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2011年3月 2日 (水)

安いのに弱い

 医療系の情報HPケアネットからの情報だが、山形市はジェネリック医薬品を使用することで医療費を5000万円抑えることが出来たらしい。読売新聞によるとという但し書きだが、以下のように書かれている。

『山形市は昨年9月、ジェネリックに切り替えた場合、自己負担額が月額100円以上軽減する国民健康保険の加入者9097人に対して、差額を伝える通知を郵送した。そのうちの約半数を追跡調査したところ、同11月には、約28%の人がジェネリックに変更していた。

同市国民健康保険課では、患者側の自己負担は平均で月額約1270円減少し、保険者である市は、年間約5060万円の医療費が削減されると推計。市では、通知に年約400万円の予算を組んでおり、今年度分について、再度、通知を出す予定だ。

糖尿病や高血圧など、薬を飲み続ける必要がある慢性疾患の患者が切り替える例が多く、同課の黒田芳広課長補佐は、「自己負担の軽減分を数字で明示したことで効果が上がった」とし、来年度も通知を続ける。』

 この通知での問題点は、ジェネリックを使った場合、自己負担額が安くなることしか通知していないかどうかという点にある。安くなるだけなら、「私、安いのに弱いのよねぇ~」というナントか保険のCMと同じで、飛びついてしまう人達も多いことだろう。薬も保険も中身が大事なのは言うまでもないことだが・・・

 ジェネリックは本当に安い。しかし先発品と比べると加工が雑であったり、剤型を整える為にとんでもない混ぜものがしてあったり、本来の薬の血中濃度安定化が全く出来なかったりするものが多い。すべてのデータを取ることなど、既に販売されている薬なら製造会社で行わない限り出来ない煩雑なものだが、ちょいと調べると次々と明るみに出てくる。そのあたりを書かないで、安いだけを通知しているとしたら、犯罪だ。

 通知の内容をご存じの方、もし安いだけしか書かれていなかったら声を挙げて下さい。

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コメント

我が家のペーパー薬剤師は、
 
「主成分が一緒なら効き目は同じ。混ぜ物は気のせい」
 
とのたまい、ジェネリックしか買いません。まあ、
 
「効きが悪いときは2倍飲めば2倍、3倍飲めば3倍効く」
 
とか言う薬剤師をどこまで信じて良いのかわかりませんが。

投稿: ポリ | 2011年3月 4日 (金) 09時12分

ポリさん

 気のせいで済む人なら全く問題ありません。しかしかなり怪しい混ぜ物、安定性のない混ぜ物などが存在します。

 アレルギー反応はどんな薬剤でもありえますが、血中濃度の変動は疾病に対し問題が大きいと思います。

 倍飲めば効果がある・・・真理です。容量依存性は薬の基本です。しかし小児科医はチマチマした考え方をする者で、こいつが苦手です。

投稿: クーデルムーデル | 2011年3月 4日 (金) 15時20分

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