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2008年12月27日 (土)

熱だけなら寝てていいよ

 先程救急診療所から帰った。

 4時前に来た14歳の男児の父親に罵詈雑言を浴びせられた。

 寝る前に熱が出始めたらしい。咳も鼻水もなく、のども痛くない。少しだるいが、痛いところもない。一通り診察したところ、のどが少々赤い?程度。

 風邪のひき始めかもしれないが頭を冷やして寝ていればよいこと、基礎疾患もなく丈夫な中学生だから、これからも熱が急に出たとしても心配せずあわてて病院にくる必要もないこと、もちろんぐったりして様子がおかしいならその限りではないことをお話しした。

 すると突然

 「来るなっていうことか、こらバカ医者!」

 とのこと。散々悪態をついて行ったが、母親がその父親と児を車へと急き立て、その後済みませんと頭を下げて行かれた。

 あんまり子供と話しもしていないんだろうな、あの父親。

 迷惑そうな子供の顔と、「寝てれば大丈夫だぞ」と伝えた時のあの子の眼が印象的だった。

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2008年12月26日 (金)

ガウディ

ガウディ
スペインのサグラダ・ファミリアを始めとして、なんとも奇抜で変てこりんな建物を作るものだと思っていたが、とんでもないことだと気付かされた。まさに天才による建造物であることを教えてくれた書物だ。

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2008年12月25日 (木)

聖なる夜に

 今年もこの日がやってきた

 宗教など関係なく、心洗われる一日

 私達は歌う

 ロビーで始まり、病棟すべてを廻る

 皆が希望の光に包まれるよう、祈りながら

 Hail Holy Queen ~

  Heaven and earth resound the hymn

  Salve, salve, salve, Regina

  Alleluia !

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2008年12月18日 (木)

叫んだ

 ガンバに脱帽です。やってくれました。

 昨年のレッズに期待していてできなかったことを成し遂げてくれました。

 涙が込み上げてきました。

 俺たちは出来る、そう思えた試合でした。

 ありがとう。

 Jリーグはこの3ゴールで新しい階段を上がりました。

 これからも燃えるな〜〜

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2008年12月17日 (水)

経済は素人ですが

 このご時世、100年に一度の不況ならじっと耐えるだけでは潰れてしまうかもしれない。

 誰にも判らないが、公共事業に活路を見いだすという方法もあって良いと思う。少なくとも現金をばらまくより良いと思うがいかがか。

 いや道路を造れというのではない。そんなもの舗装されていなくたって大丈夫なところまできれいなアスファルトが引かれ、土も生物も皆辟易している。それより全国どこにでもある橋の整備をしなくちゃならないだろう。

 先日アメリカで突然橋が崩落した。あの映像を覚えている人も多いはずだ。あの時日本に架かる橋も、耐用年数からしてそろそろ見直すべき年月が経過しているとの報道があった。今こそこれに掛かる時ではないか。いつかはやらねばならぬ事、人員の確保もしやすいこの時期にうってつけではないか。

 それと学校校舎の耐震性不足も問題なようだ。わずかな震度で倒壊の可能性のある校舎が全国に一万棟あるという。できれば補強すべきというものも合わせると4万棟に上る。その整備には早急に取りかからなければならないはずだ。

 現金をばらまいたところで、タンスの肥やしにしかならないだろう。やらなくてはならないことをしっかりやるのが政治だと思うがどうか。

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2008年12月16日 (火)

わが浦和レッズ、そして日本のサッカーへ

 今年は最初から雰囲気が良くなかった。昨年ACLをJリーグで最初に制したチームとなったことである意味慢心があったこと、そして中央のラインが揃わないままシーズンに入ってしまったことが最後まで響くことになってしまった。

 僕らは人からビッグチームと言われても、誰のこと?と思ってしまう。あのお荷物と言われた時代やJ2時代を忘れることなどないからだ。およそサッカーになっていなかった時代を知る僕らには、あれから年を経るごとにサッカーを見せてくれるようになった選手たちを子供達の成長のようにまぶしく見つめ、そして誇りに思ってきた。リーグを制覇し、ACLも制覇してくれた我がチームを本当に誇りに思った。あの時ACミランにしっかりとぶつかって、こてんぱんにされていれば変わったかもしれない。しかしいつもの司令塔を欠き、オーバーワークで身も心もズタズタだったチームはぶつかっていけないまま、全力を出し切れぬまま終わってしまった。

