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2011年3月31日 (木)

春漁

春漁
水温み

蕾ほころぶ

漁師は網を直し

大漁を願う

私は自転車を止め

薫風を探す

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2011年3月30日 (水)

厚労省より通達

 ヒブワクチンおよび肺炎球菌ワクチンの接種再開が認められたという通達が届いた。4月1日より再開するが、残念ながらヒブワクチンが製薬会社への通達の遅れから現場に届かないという情報が入った。再来週以降の接種となるのでご了承願いたい。

 不活化ポリオワクチン接種も開始したいと考えているのだが、この大震災の影響もあって倫理委員会の開催の目途が立っていない。資料の提出は完了しているので、ご希望の方々には申し訳ないが、少なくとももう2ヶ月は待って戴くことになりそうだ。

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原発事故のわかりやすいQ&A

 京都大学の先生たちが作っているQ&A集です。更新されるようなので是非。

 このページからのPDFです。

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世界の現実も・・・

 前述の記事の一方でこんな事も行われている。

 中国が尖閣付近で偵察行動を繰り返し、韓国は竹島の不法占拠を強化した。ロシアは戦闘機を飛ばし、領空侵犯を平然と行っている。

 イスラエルが大医療団を派遣して治療を開始し、米軍を始めとして各国の軍を主体とするチームが東北のリアス式海岸に点在する町々へ海から上陸し被災した人々の手助けをしている最中に。

 タイ政府が発電所をまるごと船に乗せて関東へ輸送してくれている最中に。

 そして自衛隊24万人のうち10万人が被災地域へ動員され、予備自衛官も呼ばれるという国防非常事態という手薄な最中に。

 我々は注意深く見定めてゆかなくてはならない。

 それからもう一つ。

 東北が世界に通じていることを示す出来事があった。日本が震災であたふたしている間に電化製品や車で日本を追い越し、引き離そうとしていただろう国々があえいでいるのだ。それは東北から一級品の部品が届かない限り製造できないからというのだ。あらためて日本の物造りの凄さを感じる出来事ではないか。

 ふんばろう、元気を出そう、復興へ向かおう!

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サッカーを愛する者として

 『世界のサッカーファミリー、ありがとう』

 先週から今週にかけて世界各地で開催されたサッカーの試合で黙祷が捧げられた。一人じゃない、そう呼びかける世界中の人達がいる。被災して家も家族も失ってしまった人達が、今この姿を見ることは出来ないかも知れない。しかしこの想いは伝わるはずだと思いたい。

 昨夜前述の言葉を掲げる人達の集まる長居スタジアムでサッカーの試合が行われた。何よりこの人のコラムを読んでもらった方が良く判る。どうぞ。

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2011年3月24日 (木)

涙あふれる

これを読んでいたら涙があふれてきた。自分は外に出てしまったが、一緒に過ごした皆さんを誇りに思うよ。

頑張れ、自衛隊! ありがとう。

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ただのつぶやき

AC JapanのCM。同じのばかりでうるさいとの苦情が出ているらしい。そんなの仕方ないじゃないと許せないかな~と思ったら、他にもたくさんあるんじゃない。どうせならこれも流せばいいのに・・・

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2011年3月23日 (水)

興奮は冷めるもの

 興奮状態は長くは続かない。それがどんなことで起こったものであれ、必ず冷める。冷めなくては次へ備えられないから。

 甚大な災害への対応も、言い方は悪いが必ず冷める。冷めたときに疲労が押し寄せる。そこへ手を打たなくてはならない。

 人命の救急救命に対する素早い対応の時期は過ぎた。これからは長い復興への道程が始まる。

 今は日本国中で「自分は何をすべきか。何が出来るだろうか。」と自問自答を繰り返していることだろう。「ここにいてよいのか。駆けつけて何か出来るか探るべきじゃないか。」と駆けだしてしまう人もいるだろう。私にしてもそうだ。常に何者かが自分へ問うてくる。まだここにいるのかよと。全国各地から支援の手が上がっているが、この熱もいつまでも続くものではない。とするとどうするべきか。人は知っている。これを善意と地道な行政努力で補うということを。

