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2010年11月 9日 (火)

さすが

 喘息重積発作は怖い。昨日紹介でやってきた4歳の女の子は、ほとんど初めてといってよい喘息発作だったようだが、かなりやっかいな状況だった。他院ですでにβ刺激剤の吸入はもちろん、ネオフィリン点滴およびステロイド投与もなされた後の状況で、呼吸数は60回を超え、経皮酸素濃度も80台であった。

 すぐに酸素投与およびneophylline持続点滴およびmethylpredonisolone静注を開始すると同時に、isoprenaline持続吸入を開始した。酸素35%で呼吸数は依然として60回を超え、O2SATはなんとか90台前半、心拍数は170台。とりあえず意識はあり、CO2も排出出来ているので、挿管&人工呼吸器はスタンバイもGoサインはまだという状況だった。

 そこへお父さんが人形を持って駆けつけた。娘の横にそっと人形を置いて見守っていたところへ、私達が様子をうかがいに傍へ寄った。人形に気がついた私は、大事なお友達が来てくれたんだねと問うと、ちらっとこちらに目を向けてくれた。すかさず部長が、なんてお名前なのと尋ねる。眼をしっかりと見開き、「おたるだよ」と笑顔で話し始めてから状況が一転した。心拍数も呼吸数も1ランク改善したのだ。

 今朝はもうすっかり落ち着いた表情でおたるちゃんを抱っこしている彼女を見ることが出来た。それにしてもさすが部長。すでに彼女の部長を見る眼は女のそれのような・・・(冗)

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コメント

お疲れ様です。

苦しそうだな、喘息かな、と思っていました。
今日はさらに元気になっているでしょうね。

“ダンディー”さすが!

4才でもオンナの部分はありますよ~。

ダンディーと話すとき、声のトーンが違ってたりして…(笑)

投稿: ゆき | 2010年11月10日 (水) 07時28分

ゆきさん

 そう言えば部長の前ではゆきさんも・・・gawk

投稿: クーデルムーデル | 2010年11月10日 (水) 12時52分

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