 こんなに散漫なシーズンへの入り方は今までなかっただろう。そして要の中央のラインは移籍と怪我とオーバーワークによって誰一人いなくなってしまっていた。補強すべきはそこにあったが、ワシントンを失ってあわてたフロントはエジミウソンを連れてきてしまった。自前のFWをもっと信頼すべきなのに。

 僕らの思いも声も届かないシーズンだった。なにもかもがずれていた。ただ一つ、僕らが期待を込めてずっと見守っていたユースが順調に成長してくれていた。彼らがJスタメンに名を連ねるようになったとき、レッズはこれまでにない姿になるだろう。それを楽しみに待っている。もちろんそれまで手を抜くわけにはいかないが。

 話は変わるが、一サッカーファンとして見たとき、今年引き込まれるプレーをしたチームはジェフ・パープルサンガ・サンフィレッツェだった。順位などと関係なく、最も魂を感じる試合を展開していたと思う。僕はたとえレッズとの試合であっても、彼らのひたむきさには拍手を送ってきた。僕らが望んでいることを知って貰いたいがために。そして心がそう叫んだから。

 逆にレッズのプレーは他チームからみるとつまらないらしい。そのうえ札束で顔を叩いて選手を漁っているという他チームサポから言われる。正直、札束だけでなびく日本人選手はいらない。もっと高い次元でプレーがしたい、そう思ってくれる選手に来て欲しい。Jだけではなく、ACLから世界を目指す選手を見たい。そのために守りを固めて、前3人だけで点を取るのかよとも言われる。それは試合を見ていないものの言い草だ。本当に点が入る時のレッズのダイナミックな動きを見ていないからに過ぎない。

 日本のサッカーはまだ生まれたばかりだ。日本リーグ時代も見てきたが、やはりJが始まってからが本当のサッカーの始まりだろう。そんな中、やっと世界を意識するところまで来られた。ここから先に進むためには何が必要だろう。日本が世界に誇れるのはアジリティーだと言うが本当だろうか。どうみてもプレミアに登場する彼らの方が遙かにアジリティーに優れている様に思う。しかも90分疲れることなくである。

 言うまでもなくサッカーは足でいかに上手くボールを運ぶかというスポーツだ。そこには失敗が必ず含まれる。相手より失敗を少なくし、いかにボールをゴールを中に入れるかだ。そのためにはボールを取られないテクニックや相手の届かないところでボールを扱うテクニック、意表をつく、着いていけないスピードなどなどいろんな方法が選択される。どれを磨いてもよいが、もし日本に合ったものを考えるなら、意思統一と勤勉性からボールをより多くの人数で奪取し、より多くのプレーヤーの殺到でゴールに押し込んでしまうというのを90分やり通すことだろう。それが出来ればサッカー大国を倒すことも可能になる。今年のユーロであのロシアがオランダに何もさせなかったように。

 きっとあの姿が日本の行き着く姿なのだろうと僕は思う。そのためにJはどうあるべきか。外国人選手枠は撤廃して海外から優秀な選手を引っ張ってビッグ4と呼ばれるくらいの競争をする。その中で日本人選手達がいかにボールを運ぶかを学んで初めて、大国と対等となるのではないか。日常的にプレッシャーの激しく掛かる所で、ボールを運んでいないと、結局は井の中の蛙で終わってしまうように思う。もし外国人ばかりになると複雑だが、きっとそれでもレッズをサポートする。日本人選手がユースからはい上がってくるのを楽しみにしながら。

 (しかしこの不況じゃあ何にも変わらないだろう。いやもしかしてJにとってもの凄く危険な時代かもしれない・・・)

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冬の空気のむこう

 連日冷たい空気を切り裂いて走った

 冷えた空気が霜を降らせ

 沼に靄を張らせた

 それでも

 朝漁の船はゆく

 私も負けずに進む

 Photo

 

・・・英語論文と日本語論文各1編ずつacceptの通知がきた・・・

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2008年12月11日 (木)

