« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月30日 (火)

君よ

 君よ、今日患者さんから学んだことは何か。

 君よ、今日看護師さんから学ぶことはあったか。

 君よ、レントゲンの読み方は復習したか。

 君よ、昨日渡した資料は読み終えたか。

 君よ、採血は血を引っ張り出すことではない。

 君よ、問診は患者さんの言うことだけを記載するのではない。

 君よ、今日鑑別疾患をいくつ挙げられたか。

 君よ、今日所見の取り方をいくつ学んだか。

 ・・・・

 何も変わらずゆく君よ、君が相手にすべきは生身の人ではない

 私から言えるのはそれだけだ

 

| | コメント (5)

来なんせ、ガイナ~レ

 ガイナーレ鳥取のJ2参戦が承認された。故郷のクラブチームの発展を祈念してやまない。

 もちろんレッズのサポーターではあるが、染みついた田舎者根性がガイナーレを応援してしまう。帰省を試合に合わせようと既に考えている自分がいる。またうまいことにジェフがJ2にいる。少なくともこの試合は外せないだろう。

 鳥取の人間は大それた事を考えることが少ない。自分の身の丈を知っている。いやむしろ過小評価しがちだ。特に外へ出たことのない人達はそうだ。唯一の大企業だったSANYOも撤退してしまった今、希望と言える全国区ものは水木しげるロードとガイナーレくらいではないか(失礼)。

 応援してるぜぃ。

| | コメント (4)

2010年11月28日 (日)

ガツリ

ガツリ
今週二回目。

鶏白湯旨杉也

| | コメント (2)

印旛市郡小児救急症例検討会

 第一回の症例検討会が本日開催された。看護からも、消防からも、薬剤からも検討議題が提示され、とても有意義な時間を過ごせた。

 二次救急へ搬送した症例から示唆に富むものをピックアップした症例検討も、女子医大八千代のそれと違い、生々しさが伝わってきて震えた。胃腸炎として補液を受けていた児が実は腸閉塞で、その後全身状態が急速に悪化し、ドクターヘリでもって成育医療センターへ搬送された事例などは、とても勉強になった。

 こういう会は各地で実施すべきだと思う。特に全国をリードしてきたこのシステムを築いた夜間小児初期急病診療所だからこそ、情報の発信源になるべきだ。関心の多さは、集まった人達の数が証明しているではないか。

 会がお開きとなり、診療所の前を通り掛かると、救急車が止まっており、中から子供の泣く声が聞こえていた。今晩も働いている人達がいる。皆で支えてゆかねばならないこのシステムを大事にしなくては。

| | コメント (2)

2010年11月27日 (土)

浅草『浦志満』

浅草『浦志満』
浅草『浦志満』
泌尿器科の先生に連れられて、浅草上陸。やっぱりこの人は男だ。こんな人になりたい、そう思える先生だ。

それにしてもこのフグうま!!

| | コメント (5)

2010年11月25日 (木)

アメリカの本気度

 黄海がきな臭い。来週は米韓軍事演習も行われる。予定されていたこととは言え、アメリカは空母を派遣した。

 先月から今月にかけ、北朝鮮のウラン濃縮施設拡大の報道があった。言うまでもなく核兵器を大量に製造できる施設が整いつつあることを示している。今叩いておかなければ後悔する・・・その想いがアメリカには強くあるはずだ。これが共和党政権ならばすでに行動を起こしているだろう。民主党のオバマがどこまで強権を発動できるか。

 この軍事演習で砲撃を受けるなら、それを理由に戦闘が開始できる。そう踏んでいるかも知れない。

 この先どうなるのか。日本も他人事ではないのは明白だ。

| | コメント (2)

2010年11月23日 (火)

ラーメン青山

ラーメン青山
人気店麺屋青山の『どてちんつけめん』。

ニンニクチップス入りすぎ…

私は鶏ガラ魚介でちとあっさりと。

| | コメント (4)

遥かなるブータン

 遡ること5年前。『愛・地球博』のアジアブースで感動に震え、動くことが出来なくなってしまった。天井から吊るされた布は幾重にも重なり、その布に描かれたかの国の景色はその重なりにより深い森と豊かな人々の暮らしへと私を誘ってくれた。名前しか知らなかった国ブータンの文化がそこに表現されていた。

 「ヒマラヤが聳え、雨雪が降り、森林が茂る限り、我が国は安泰であり、政府はそうあるように努める」第4代国王の言葉はブータン国の根幹をなすものらしい。すべてのことは人間の幸福に対して何の意味があるのかを問い、意味のあることへ国民あげて全力を尽くすのか彼らの流儀だ。