 福島の原発では東電も自衛隊も消防庁も自らの危険を顧みず、日本国民のために命を張って戦ってくれている。今は「頑張ってくれ!ありがとう。」という念を涙を流しながら送っているだろう国民にも、長期戦になるに従っていやな空気が漂い始める。その空気をマスコミがかき消すべきなのだが、この国では煽り立てるのが筋と思っている節がある。

 すべてにおいて批判することはたやすい。これまでの対応を批判することもたやすいのだ。しかしそんなことより、これからどうするかの方に力点を置かなくてはならない。政府の対応、東電の対応、津波にさらわれた自治体の対応など様々な検証は必要だが、それが批判に繋がってはいけない。これからどうあるべきかを問うための検証であるべきだ。

 人は災いがあると必ず原因を探る。しかし原因は後方視でしか見られないものだ。つまりいくら見ても、災いの前にすべてを予見することなど出来はしない。人知の及ばぬ先が必ずあるのだ。備えられるものがあるのか、ないのか。起こったときにどう対処するのか。それらを討議しながら、これからの復興を考えてゆかなくてはならない。

 とにかく今、生きているのだ。だから歩みを続けよう。

 

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2011年3月21日 (月)

次々と

奇跡の救出に沸いた。低体温は心配だがよくぞ生きていた。

こういった報道は嬉しい。
一方で様々な催しが自粛されている。余震のせいもあるし、節電のためでもある。小児科学会は4月の学術集会の延期を決めた。お盆に開催するとのこと…夏は電力不足で学会どころではない気がするが。

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2011年3月18日 (金)

良き1日

良き1日
寒いが良く晴れた1日だった。次男の旅立ちを祝っているような、そんな1日だった。

さあ、前へ進もう。

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2011年3月17日 (木)

地割れ

地割れ
印旛沼の自転車道にも地震の影響が。

数日ぶりに走ったら地割れが至るところに!1mほど陥没しているのだ。途中の家屋も塀や瓦が崩れるなど数多く見掛けた。

今日もまた激しく揺れるのだろうか・・・

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2011年3月15日 (火)

卒業に際して

 中学校の卒業式が行なわれた。来ないと予想していた来賓も大勢来て、しかも停電もなく、ごく普通の卒業式となった。ただ来賓の方々は皆大震災に触れて、生きる意味や人の繋がりの大切さを説いていた。子供達にとってとても良い式典だったと思う。

 それにしても知らぬ間に多くの人と出会い、多くの事を学んで来たようだった。この先どんな困難が待ち受けているだろうか。親としては、勿論順風満帆であって欲しいと願うところだが、そうはいくまい。様々な壁もあるだろう。災害に見舞われるかもしれない。それでも生きてゆく、それを感じて欲しい。

 通常通り卒業式を行えたこと、このことに感謝したい。被災された方々へ祈りを捧げるためにも、精一杯生きることを誓おう。

 どうも世の中自粛ムードが漂っており、通常の生活は不謹慎だとする声もあるようだが、それは違う。むしろ自分たちの暮らしをしっかりと行い、彼らを勇気づけるべきだ。普通の人達が彼らを直接的に助けることなど出来はしない。ならば日本の経済の活性化を図り、金を被災地に投入できるようすべきだろう。東北だけでなく関東も今は大混乱を来している。名古屋・大阪・福岡が経済を引っ張り、文化活動を活発化させるべき時ではないか。

 ここまで書いていたら富士山の麓で地震が起きた。プレート関連の地震ではないので、これまでの大震災と直接的な関連はないだろうが、おそらくいろんな歪みが地殻へ起こっているだろう。東日本はかなり危険な地域となってしまったのかもしれない。

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2011年3月13日 (日)

被爆報道

 最初に通常の70倍の放射線量を観測したとあった。通常が70倍を慌てるべきか?通常量が限りなく少ない場合、70倍は驚くに値しない。

 次に爆発が起こったあたりで話題になったのは1時間に1015マイクロシーベルト。これって言われてそりゃ困ったって言える人がどれくらいいるだろう?病院でCT検査を受けると1回で50ミリシーベルト被爆する。前者は1.015ミリシーベルトだから、あの原発の隣で50時間過ごしてようやくCT1回分になるということ。そりゃたいしたこと無いと思うか、CTってそんなに被爆するのって思うか・・・