救急の現場から

 大学の同級生がテレビに出るというので、昨夜その番組を観た。登場する本人からメーリングリストを通じてアナウンスされていたのだが、すっかり忘れていて、たまたまテレビのスイッチを入れると彼が飛び出して来たのだ。

 横浜にある病院の救急部部長を務める彼は、学生時代と変わらず飄々と仕事をこなしていた。何十時間も病院に居て、いつ鳴るとも判らないホットラインを胸に抱くことはどれだけ大変なことだろう。仕事に貴賤はないが、生死の境にある人を瞬時の判断で治療しなくてはならない現場の緊張感は他の仕事にはない。それだけに使命感も達成感も無力感もぐしゃぐちゃに詰め込まれる。慣れや諦めというものもあるが、彼の性格がそうさせているらしく、画面からは悲壮感は全く伝わってこなかった。

 彼の言葉ではないが、同僚の言葉が現場を物語っていた。

「やってるっていう充実感はあるんですけどね・・・みんな早死にしますね。あとは離婚ですね。」

 細く長く生きたいとは思わない。充実した人生であればよいと思う。だからこの職業を選んで悔いはない。おそらく高度成長期の日本の会社に勤めるお父さん達はみなそうだったのだろう。それはみんな頑張れる。しかし一つ違うところがある。医療は今訴えられるのだ。結果責任というもので。

 病気になれば治る可能性はいつもゼロではない。病気でなくたって、生物の生は死といつも隣り合わせだ。それが全く理解されず、すべて治るはずなのに結果が悪かったのは、手を施したやつのせいに違いないと訴えるのだ。マスコミもそれを後押しし、間髪入れず医療者は極悪人に仕立て上げられる。ひとたびこういうことが起これば、充実感のみですべてを犠牲にしていた緊張の糸がプツリと切れてしまう。それが全国至る所で起こっている現象だ。

 この番組では、住民とのささいな行き違いで、長年勤めた山間の診療所から去る医師も紹介されていた。ほとんどの住民に頼りにされ、信頼されていたとしても、訴えられるという行為一つで心は折れてしまう。それほど危うい状況が日本の医療なのだ。

 かの同級生が訴訟などに巻き込まれることなく、救急の現場に立ち続けられることを願うばかりだ。

 それにしてもハラが出たな・・・・

 

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2008年12月 9日 (火)

年次改革要望書

 今日のお題目『年次改革要望書』なるものの存在を知っている方がどれくらいいらっしゃるだろうか。

 私は数年前、産経新聞に掲載されている石原都知事の『日本よ』というコラムで知った。そしてそれは、それまで抱いていたおぼろげながらの疑念が確信に変わった瞬間であった。そう、日本は決して独立国家ではなく、アメリカの一つの州でしかない、いやそれ以下であるということだ。

 日本とアメリカは「日米規制改革および競争政策イニシャティブに基づく要望書」という相手政府に対する制度改善を求めた文書をお互いに交換している。これは1993年に宮沢内閣が始めたものらしい。バブルがはじけ、日本が沈没しかけているときに始まったもので、お互いに要望するというより、アメリカの指示で日本を助けて貰うという構図だったのだろう。アメリカの庇護の元、経済発展を遂げ、貯蓄残高世界一となった日本国民のマネーを総取りするチャンスを得たアメリカは、その後着々とそれを吸い上げるシステムを構築すべく、この要望書にプロセスを盛り込んできた。その結果制度改革は次々と施行された。

 市場原理こそすべてに優先されるべき理論とする魔法と改革に反対する抵抗勢力には断固戦うという威勢の良い呪文により鋲付き首輪が日本の首根っこに取り付けられることになったのだ。つながれた犬は、飼い主の機嫌の良いときは餌もたくさんもらえ、あたかも羽振りの良い状況を謳歌しているように見えた。しかし飼い主が貧乏になると、もちろん餌は与えられず、首輪でつながれたまま餓死してしまうことになってしまう。餓死する前に、絞れるだけ搾り取ろうと、アメリカはまたもや要望書を出してきた。それはクレジットスコアを導入せよ、という指令で、個人の資産の格付けをするものらしい。

 株券のIT化で、個人の資産を瞬時に把握できるシステムを構築したばかりだが、それをさらに押し進め、収入やローン返済などの信用すべてをスコア化し格付けるシステムだ。経済アナリストの森永氏によると、これは外資が個人消費者金融への参戦のための布石とのことだ。