 物質的な豊かさは精神的豊かさを必ずしも保証するものではない。それはわかっている。しかし貧しいけれど心は豊かという言葉にはどこか偽りを探してしまうのも本当だ。この本を読むと、それがどれだけ小さなことか考えさせられてしまう。本当に大切なものは何か。それを探す旅に出たくなるのだ。

316knqgei6l_ss500_


| | コメント (0)

2010年11月20日 (土)

お疲れさん

 子供の試合に付き合い、朝からラグビー観戦。次男はキャプテンとしての最後の試合。思う存分戦ってもらいたいと、応援にも熱が入った。

 一方で三男までもドロップキックを覚えて、なんとキッカーになっていた。

 それにしても気持ちのいい冬の一日だった。

 Dsc_0218


| | コメント (2)

2010年11月19日 (金)

変わらぬ朝

 亡国の左翼政権が

 何をしでかそうとも

 この風景は

 変わらないかもしれない

 だがもしこの国が

 中国になってしまったら

 きっとこの美しさは

 失われてしまう

 それはかの国から逃げ出している

 エリート達が知っている

 そして

 この渡り鳥たちが

 一番良く知っているのかもしれない

Photo

 

| | コメント (2)

2010年11月17日 (水)

ツミビトはあなたの方だ

 現官房長官は「今政権の基本コンセプトは公開と説明だ」と吹聴していた。それがどうだ。自らの売国行為をばらされたと海上保安庁を非難し当の本人を罪人呼ばわりするわ、国会中の資料を望遠レンズで盗撮されたと言いがかりをつけ写真取材の規制を言い始めるわ、航空自衛隊の航空祭において自衛隊後援会(民間人)が民主党政権の早期解散を叫ぶとなんと防衛事務次官通達を出させて参加団体規制をし始めた。

 どうもこの輩は政権奪取とは一党独裁できるものと勘違いしているようだ。

 これがこの政権の、この党の本当の姿なのだ。

 今すぐ解散、選挙を望む。

| | コメント (6)

インフルエンザに対して

 「インフルエンザには早めのタミフル」とどこかの薬屋のCMのごとく連呼する連中がいる。昨年日本ではタミフルを早く使ったから死者が少なかったのではないかと報告した論文まで出る始末。少なくとも医療体制などバックグラウンドを統一しないで何の結果が得られるというのだろう。論文を書く方にも載せる方にもガッカリだ。理論的に考えれば済むことだ。タミフルはインフルエンザウイルスを殲滅/排除するわけではない。増殖を局所的に押さえ込むだけだ。入り込んだウイルスと個体との抗原抗体反応が成立すれば、個体の異常反応を抑えることなど出来はしない。

 それにもかかわらず今朝の読売新聞は、感染症の専門家なる者が高熱が出たらすぐに病院へ行きなさいと書いていた。馬鹿も休み休み言え。そういえば今日もどこかの内科の先生から40℃を超える熱が昨夜からある児を診てほしいと紹介があった。咳は軽度にあったが、顔色良好で機嫌もよく、呼吸数も多くなくていったい何を疑うというのだろう。3日以上熱が続く、または顔色が悪くなったり呼吸が早くて肩で息をするならもう一度来なさいと言って、去痰剤のみ処方して帰した。まあ内科の医者が見慣れない小児を診てなにか落ち度があってはいけないという防御反応だとは思うが、それにしても。

 産經新聞の12面、生活の欄にはちゃんとした意見が載せられていた。「子供の感染で怖いのがインフルエンザ脳症だ。発熱から1日前後で症状が出ることが多いので、熱が出てからしばらくは注意が必要だ。顔色が悪い、呼吸が苦しそう、意識がハッキリしないなどの症状があるときはすぐに医療機関を受診した方がよい」「電車やバスで通勤する会社員は発熱などの症状が出たときは出歩くのをやめ、自宅で療養すること。どうしても外出しなければいけない場合は、咳やくしゃみをするときにハンカチやティッシュで口と鼻を覆う”せきエチケット”を守ってほしい。」その通り。

 かかったな?と思ったら自宅で養生だ。熱が3日以上続く場合や、呼吸が普通の倍の早さになっていたり、顔色が悪いときは受診。それで十分だ。

| | コメント (2)

冬だな

 外来を見渡せば、気管支拡張剤の吸入や補液のための点滴がひっきりなしに行われている。RSウイルス感染による喘息性気管支炎やノロウイルスによる嘔吐症が蔓延しているからに他ならない。

 どちらも今や年がら年中見掛けるようになったが、やはり冬場は段違いに多くなる。

 忙しい季節の到来だ。

| | コメント (2)

2010年11月16日 (火)

知らないでは済まない

 雨が降りそうな日は自転車ではなく徒歩で通勤する。もちろん最寄り駅まで電車に乗ってからであるが、歩くのもなかなか気持ちがよい。町の音、裏通りの顔、檜からこぼれる光。自転車では見過ごしてしまうものがそこにある。

