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2008年7月 9日 (水)

電子カルテの意義

 夜間急病診療所に電子カルテが導入される。私はこの診療所の役員ではないため、導入となった経緯については全く知らない。しかし5月に初めて導入の噂を耳にし、疑問を投げかけていた。なぜこの診療所に必要なのかと。

 夜間急病診療所はその名の通り、夜間急に起こった疾患で困った患者さんがやってくる診療所だ。対応は通常の外来より手早くする必要がある。人や物が動く動線は短く混線しない方がよいのは当たり前だ。従ってカルテの行き来がなくなりランケーブルで繋がっている方が余程良いと感じる方もいるかもしれない。しかし実際には受付から診察室までわずが10数歩の距離、しかもその間に薬剤師が待機しているという恵まれた?環境だ。パソコンに打ち込むより早く的確に声が届いてしまう距離なのだ。しかもこの診療所に勤務する医師は若者からお年を召した方まで様々だ。パソコン習熟度と診察技量とは一致するものではなく、患者さんへしっかりした説明をすればするほどパソコン画面から遠ざかるものだ。カルテ保管庫に困っているわけでもなく、検査が出来るわけではないので会計も手間の掛かるものではない。百歩譲って字の汚さから薬剤使用を打ち込むのが困難というものが一掃されるかもしれない。その代わり医師による打ち込み間違いが出てくることもあり得る。これまではなんと読むのかと声を掛ければ、すぐさま返答されたものが、打ち込んだものは正しいと勝手に判断されてしまうのだ。

 ということで電子カルテ導入の意義がこの診療所に限っては見つけられない。まあ入力作業が電子パレットということで、おもちゃみたいに楽しめるのが唯一良いところだろうか。でもそれって患者さんの役には全く立たないように思うのだが・・・

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