 ただしこれは報道が正しい、ないしは政府および東京電力の広報が本当のことを言っていると仮定しての話。それが違っていれば何もわからない。

 もう一つ言うと、あれほど医療者には平易な言葉で説明せよと言うくせに、炉心溶融って何だか解る?一番怖いのは何?放射性物質をどのレベル浴びると危険なの?そのあたりの説明が全くないっていうのはどうなの?別の場所で専門家が出てきて図を用いて解説するのを聞いてようやく何となく解るって、医療現場におけるインフォームドコンセントと考えて採点したらおそらく最低点だな。

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2011年3月11日 (金)

無事でいて

 仙台の友人達とは未だ連絡がとれない。家族は皆無事だがと思っていたら義母が新幹線に乗ったままで連絡がとれない。佐倉は断水が続き、病院の空調は止まったままだ。

 家に戻ることなく病院の状況を見届け、深夜の救急当番に備えている。幸いこの辺りで怪我をしてとか具合が悪くなってという子供達はいないようだ。

 明日夜が明けると地獄絵図が日本国中に広がっているのが判るだろう。

 出来るだけ多くの人が、待つ人の元へ帰ることが出来ますように。

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激甚災害

 初めは小さな揺れだった。やけに長いなと感じていたら、電灯のカバーが降ってきた。廊下へ出るとメールボックスが倒れ、壁にヒビが入っていた。しかし、この揺れはここが中心ではないと感じた。病棟へ急いだ。患者さんたちは皆無事。同時刻にテレビは宮城県沖の地震だと連呼していた。

 オペは中止となり、外来も出来る限り省略となった。病院の機能を保ち、入院患者さんの安全を確保し、これから来るかもしれない緊急患者さんに備えている。

 それにしても凄まじいのは津波だ。釜石、八戸と映像が映し出されるが、信じられないくらい大きな津波だった。一番の被害は何処だろう。仙台付近が映されないのがものすごく気になる。仙台には知り合いが何人かいる・・・

 千葉ですらこの揺れ、そして交通麻痺だ。これ以北はどうなのだろう。

 地震の起こり方も気になる。一昨日の地震と関連はあるのだろうか。地震によるひずみは新たなエネルギーを生む。東海はどうなのだろう。

 本日朝も自転車で印旛沼を走ったが、魚も鳥も普段と変わりはなかった。空にも変化はなく、やはり宏観予想は出来ないのだろうと感じた。

 明日、明後日と都内へ出掛けるのだが、止めるべきか悩むところだ。

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2011年3月10日 (木)

ご冥福をお祈り致します

 ワクチン接種後1日前後で亡くなる子供達が相次いだ。尊い5人の命に対し、謹んで哀悼の意を表したい。

 これに対し厚労省は事実を把握し、対策を練るためHibと肺炎球菌の2つのワクチン接種を中止した。ご存じの方も多いはずだ。詳しくは厚労省のHPを見て欲しい。亡くなった子供達の経過をわずかではあるが掲載している。

 専門家会議でも議論されたようだが、ワクチンとの直接的関係はなさそうだ。曖昧な表現になるのは仕方がない。関係ないという証明はとても難しい。賢明な読者の方々はこのブログの2つ前の記事を見て気付かれているはずだ。(訳の分からない文章が並んでいたはず・・・)

 感染症専門の青木先生もおっしゃっているが、ワクチン接種(特に同時接種)と乳児突然死症候群(SIDS)の年齢は重なっており、ワクチンによる副反応がどれだけSIDSに関与しているかは常に議論となり、アメリカCDCを含め世界で研究が続行されている。関係ないという証明には至っていないが、接種するメリットが大という判断で接種がなされているというのが実際だ。

 さて今回のこの不幸な出来事に対し、理論的に考察してみようとしている人達がいる。以下の仮説をどう考えるであろう。

 ~Dr.新谷による~

 現状問題視されている予防接種有害事象について、「前後関係」はあるが「因果関係」のない事例であるとの確率的な証明です。疫学、統計学の詳しい先生がおられたらご批評ください。

「証明」:ヒブ、プレベナー、同時接種はいずれも安全である。

 それは大半が数分で計算による証明ができてしまいます。何日もかけて調査の必要はありません。以下証明します。

 計算上、必要なデータは、過去1~5年の0歳児の「SIDS死者数」と0歳児の「先天奇形・染色体異常(心疾患を含む)の死者数、感染死者数その他」、わが国の予防接種スケジュールにおける予防接種日数、各ワクチンの接種率だけです。