 病院に近づくとやや長い中等度の坂道がある。息が切れるほどではないので、ゆっくりと周りの景色を見ながら歩く。竹林の向こうに青い空が広がっている。清々しい気分のままゆっくりと登ってゆければよいのだが、それを遮る者がいる。猛スピードで駆け下りてくる自転車だ。一応歩道を通行してよい標識はある。しかし逆走だ。にもかかわらずブレーキ一つ掛けやしない。横の小道から子供やお年寄りが出てきたら間違いなくアウトだ。そんなことはおかまいなし。。。

 時々わざとフラついてみようかという衝動に駆られる。この坂に障害物を置いてやろうかとも思う。しかしそれは犯罪だ。彼らが法を犯しているからといってこちらが懲らしめる権利はない。それを指摘できるのは警察くらいだからと佐倉警察に手紙を送ったが全く無視だ。こちらはどこの誰だと名乗っているにもかかわらず。

 そんな折、自転車に乗る警察官を久しぶりに見掛けた。するとあろうことか彼は通行許可の掲げられていない歩道を右側通行していた。ガッカリだ。道路交通法も知らないで警察官を名乗るな!

 自転車は便利な乗り物だ。しかし使い方を間違えば周りも自分も不利益を被る。勝手放題は厳禁、道路交通法を徹底的に遵守させる必要がある。まずはそれを伝えること。認知させること。警察はまず自らの襟を正してほしい。

| | コメント (2)

2010年11月14日 (日)

迷惑です 2

 学会で発表したいことがあれば、演題登録を期日までに行う。口演かポスター発表になるかは学会の担当者の判断になるが、いずれにせよ発表時間が与えられ、数分の口演発表とその後質疑応答が加えられる。

 当然口演時間には制限があり、それを守ることが求められる。超過する場合、主催者から催促をうけることになるのは当たり前だ。一方質疑応答は座長の権限で進められるものだ。議論すべきと思われるものにはとことん時間を使えばよい。時間が気になるなら座長がストップをかけるものだ。そうでなければ何のための座長か。しかしこの学会では質疑応答でもベルがチンチン、チンチン鳴らされていた。座長が議論に参加しているにもかかわらずだ。

 このベルはなんと教育口演をお願いされている演者にも向けられていた。時間を知らせるなら一度のベルで十分だが、数十秒毎に何度もチンチン鳴らされていた。これではあんたもうやめなさいと言っているのと同じだ。失礼極まりないと思うのだがどうだろう。

 さらにシンポジストとして大会会長が招いて口演してもらっている演者に対し、「あんたがこの場でそういう発言をすると大変なことになるんだ。そんな治療はやるべきじゃないんだ。」と壇上からもフロアーからもケチが付けられ、吊るし上げの様相であった。皆本学会で重要な位置を占めると見られる人たちの意見だったので、誰もそれに文句をつけることができなかった。しかし大会会長の面目は丸潰れだし、好んで口演させろと言った訳ではない先生にも失礼ではないだろうか。議論するなら良い。しかし頭ごなしに否定するのは論外だ。

 まだ創世記の学会だからであろうか。。。

| | コメント (0)

迷惑です

電車の中でのひとコマ。

受験生の娘を連れた母。混雑する車内を連れて歩く。立っている人達の間を縫って進むが、ぶつかろうが立ち塞がる人が居ようが、スミマセンの一言もなく進む。娘を一体どういう大人にしたいのか。受験より先に教えるべきことがあるだろう。

ドアの閉まりかけた電車に足を突っ込み、強引にドアを開けさせた輩に車内放送が一声浴びせた。「足を突っ込んで電車を止めた人、迷惑です。」私を含め、大きく頷いた人の多いこと。

| | コメント (4)

2010年11月13日 (土)

昼飯

昼飯
さすが都内のレベルは高い。我羅奢という古式熊本ラーメンうまし

| | コメント (0)

線維筋痛症学会

線維筋痛症学会
大隈重信像の下、朝からじっくりこの病気と向き合っています。

| | コメント (0)

2010年11月12日 (金)

小児腎疾患フォーラム

 昨夜は千葉市内のホテルで、千葉県内の小児腎臓を専門にしている医師たちの集まりがあった。福島の雄、川崎先生をお招きして、IgA腎症を始めとした腎疾患の成因と治療について議論した。先生がこれまで携わってきた数々の実験結果も含めてお話があり、とても有意義な時間を過ごすことが出来た。

 先生を囲んで夕食会も行われたが、そこでは気心の知れた近隣の先生たちはもちろん、新しく赴任された若い先生たちとも交流できた。順天堂のイケメン先生ともざっくばらんに家族や趣味の話も出来た。今後いろんな場面で力を合わせなくてはならなくなるだろう、そんな時にこの人の輪が役に立つ。

