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2009年3月 6日 (金)

男は弱い・・・にしても

 小学生男児。血管性紫斑病(Henoch- Schonlein purpura)でフォローアップ中である。

 この3年間全く尿所見は異常を認めない、すなわち腎炎を伴わない代わりに、腹痛と関節痛を繰り返している。紫斑そのものは滅多に認めず、最初の診断時に紫斑を伴う腹痛で上記診断して以来、腹痛と関節痛時には紫斑病による痛みと考えてきた。ステロイドを静注すれば速やかに痛みは消失するが、内服ではなかなか治まらず、内服に切り替えられても、外来で隔日など減量すると途端に痛みが出てしまう。

 昨年のある半年間のみ、全く痛みなく過ごせた。それを除くと、一ヶ月とステロイドをオフに出来ない。いい加減免疫抑制剤を試そうかと言っていた昨年、突然痛みが止んでしまった。しかしまたこの半年、ステロイドが切れなくなってしまった。

 文献では腎炎を伴うもので、腹痛発作を繰り返す児に免疫抑制剤を使用したという報告は散見される。しかし腹痛発作のみでここまで使用するという報告を探せずにいる。

 さてどうしたものか・・・

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コメント

ステロイド依存性HSPにレクチゾールが著効した症例を経験しました.colic painを繰り返し難渋したのが嘘のようにPSLを中止できました.
文献もあります.

投稿: Diabo com Fome | 2009年3月 6日 (金) 19時42分

Diabo com Fomeさん

 Dapsoneですね。この文献、abstructしか手に入っていません。腎炎を伴うものでの使用ではないですか?

 文献ください!!

投稿: クーデルムーデル | 2009年3月 6日 (金) 20時09分

自分の知る限りでは腹痛・関節痛・広汎な紫班などに効いたと言う報告だけだと思います.
HSPNはなかったと思うなぁ.
印象としてはsteroid sparing effectって感じです.

投稿: Diabo com Fome | 2009年3月 7日 (土) 12時17分

Diabo com Fomeさん

 サッカーが始まるので、それどころじゃないでしょうに。コメント本当にありがとうございます。

 先の私の書き方が悪かったですね。腎炎を伴うものに対しての代替療法が多いので、腎炎を伴わないものに対しての報告を探していたのです。ですからDDSはぴったりとマッチしています。

投稿: クーデルムーデル | 2009年3月 7日 (土) 14時16分

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