし、むしろパートナーに対しての思いやりという点では打つべきだろう。HPV感染を防ぎ、パートナーを守るのだから当然とも言える。

 

 いずれにせよガーダシルが承認されたことにより男女の区別無くワクチンの恩恵を受けられる状況が整ったわけで、自治体は女子だけへの助成ではなく男子への接種も検討するよう迫られることになった。さてここからはお金の問題だ。

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2011年5月29日 (日)

子供扱い

 早朝に行われたヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝。今年はバルセロナとマンチェスターユナイテッドという現欧州クラブチームの双璧同志の戦いとなった。両チームの実力は折り紙付きで、バルセロナはもちろんマンチェスターも相当やるだろうと思っていた。最初の数十分はそうだった。しかし・・・

 バルセロナはマンチェスターにボールを触らせることすらさせなかった。まるで兵隊と赤ん坊のような、それくらいどうしようもない差がそこにはあった。最初は歓声を挙げてバルセロナのボールさばきを観ていたが、あまりの違いに声が出なくなってしまった。

 もちろんどんな時でもバルセロナが勝つというわけではない。実際スペインリーグなどでバルセロナ相手に勝ち名乗りを上げるチームは存在する。しかし途方もない次元に彼らがいることも事実だ。

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2011年5月27日 (金)

脱帽

 隊員達の仕事ぶりには心底頭が下がる。

 わずか数日医療支援に行き、それだけで放心状態になってしまった私など、彼らの爪ほども苦労していない。

 私達医療者は震災支援の中でも生きている人達を相手にしてきた。しかし彼らは泥と瓦礫とご遺体と格闘してきたのだ。しかもご遺体は、残念ながら必ずしも綺麗な形ではないだろう。

 突然死を迎える隊員の事が報道されるたび胸が痛む。どうか彼らにも安らぎの時間をと思う。この写真を見ながらそう切に願うのだ。

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2011年5月26日 (木)

成長だな・・・

 学校検尿の季節だ。腎臓を専門にしている私達の外来にはたくさんの検尿異常の子供達がやってくる。今年初めてひっかかった子供は来月あたりからになるが、今は毎年のフォローアップで来る子供達だ。

 背の高い少年がやってきた。礼儀正しいのだが、妙にぎこちない動きに目を奪われた。そうだあのUSB少年だ。毎年のように記事にしている彼のことを覚えている読者も多いだろう。いや~また大きくなったね。

私「どう最近?元気にしてる?」

彼「はあ、楽しくしてます。」

母「先生、なんだかデブデブしちゃって、そっちが心配です。」

私「そうかな・・・身長からしたら全く問題ない範囲ですよ。」

母「でもこのお腹見てくださいよ。タプンタプン・・・」

彼「う~~ん、もう触らないで!」

私「ちょいとオネェ入ってきたか・・・というより締まっていないってことですね。運動はしてる?」

彼「ちょいと苦手で」

母「全然しないじゃない。先生した方がいいですよねぇ。」

私「痩せようなんて考える必要ないけれど、若い頃に身体も頭も鍛えた方がいいのはあたりまえだからね。頑張ってみようよ。じゃあいつものエコーしておこうか。」

彼「あっっっ・・・その機械はあれですね。エロい・・・」

母「黙ってなさい」

私「じゃあゼリー塗るよ」

彼「あぁぁぁぁぁ~~~ん、エロい・・・」

私「やっぱりこの方向に成長しちゃったか・・・前と変わりないね。ちょっと気になるところがあるからお腹を上にして寝てもらおうか。」

彼「またどこを攻めるの~~」

私「なんとかプレイってことか!? ハイ大きく吸って止める。」

彼「あぁ~~~~ん、ダ~~メ~~」

母「・・・・・・・」

 検査結果の説明をしっかりと聞いてニコニコしながら何度もお辞儀をして扉の向こうへ消えてゆく母子。来年はどうなっているだろう。

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2011年5月19日 (木)

鮮やかなその輝き

 晴れない。心、頭、晴れることなく鬱々とした時間が過ぎる。

 いつものように自転車に乗る。病院までの決まった道を走る。

 目の前をよく肥えたキジが通り過ぎる。

 青く伸びてきた葦の若葉に消える。

 ヨシキリの声に振り返ったその時、眼が釘付けになる。

 コバルトブルーの小さな輝き。

 身体の大きさに不釣り合いな長い嘴を持ったその輝きは

 どんどんと大きくなり、

 私の心に滴となって落ちる。

 待って もう少しだけ。

 そう願った瞬間蒼き光線を残してそれは去った。

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2011年5月17日 (火)

提言&報告

水道橋にある学会会議室で報告会があり出席。今後の支援について忌憚なく話をとのこと。今の思いを語ってきた。終了後、一緒に行った仲間と小一時間飲み、ようやく私の医療支援が終わった。今だから言えるが、医者は安心を与えられるかもしれないが本当の笑顔をもたらすことは出来ない。いつの日か腹の底から笑える日まで支援が必要だと。

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放心

 この感覚はなんだろう。なんともやるせない、身の置き所に困るような・・・

 たった1週間のことなのに、かの地の人達は今までもこれからも続くのに。

 自分が変わったわけではない。でも生きること、それが何なのか、迷ってしまったように思う。

 

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2011年5月12日 (木)

自作

自作
日赤チームはおそろいのツナギ姿にメッシュのビブス。こちらは自作のビブス。背中に名前ホールダーも着けた優れ物。ワークマンで980円なり!

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高田もへこたれない

高田一中救護所に来ている。

ここに来てようやく子供達の笑顔に出会えた。さすがに中学生達は元気だ。

ただインフルエンザが少しずつ出始めている。隔離を徹底しなくては。

それにしても救護所をしっかり立ち上げたDMATや日赤、日本小児救急医学会の皆さんの行動の早さ、確実さには頭が下がる。我々はこの活動を長く続けてゆく責任がある。

日本小児科学会の会員の皆さん、頑張りましょうね。

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2011年5月 9日 (月)

Good morning大船渡

Good morning大船渡
朝日が眩しいぜ

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2011年5月 8日 (日)

心意気

心意気
うん、そうだよ。そうこなくっちゃ!

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大船渡

大船渡
その激しさは想像を絶する。

ほんの数メートルの高さの差が明暗を分け、低い土地は地獄と化していた。

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