 軍事も政治も経済もすべてアメリカ政府の言いなりになっている日本。これでよいはずはないだろう。まずは知ること。そこから考えるべき事が生まれるはずだ。

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2008年12月 7日 (日)

吐き風邪ばかり

 外来は吐き風邪の嵐。

 しかしいつもの冬のノロウイルスより程度は軽く、1〜2日で治まっている。もちろんそれ以上続く人もいて、そんな人は入院となってしまう。どうも子供より大人の方が出足好調で、内科病棟がごった返している。さて軽いので検査していないが何のウイルスだろうか。

 昨夜の救急当番でも大勢来院してきた。ほとんどが制吐剤の座薬でなんとかなるが、点滴を余儀なくされる人もいる。昨夜の14才にはちょっと閉口したが・・・

 うちの中にも患者がいる。先週10才児が罹り、先程7才児が吐き始めた。

 蔓延させたくはないが・・・

 家庭内感染は予防なんて難しいんだよね・・・

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2008年12月 4日 (木)

もっと怒れ

 その1

 本日クラスター爆弾撤廃条約に日本が署名したとの報道がなされた。他国からの侵略を海岸線で防御しようとする水際作戦にとって最も有効と考えられるこのクラスター爆弾と地雷の二つを日本は失うこととなった。

 この2つの兵器は、戦闘能力の高さ故に排除されたわけではない。残存する率が高く、市民を巻き添えにする可能性の高さ故に排除されたのだ。仕方あるまい。世界がこれを排除しようというならば従おうという姿勢は評価できる。

 しかし・・・ロシアと中国・・・当面最も敵国として攻めてきそうな両国が批准していない。こりゃどう考えても手落ちだろう。そしてアメリカ。アメリカは原爆もクラスターも平気で使用してきた国だ。最も罪深い国の一つだろう。それが世界の警察よろしくクラスターも使い続けますじゃ意味のないことだ。アメリカが持っていれば、犬の日本も持っているのと同じ事と言われておしまい。

 やっぱりダブルスタンダードは無理がある。正式な独立国家としてどうあるべきか、本気で議論すべき時だろう。

 その2

 シーシェパードがまた調査捕鯨を邪魔するのだそうだ。鯨観光で外貨を稼いでいるオーストラリア政府も黙認するらしい。彼らの暴力行為を支援する著名人たちも大勢居るとのこと。誰かシーシェパードの船に鯨が体当たりするようし向けてくれないだろうか・・・

 それより気になるのは鯨など海洋生物の頂点に位置する動物たちへの環境ホルモンなどの影響だ。どれほど海が汚染されているのか知りたい。沿岸の魚たちはかなり汚染されていると聞く。本当に食べてもよいレベルなのだろうか。牛や羊は狂牛病、トリはインフルエンザで魚は環境ホルモンとなると、一体我々は何を食べたらよいのだろう。

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気づかずに

 いつもの道

 いつもの風景の中

 埋もれて気付かないものがある

 これも そう

 こんなに可愛らしい花が咲くなんて

 Photo

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2008年12月 3日 (水)

弱いなりに

 酒が好きだ

 とりわけ日本酒のふくよかさが好きだ

 でも悲しいかな人間リトマス試験紙は

 わずかな酒でも反応し

 一人赤鬼のごとく

 目まで血走らせる

 それでも

 友の呼ぶ声を聞きつけて

 電車を乗り継ぎ

 杯を掲げるのだ

 そして決まったように

 電車に揺られ

 揺られ 揺られて

 揺られ 揺られて

 見知らぬ土地に降り立つのだ

 あとは一人

 ゆっくりと大地を踏みしめ

 存在を確認する

 シリウスの瞬きに

 勇気をもらい

 そしてまた一歩

 今日も歩き出すのだ

 

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2008年12月 2日 (火)

うなる

うなる
なかなかに唸らせる、読み応えある新書だ。時代を世相をそして人間を斬る目がここにある。

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2008年12月 1日 (月)

きりり

 冷えた

 キュッときりりと冷えた

 すると

 見るものたちが輝き始める

 この小道も

 こんなに

121

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