 このデータから、今年の各疾患ごとに接種後72時間以内の「前後関係」はあるが「因果関係」のない予想死亡者数は簡単に出せます。算数の確率の問題です。実際の各疾患の0歳児における死者数がこれを超えるかどうかです。(実死者数)―(予想死者数)=(超過死者数)で、この超過死者数が正の値の場合に、ワクチンによる死者が発生したと判断されます。

 これで計算すればSIDSの予想死者数は150人/年です。(2~6か月の150日の間に150人のお子さんがSIDSで死亡するとして、この間予防接種日はおよそ5日なので72時間以内の予想死亡者数は接種率100%として近似計算すると、5(日)×3/150(日)×150(人)=15人となります。)

 同じ方法で、先天性心疾患などを計算するのですが、注意すべきはSIDS以外は分母を2か月から12か月で計算するため分母が300日になることです。先天奇形(含心疾患)などは約900人(厳密には2か月以下の人数を除さねばならずもっと少ない)ですので、5(日)×3/300(日)×900(人)=45人となりSIDSの3倍の人数です。これは今の5人中3人が心疾患ということとよく一致します。他の感染症死なども同様に計算して合計すれば、「前後関係」はあるが「因果関係」のない0歳児の年間予想死者数が数分で計算できます。同じことを1歳児2歳児で計算して合計すれば総予想死者数が出ます。実死者数がこれを超えたときに初めてワクチンによる「因果関係」のある死者が出たと考えることができます。上記2疾患だけで60人/年が予想され他疾患を合計するとそれ以上になりますので、1か月5人以下の実死者数の現時点では十分に予想される人数の範囲内です。

 同時接種の安全性も同じ手法で計算できますが、実際の同時接種率が計算上必要になりますので、厚生労働省は0歳児の保護者にサンプル調査でもして同時接種率の近似値を得れば、1日で簡単に予想死者数が出ます。それと実死者数を比較すれば簡単に結論が出ます。2週間も調査する必要はありません。おそらく、欧米ではこの手法で超過死者数を計算し、毎年その値が負であることを確認し、万に一つ正の値になったらすぐに原因を調査することを実行しているはずです。(早期発見につながります。)

以上です。

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これぞ本性

 私が民主党政権などあってはならないとあの選挙前から言っていた意味がようやくわかっただろう。民主党には国を本当に売りたいと思っている、本物左翼がうじゃうじゃいるのだ。民主党の土肥議員の寝ぼけた会見を鵜呑みにしてはいけない。あれこそが彼らのやりたかったことだ。

 尖閣諸島の対応もそう。間接的か直接的か知らぬが、おそらく北方領土も民主党の誰かがロシアを手招きしたのであろう。

 即刻彼らの議員バッジを剥ぎ取るべきだ。もう手遅れかもしれないが、日本という国が亡くなってしまうぞ。。。国が亡くなるということがどういうことか、一人一人考えるべきだ。

 

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2011年3月 9日 (水)

ないことの証明

 ①インフルエンザが流行っている教室に通う子供で熱が出た。咳あり、眼も潤み、関節痛もある。心拍数も高く倦怠感が強いが咽頭の発赤はそれほど強くない。となると私はそれだけでインフルエンザと診断するが、親御さんの中には迅速検査をしないと承知しないと言う方がいる。しなくてもそうだからと言って返すが、別の医院で検査をしてもらう人もいる。

 逆に軽度の咳で、熱も出ず元気であり、周りにインフルエンザに罹患したという人もいない子供ならばどうするか。インフルエンザの検査はもちろんしないのだが、親御さんはインフルエンザでないという証明が欲しいという。迅速検査で陰性となるのはインフルエンザではないという証明にはならないと話し、お帰りいただいている。

 インフルエンザの迅速検査は感染が成立していても感度がそれほど高くないために50~60%しか陽性にならないことが判っている。陽性であればそうだと言えるが、陰性であればかかっていないとは言えない。

 ②先週金曜日に吐いて下痢をした。一日で症状はなくなった。月曜日に学校へ行き、その話しを先生にしたら、治癒証明をもらってこないと学校へは入れないと言われた。近くの医院へ行き、治癒証明を書いてもらって学校へ行ったら、学校で下痢をした。胃腸炎はある?ない?

