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2011年3月10日 (木)

ご冥福をお祈り致します

 ワクチン接種後1日前後で亡くなる子供達が相次いだ。尊い5人の命に対し、謹んで哀悼の意を表したい。

 これに対し厚労省は事実を把握し、対策を練るためHibと肺炎球菌の2つのワクチン接種を中止した。ご存じの方も多いはずだ。詳しくは厚労省のHPを見て欲しい。亡くなった子供達の経過をわずかではあるが掲載している。

 専門家会議でも議論されたようだが、ワクチンとの直接的関係はなさそうだ。曖昧な表現になるのは仕方がない。関係ないという証明はとても難しい。賢明な読者の方々はこのブログの2つ前の記事を見て気付かれているはずだ。(訳の分からない文章が並んでいたはず・・・)

 感染症専門の青木先生もおっしゃっているが、ワクチン接種(特に同時接種)と乳児突然死症候群(SIDS)の年齢は重なっており、ワクチンによる副反応がどれだけSIDSに関与しているかは常に議論となり、アメリカCDCを含め世界で研究が続行されている。関係ないという証明には至っていないが、接種するメリットが大という判断で接種がなされているというのが実際だ。

 さて今回のこの不幸な出来事に対し、理論的に考察してみようとしている人達がいる。以下の仮説をどう考えるであろう。

 ~Dr.新谷による~

 現状問題視されている予防接種有害事象について、「前後関係」はあるが「因果関係」のない事例であるとの確率的な証明です。疫学、統計学の詳しい先生がおられたらご批評ください。

「証明」:ヒブ、プレベナー、同時接種はいずれも安全である。

 それは大半が数分で計算による証明ができてしまいます。何日もかけて調査の必要はありません。以下証明します。

 計算上、必要なデータは、過去1~5年の0歳児の「SIDS死者数」と0歳児の「先天奇形・染色体異常(心疾患を含む)の死者数、感染死者数その他」、わが国の予防接種スケジュールにおける予防接種日数、各ワクチンの接種率だけです。

 このデータから、今年の各疾患ごとに接種後72時間以内の「前後関係」はあるが「因果関係」のない予想死亡者数は簡単に出せます。算数の確率の問題です。実際の各疾患の0歳児における死者数がこれを超えるかどうかです。(実死者数)―(予想死者数)=(超過死者数)で、この超過死者数が正の値の場合に、ワクチンによる死者が発生したと判断されます。

 これで計算すればSIDSの予想死者数は150人/年です。(2~6か月の150日の間に150人のお子さんがSIDSで死亡するとして、この間予防接種日はおよそ5日なので72時間以内の予想死亡者数は接種率100%として近似計算すると、5(日)×3/150(日)×150(人)=15人となります。)

 同じ方法で、先天性心疾患などを計算するのですが、注意すべきはSIDS以外は分母を2か月から12か月で計算するため分母が300日になることです。先天奇形(含心疾患)などは約900人(厳密には2か月以下の人数を除さねばならずもっと少ない)ですので、5(日)×3/300(日)×900(人)=45人となりSIDSの3倍の人数です。これは今の5人中3人が心疾患ということとよく一致します。他の感染症死なども同様に計算して合計すれば、「前後関係」はあるが「因果関係」のない0歳児の年間予想死者数が数分で計算できます。同じことを1歳児2歳児で計算して合計すれば総予想死者数が出ます。実死者数がこれを超えたときに初めてワクチンによる「因果関係」のある死者が出たと考えることができます。上記2疾患だけで60人/年が予想され他疾患を合計するとそれ以上になりますので、1か月5人以下の実死者数の現時点では十分に予想される人数の範囲内です。

 同時接種の安全性も同じ手法で計算できますが、実際の同時接種率が計算上必要になりますので、厚生労働省は0歳児の保護者にサンプル調査でもして同時接種率の近似値を得れば、1日で簡単に予想死者数が出ます。それと実死者数を比較すれば簡単に結論が出ます。2週間も調査する必要はありません。おそらく、欧米ではこの手法で超過死者数を計算し、毎年その値が負であることを確認し、万に一つ正の値になったらすぐに原因を調査することを実行しているはずです。(早期発見につながります。)

以上です。

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