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2008年7月 2日 (水)

pregnancy

 常連さんである英語しか通じないナイジェリアのbig mamが息子を連れてやってきた。先日から発熱と咳嗽がひどく、先週土曜日に抗生剤など始めていた。それが功を奏し、わずかに咳が残るのみとなったとのこと。よかったよかったと話し、他に質問はと問うと

母 「自分のことなんだけれど、いいですか?この病院の受付で、妊娠の有無をチェックしてもらいたいと話したの。でも断られちゃった。ほかの診療所でもダメだって。何故??」

私 「ここは婦人科はあるけど産科はないからね。仕方ないかも。でも産科の診療所でもダメなの?」

母 「そう。」

私 「で、最終月経は?」

母 「5月の20日。」

私 「いつもはどれくらい続くの。それからどれくらい誤差が出てくるの。」

母 「ちょうど28日。遅れても3日まで。」

私 「そりゃ随分正確だね。それなら十分妊娠の可能性があるね。OK,カルテを出してくれれば、尿検査くらいすぐだよ。診察を小児科区分で出してもらおうか。」

数分後結果が外来に到着した。

私 「Mrs.○△, Pregnancy・・・positive! Yeah, congratulation!!」

母 「ええっっっ、そうね、ありがとう。」ちょっと溜息・・・

私 「そうか・・・仕事始めたばかりだものね。でもマイ○ルにとってはとてもいいことだよ。神様に感謝しなきゃ。」

母 「でもね、先生。どこで診てくれるかしら。英語しゃべることのできる産科の先生知らない?」

私 「う~~~ん、でもね、みんな時間さえあればちゃんと対応できるはずだから、大きな病院の産科に行ってみようか。紹介するから。」

母 「ありがとう。行ってみますね。」

 一つの小さな命の誕生を目の当たりにする職場ではない。しかし命の胎動を感じ、命の躍動を両手に抱えることのできる職場であったことを再確認した。立ち止まってはいられない。

 前へ進もう。

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コメント

お久しぶりにお邪魔いたします。

一つの命がその灯を消した時、新しい命がどこかで芽吹くのかもしれませんね。

小学生の時、国語で習った『ゆずり葉』の詩を思い出しました。


命はつながっているんだなぁ…改めて思いました。

投稿: 千日 | 2008年7月 3日 (木) 05時45分

千日さん

 一時のその刹那をどうして無駄にできましょう。

 せめて精一杯生きようではありませんか。

投稿: クーデルムーデル | 2008年7月 3日 (木) 20時20分

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