 ③絞殺事件が起こった。犯人の手掛かりは足跡と残された軍手。程なく足跡と同じ靴が発見され、近くに住む男が同じ靴を履いていることが判った。靴には事件の起こったところと同じ砂が検出されたが血痕は見当たらない。動機もなく被害者との面識もない。ただアリバイだけがあいまいである。目撃者はおらず、軍手にも遺留物はない。さてこの男が犯人ではないという証明は出来るのか。また犯人であるという証明は出来るだろうか。

 ないことの証明はややこしい。ではこんなのはどうだろう。

 ④風邪をひいた。このところちゃんと早く寝ていたのに・・・そういえば昨日も、前回風邪を引いた2ヶ月前も家の前に知らない鳥を見た。あの鳥のせいで風邪をひいたのだろうか。鳥のせいじゃないって誰も言えないよな・・・って鳥のせいな訳ないって・・・

 ⑤忘れ物をした。その前の日も、先週も忘れ物をした。忘れ物をする前の日は必ず缶蹴りをしていた。そうだ缶蹴りが悪いんだ。

 ⑥予防接種をした。その日の夜からのどが痛くなり、翌日には熱が出てきた。一日待っていたら身体に発疹が出てきた。病院へ行ったら溶連菌に感染していると言われた。予防接種のせいに違いない?

 ⑦おたふくかぜの予防接種をした。1週間後に頭が痛くなり、髄膜炎と診断された。髄液からムンプスウイルスが検出されたが、予防接種と違う型のウイルスだった。予防接種のせいではない?

 ⑧花粉症で眼がかゆい。近くの病院で抗アレルギー剤の目薬をもらった。翌日おしりに大きなおできが出来た。畜生!目薬のせいだな?

 ⑨毎日健康のためにとヨーグルトを飲んでいるおばあちゃん。肺がんで倒れてしまった。家人がつぶやいた、ヨーグルトのせいでは・・・

 何か原因がなかったかと考えたくはなるが・・・

 

 

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2011年3月 8日 (火)

淡雪に負けず

 季節外れの雪が外界を覆った

 それを今朝の光が溶かしてゆく

 桜の蕾も

 誘われて膨らむのだ

201138

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2011年3月 7日 (月)

緊急告知

お子様に肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン接種をお考えの親御様へ

肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの同時接種直後に2011324日の3日間で4人の乳幼児が死亡したと報じられました。厚労省は両ワクチンの接種を一時中止し、詳細な調査を実地しておりますが、現時点(35日)で因果関係はまだ不明です。

まず亡くなったお子様とご家族に心からの哀悼の意を表します.親御さまのお気持ちを察するに胸の潰れる思いです.その上で,本件はまだワクチンと死亡の因果関係が不明であることを,全ての皆さまが慎重に受け止めて判断されることを願います.

最も怖れることは,本件を機に「やはりワクチンは危険」という一方的な考え・主張が支配的になり、皆さまがワクチンを忌避するようになる,ということです.

この2つのワクチンは小児の細菌性髄膜炎を非常に高い確率で予防してくれます.これらのワクチンはまだ日本に導入されて日が浅く(ヒブワクチンは2008 12月,肺炎球菌ワクチンは20102月),そのため日本では最近でも毎年何100人というお子さんが細菌性髄膜炎にかかり,そのうち1-2割のお子 さんが命を落とし,3割のお子さんが重い後遺症で苦しんでいます.(ヒブによる髄膜炎にかかるお子さんが年間約400人,肺炎球菌髄膜炎が年間約140 人)

諸外国では10-20年前に既にこの2つのワクチンが導入され,小児の細菌性髄膜炎が劇的に減りました.日本に当てはめると,日本の全ての小児がこの2 のワクチンを接種すれば,今まで亡くなってきた年間数10人~100人前後の命が救われるようになるはずです。(次ページにアメリカのヒブワクチンの効果 を示します)

今回の4人のお子さんのことは本当に胸が痛みますが,ワクチンとの因果関係はまだ分かりません.繰り返しますが,因果関係はまだ不明です.ですから,毎年数10人~100人前後の命を救ってくれるこのワクチンを,安易に「危険なワクチン」と決めつけないで欲しいのです.