 しかし昨夜はちょいとやらかしてしまった。司会役の先生から発言を要請され、いい気になって偉そうにしゃべりすぎたのだ。いかんいかん。謙虚さを失っては何も得られない。かといってへりくだってばかりでは先へ進めない。中堅の難しいところだ。

 でも一言、「負けへんで!」

| | コメント (2)

発刊

 いやはや仲間が増えたもんだと、しみじみしてしまう一冊が出た。

 【小児のネフローゼと腎炎】というタイトルの小児科参考図書。

 なにより学会会場などで「~君、・・・ちゃん」などと話し込む同志で書き上げた一冊だ。

 どうぞご覧あれ。しかし、ちと高いな・・・

Photo

| | コメント (0)

2010年11月 9日 (火)

さすが

 喘息重積発作は怖い。昨日紹介でやってきた4歳の女の子は、ほとんど初めてといってよい喘息発作だったようだが、かなりやっかいな状況だった。他院ですでにβ刺激剤の吸入はもちろん、ネオフィリン点滴およびステロイド投与もなされた後の状況で、呼吸数は60回を超え、経皮酸素濃度も80台であった。

 すぐに酸素投与およびneophylline持続点滴およびmethylpredonisolone静注を開始すると同時に、isoprenaline持続吸入を開始した。酸素35%で呼吸数は依然として60回を超え、O2SATはなんとか90台前半、心拍数は170台。とりあえず意識はあり、CO2も排出出来ているので、挿管&人工呼吸器はスタンバイもGoサインはまだという状況だった。

 そこへお父さんが人形を持って駆けつけた。娘の横にそっと人形を置いて見守っていたところへ、私達が様子をうかがいに傍へ寄った。人形に気がついた私は、大事なお友達が来てくれたんだねと問うと、ちらっとこちらに目を向けてくれた。すかさず部長が、なんてお名前なのと尋ねる。眼をしっかりと見開き、「おたるだよ」と笑顔で話し始めてから状況が一転した。心拍数も呼吸数も1ランク改善したのだ。

 今朝はもうすっかり落ち着いた表情でおたるちゃんを抱っこしている彼女を見ることが出来た。それにしてもさすが部長。すでに彼女の部長を見る眼は女のそれのような・・・(冗)

| | コメント (2)

溜める

溜める
何もない

今はもう

何もない

あるのはただ

冬枯れのコスモス一輪

しかし大地は

次の春を待っている

私も行こう

彼方を目指して

| | コメント (0)

2010年11月 7日 (日)

薄曇り

 土曜の外来は腹立たしいまま終わった。最後から2番目に拝見した児の母親の態度は、少なくとも人にものを尋ねる態度ではなかった。タメグチで馴れ馴れしいのは頓着しないが、上から目線で恫喝されるいわれはない。子供たちがちゃんとしていたので、もちろん怒り心頭ながらもきちんと対応はしたのだが。。。

 そうかと思えば、急病診療所ではとても礼儀正しいご両親にお会いできた。子供は7ヶ月の女の子で、下痢が2週間続いていたところにcroupという喉頭の炎症を併発していた。1歳未満のcroupならばそれだけで入院にて経過観察とすることが多い。幸いcroupは重篤な状況ではなく、けなげにも笑顔も見せており、大丈夫だよと言いたげなまなざしをしていたため、とりあえず帰宅させようかと考えた。よくよくお話ししたところ、お母さん曰く、いつもの元気がなく身体の力の入り具合が違うので、出来れば私のところで入院させてくれないかとのこと。輪番制であるため私のということはできないが、2次救急の病院が控えていることをお話しし、そちらへ行っていただくことにした。体重の変化ははっきりせず、大泉門の陥凹もなかったが、2次の病院では点滴と同時に行った採血で中等度以上の脱水があり、入院となりましたとの返答があった。

 子供第一に考えれば、別に治療が変わる訳などない。しかしより親身になれるのは、やはり人間関係あればこそだ。医療を提供する側はもちろんだが、受ける側にも常識的な対応を求めたい。

 夜明け直後の空は、薄曇りの中から光が漏れ出ていた。

| | コメント (0)

2010年11月 6日 (土)

澄み渡る

 ゆるやかに時間が流れていた

 水鳥たちのざわめきもなく

 釣り人達の焦りもなく

 ゆるりゆるりと

 靄が天へ登ってゆく

2010116

| | コメント (2)

2010年11月 3日 (水)

信頼

ゆきんこさん

大事な王子を連れて来てくれてありがとう

私の言葉を信じてくれてありがとう

すぐ良くなるからね

あなたの見立てが王子を救ったんだよ

だからゆっくりしてね

| | コメント (2)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »