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2011年4月21日 (木)

情報を得ること

 このたびの大震災。被災地域の一つである千葉に住んでいるが、千葉湾岸の石油精製工場の爆発事故は比較的早期に報道で知ることが出来た。翌日には浦安の液状化も知った。しかし旭の津波被害の詳細は随分と遅くなって判明した。

 刻一刻と変化する状況の中で、東北の太平洋側がとんでもないことになっているという情報が夜になってハッキリしてきた。同時刻、海の向こうでは既に衛星が捕らえた津波の映像が繰り返し流れていたとのこと。そして津波が町を丸ごと飲み込んだという情報を得て、呆然としている私達のもとへ、海外からは原発による放射線を心配する声が届いていた。

 被災地域だから情報が届くのが遅くなったのか、それとも危機意識の違いからくるものだろうか。どうも後者のようで、海外からの情報の方が早く正確であることが判ってきた。もちろん海外情報にも虚偽が含まれていて、そりゃないぜということもあったのだが。

 原子炉に何が起こっているか、日本の報道では模型や図を使って毎日のように説明がおこなわれているが、海外には詳細な写真と被写体への具体的な説明が出回っている。日本のものなのに、日本の情報では流れていないものが数多く存在している。

 放射線量についての詳細なデータは日本の発表と海外で相違はほとんどない。しかし日本の発表が遅く、専門家によるマスターベーションのごとき拙い説明では何も判らないため、他国は独自で情報を得て、自国民へそれを反映させていたのだ。

 そんな中アメリカはともだち作戦を実行し、第1の友好国であることを示してくれたが、そのアメリカが最近出した情報が被爆線量予想図だ。かの国によるハザードマップと言ってよいだろう。これを基に粛々と行動することが求められる。

 さて、さすがに出回っていない作物を口にすることは出来ないが、せめて茨城産の農作物を食べて英気を養うとするか。

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コメント

 日本は政府もマスコミも信頼されなくなりつつあります。尖閣沖の漁船体当たり事故の動画をYou Tubeに流した一色正春元海上保安官の言葉。

「自国のニュースでも、海外のメディアを通じて情報を得ようとしている人が増えている。それは信頼度の問題」

「われわれ国民は、数ある選択肢のなかから、誰が本当の情報を流して、誰が流さないのか、気づき始めている」

 同感です。

投稿: hidero51 | 2011年4月22日 (金) 11時32分

hidero51さん

 情報を得るのはさほど手間はかかりませんが、そいつを見極めるのがとても難しい時代になりましたね。

 情報に流されて右往左往するのか、知力と行動力と信念を持って立ち向かうのか、それともありのまま受け入れるのか。。。

投稿: クーデルムーデル | 2011年4月22日 (金) 12時35分

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