厚労省が緊急に「接種一時中止」を伝達したのはやむを得ない判断だと思います.しかし一方で接種を受けられない小児が増えれば,細菌性髄膜炎は確実に増え,それで命を落とすお子さんが毎年数10人~100人出続けるおそれがあります.どこかで接種再開の決断が必要です.

因果関係の調査と,接種再開の決断は,とても難しい作業です.今日の時点で簡単に結論を出せる医者は日本中に1人もいないはずです.そして明日からも予防 接種に携わる医師・医療職は,とても悩みながら頭を抱えながら市民の皆さんに本件を説明することになります. 皆さまには,どうか医師・医療職からの説明を冷静に落ち着いて聞いていただくことをお願いします.

医師が悩むのですから皆さまはもっと悩まれることでしょう.でも誰も明確な答えを持てないのです.だからせめて,この深い悩みを医師・医療職と皆さまが共有 しながら,次の一歩を踏み出せるようになるまで,じっと悩みに耐えていただきたいのです.そして,日本から小児の細菌性髄膜炎が消えてなくなる日を,共に 迎えていただきたいと思います。

Q: ヒブワクチンの使用数と、偶然による死亡率はどれ位なのでしょうか?

A: 日本のヒブワクチンは開始したばかりですが、海外での使用経験が相当数あります(数10万~数100万例).このうち接種との因果関係が証明された死亡例 の報告はありません。(出典:「Vaccines: Expert Consult」(最も権威あるワクチン学の医学書)

Q:日本における細菌性髄膜炎の感染者と死亡者の数はどれ位でしょうか?

A: 現在、毎年ヒブによる髄膜炎が400数十例、肺炎球菌による髄膜炎が150例程度発症していると推計されます。そのうち1-2割が命を落とし,3割が重い 後遺症で苦しんできました。さらに髄膜炎以外の病気では、ヒブは300例近く、肺炎球菌では1000例以上のお子さんが、これらの細菌の脅威にさらされて います。(小児における侵襲性細菌感染症の全国サーベイランス調査より)

 致死率(病気による死亡率)は5-20%と報告によってばらつきがありますが,仮に最も低い5%で計算したとしても,2009年だけで,ヒブ髄膜炎で20人,肺炎球菌髄膜炎で7人,計27人が亡くなったことになります.20%で計算すればそれぞれ80人と28人で,計100人超が亡くなった計算です.

Q:因果関係が不明といっても、今後も大丈夫なのか、やはり心配です

A:お気持ちはよくわかりますが、仮に今回の件がワクチンと因果関係があったとしても(本当に仮の話です),ワクチンで命を落とすお子さんより,ワクチンせずに髄膜炎になって命を落とすお子さんの方がずっと多いと予想されます.しかも、実際には因果関係は未だ不明です.だからこそ,「まだ分かっていないワクチンの危険性」と,「既にはっきり している,ワクチンを打たずに髄膜炎にかかる危険性」の両方を,医師・医療職も皆さまも共に考える必要があります.

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2011年3月 5日 (土)

宗庵ラーメン

宗庵ラーメン
勝田台に宗庵がやってきた。九州ラーメン、ウマか〜

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2011年3月 4日 (金)

再び柏

 連日柏へ出掛けることになった。今度はJR柏駅の反対側。そちらはどちらかというと表通りというべきか、ちょいと広い空間で、飲み屋街とは違うような。

 数年前からちょくちょく新東京病院の先生から誘いの電話を戴いていた。大学のずっと上の先輩で、千葉と茨城の卒業生の会合を持ちたいのだと言う。年2回ほどのペースで講演会を開いて、皆で勉強しようということだった。

 これまで都合良く?学会等で参加できなかったが、今回は身体が空いていたので出掛けてみた。結構激しい先輩いたからな~~いきなり命令口調だと気分悪いしな~~なんて考えながらドアを開けると、いるわいるわ、見たことのある顔ばかり。講演演者も先輩だ。研修医の時に糖尿病を教えてくれたN先生じゃないか!次の演者は・・・一緒に護衛艦に乗った先輩だ!!

