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2010年11月23日 (火)

遥かなるブータン

 遡ること5年前。『愛・地球博』のアジアブースで感動に震え、動くことが出来なくなってしまった。天井から吊るされた布は幾重にも重なり、その布に描かれたかの国の景色はその重なりにより深い森と豊かな人々の暮らしへと私を誘ってくれた。名前しか知らなかった国ブータンの文化がそこに表現されていた。

 「ヒマラヤが聳え、雨雪が降り、森林が茂る限り、我が国は安泰であり、政府はそうあるように努める」第4代国王の言葉はブータン国の根幹をなすものらしい。すべてのことは人間の幸福に対して何の意味があるのかを問い、意味のあることへ国民あげて全力を尽くすのか彼らの流儀だ。

 物質的な豊かさは精神的豊かさを必ずしも保証するものではない。それはわかっている。しかし貧しいけれど心は豊かという言葉にはどこか偽りを探してしまうのも本当だ。この本を読むと、それがどれだけ小さなことか考えさせられてしまう。本当に大切なものは何か。それを探す旅に出たくなるのだ。

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