 手前味噌だが、この二人の同窓生は所属学会でも名の通った医者だ。一人は研究職からは離れてしまったが、もう一人は順天堂大学の教授に就任したばかりだ。前者は糖尿病を中心に生活習慣病のトピックスを、後者は形成外科という立場からみた再生医療、特に脂肪から抽出した万能細胞による再生医療について講演していただいた。どちらも今の自分にはなじみのないものだったが、とても面白い話だった。

 例によって質疑応答では手を挙げたのだが、皆の例に習って「○△病院のクーデルムーデルと言います。」というところを「×期のクーデルムーデルです。呉では大変お世話になりました。ところで・・・」と始めた。こんな研究会、他にはないだろう。もちろん後の懇親会では同級生を始めとして懐かしい面々と随分と話し込んでしまった。

 おそらく他の大学では味わえないことだろう、我々は標榜科目の垣根も年齢の垣根もなく皆同じ釜の飯を食った仲間として語り合える強みを持っている。もちろん先輩への礼儀はわきまえなくてはならないが、それでもなんという居心地の良さだろうか。まあみんな身体も心も丸くなったんだよな・・・年取ったから。。。昔は激しくてやな奴だった先輩が。。。額が広くなって無茶苦茶いいおっちゃんになってる。。。

 興奮は冷めることなく、帰りの車中も盛り上がった。そう私の大学の後輩が今や同僚として働いてくれており、一緒に帰ったのだ。また行こうな。

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男前

男前
ガテン系やから
ドロついてんで〜

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2011年3月 3日 (木)

初・柏駅

 柏で行われる催しには何度か参加しているが、不思議と柏駅を見ることはなかった。

 このたび東葛腎カンファ(通称:腎病理虎の穴)が柏駅傍のとあるホテルの会議室で行われ、JR柏駅を拝むことになった。千葉のラーメン雑誌などをみると柏駅界隈は激戦区らしいが、確かに美味そうな店が建ち並んでいた。博多水炊き・・・う~~む・・・・がしかし、今日はカンファレンスのためと会場へ急いだ。

 演題は3題、到着時には既に会が始まっており、ほぼ満席の中、肩を丸めながら着席した。周囲を見渡すとコーヒーカップがそれぞれの手元に置かれていた。この会はいつもおいしい鰻弁当が出るので楽しみにしていたのだが、どうも様子が変だ。と思っていたら、ほどなくして黒塗り風の弁当箱とご飯と汁物が運ばれてきた。なんとまあ豪勢な・・・蓋を開けてみると松花堂弁当で、汁物は鯛の潮汁。しかしぬるい・・・・・・・・・・これだけ豪勢で、しかも着席後に運ばれてくるのにぬるいなんて・・・・・・・・がっかりするとそれだけで味が落ちたように思うのは当然。鰻弁当が恋しくなってしまった。いかん、集中しなくては。。。

1. TMAと鑑別困難であった強皮症腎クリーゼの1例

  全身の倦怠感・乏尿を主訴に来院した74歳の女性。精査加療目的で入院し、腎不全として透析を受けている間に溶血・血小板減少も出現し、あれよあれよと状態が悪化し、結局数週間で亡くなってしまった。剖検にて強皮症・腎クリーゼを起こしているところへ、TTPを合併したらしいというコメントであった。腎組織は虚血による急激な硬化を呈しており、食道や胃、肺にも硬化像が著明に広がっていた。こりゃ残念ながら助からないだろう。肝臓には小葉の細胞の膨化を認め、病理のコメントはライ症候群ではということだったが、自分の経験例から見てライならばもっとびまん性に、しかも大小とりどりの脂肪滴が散在するはずであるので、そりゃ違うだろうと思いながらスライドを眺めた。

2. ネフローゼ症候群で発症しTMAが疑われたが、ステロイド療法単独で軽快した高齢女性の1例

 全身の浮腫を来たし、尿量が少なくなったと来院した79歳の女性。尿タンパク3+ではあるが、アルブミンは3.0g/dlあり、コレステロールもフィブリノーゲンも高くなかった。クレアチニンはちょいと高めだが、これはネフローゼではない。のっけから臨床担当演者の話は誇張が入っていると思いながら見た。高血圧はあるし、結構な肥満もある。血小板が10万と微妙に少ない。はて・・・

 組織は一見FSGS様だが何より目立つのは管内増殖。ボウマン腔の拡大は無く、間質への細胞浸潤が軽度ある。mesangiolysisもあり、足突起の消失などがそれほど強くない。こりゃなんだかの感染の後じゃないのだろうかと思いながら経過をみた。臨床家はこれにステロイドパルスを加えたらしい。少し反応したが、1g前後の蛋白尿とクレアチニンの高値(1.8mg/dl)、血小板10万は変わらないとのこと。LDHはmax 450で以後250~300で推移していた。どう見てもTMAという重大さは感じられず、FSGSでもダラダラした蛋白尿というほどでもない。

 それにしてもこれにやみくもMPTとは恐れ入った。よく肝不全や重症感染症に陥らなかったものだ。血小板の推移などを見てからで十分だっただろうに・・・

3. 興味ある治療抵抗性IgA腎症の1例

  蛋白尿を他院で指摘され、次第に増強してきたため腎生検目的で来院した54歳男性。1年前に初めて健診で蛋白尿を指摘されたが、これまで血尿も含め指摘されたことはなく、肉眼的血尿もなかった。治療のされていない高血圧(140/90)があるが、先行する感染はないとのこと。採血データはネフローゼを示し、IgA 257mg/dl、尿中赤血球20-29であった。この時点で演者はIgA腎症と決めつけていた・・・・そして組織を見ると、IFでIgAが染まっている。どうだIgA腎症だろう!ステロイド試したけどダメだったので、扁摘かましてそれでもダメで、免疫抑制剤も入れてやったぜ。でもだめで再腎生検したらIgAが消えててFSGS様だったのでLDL吸着もしてやったぜ、とのこと。自分の後輩ならどやしつけているところだ。何がIgA腎症なのか。経過中に肉眼的血尿もなく、顕微鏡的にも軽度の血尿のみ。ネフローゼに軽度の血尿があれば、まず疑うべきはFSGS。頭の片隅にIgAはあるべきで、組織を確認するのは勿論良いが、メサンギウムの増殖もなく、EMでパラメサンギウムにdepositのかけらもないではないか。どこから見てもFSGS。それだけ。

 今日の3題を見ていると、まずは臨床像をしっかりと見極めるという視点が抜けているように思った。腎病理虎の穴へ送るべき症例は、臨床で本当にハッキリしないことを病理で説明しうるのかというところだと考えている。なによりまず腎生検してそれから考えるなどという野暮な考え方は止めるべきだろう。

 なんて言いながら、鰻弁当が食べられないならカンファレンスへの参加をどうしようなどと、どうしようもなく野暮な考えにとらわれている。。。

  

 

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2011年3月 2日 (水)

安いのに弱い

 医療系の情報HPケアネットからの情報だが、山形市はジェネリック医薬品を使用することで医療費を5000万円抑えることが出来たらしい。読売新聞によるとという但し書きだが、以下のように書かれている。

『山形市は昨年9月、ジェネリックに切り替えた場合、自己負担額が月額100円以上軽減する国民健康保険の加入者9097人に対して、差額を伝える通知を郵送した。そのうちの約半数を追跡調査したところ、同11月には、約28%の人がジェネリックに変更していた。

同市国民健康保険課では、患者側の自己負担は平均で月額約1270円減少し、保険者である市は、年間約5060万円の医療費が削減されると推計。市では、通知に年約400万円の予算を組んでおり、今年度分について、再度、通知を出す予定だ。

糖尿病や高血圧など、薬を飲み続ける必要がある慢性疾患の患者が切り替える例が多く、同課の黒田芳広課長補佐は、「自己負担の軽減分を数字で明示したことで効果が上がった」とし、来年度も通知を続ける。』

 この通知での問題点は、ジェネリックを使った場合、自己負担額が安くなることしか通知していないかどうかという点にある。安くなるだけなら、「私、安いのに弱いのよねぇ~」というナントか保険のCMと同じで、飛びついてしまう人達も多いことだろう。薬も保険も中身が大事なのは言うまでもないことだが・・・

 ジェネリックは本当に安い。しかし先発品と比べると加工が雑であったり、剤型を整える為にとんでもない混ぜものがしてあったり、本来の薬の血中濃度安定化が全く出来なかったりするものが多い。すべてのデータを取ることなど、既に販売されている薬なら製造会社で行わない限り出来ない煩雑なものだが、ちょいと調べると次々と明るみに出てくる。そのあたりを書かないで、安いだけを通知しているとしたら、犯罪だ。

 通知の内容をご存じの方、もし安いだけしか書かれていなかったら声を挙げて下さい。

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