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2008年4月30日 (水)

皮膚科診療やん

 最近休日に時間があると庭木を診る。見るのではなく、診てしまう。

 びわの葉に黒い斑点が半年前に出来た。最初は一枚、しかしゆっくりと着実に斑点を持つ葉は増えていった。ゆっくりであるが故に、病気とは認識していなかった。木そのものに元気があって、新芽をどんどん出していたことも認識が遅れた原因だ。いろいろと調べてみるとカビ類による感染症でゴマ色斑点病というものらしい。早速薬を購入し、散布すると同時に感染した葉を取り除いた。落葉も取り除くのがミソらしい。

 ここ数日はツツジの蕾が膨らんできた。大ぶりの花を咲かせる平戸ツツジが大好きで、見ていると幸せな気持になってくる。もうすぐだと思いながら蕾の横に目を移すと、おやっ?葉っぱに褐色の斑点が・・・ここにも、ここにも・・・おっとこっちは白く淡い斑点でザラザラになっている・・・調べるとやはりカビなどによる褐斑症らしい。元気そうに見えるが、これも病気か。早速薬をかけてやることにしたが、雨で折角の薬が流れてもいけない。薬を葉の上に長く定着させる液体も混ぜて与えることとした。

 なんのことはない、植物の皮膚を診断しているのと変わらない。外用療法あり、カルシウムやリンの配合、酸性度の調整など考えると、対象が人でなく植物だということだけなのだ。当たり前のことに今更気付いたということだが、狙い通り元気になるとめちゃくちゃうれしい。元気な命を眼にすることが、自分にとっての元気の源であると感じられる。

 愛でるだけでなく、手を下して育てるのは何でも楽しい。皆さん、いかが?

 

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2008年4月26日 (土)

淡い期待

 淡い期待もむなしく、外来終了間際に怒濤の3連チャン入院。

 肺炎に急性腎炎に不明熱ときた。

 あかん・・・明日で最終日。

 行けるんかな・・・って、あ~~もうこんな時間。いったい何時間起きて仕事してるんかいな。

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学術集会

 今月最後の救急当番を終えた。今日はこの後土曜外来を引き続き行う。

 昨日から始まっている小児科学会学術集会にも参加したいが、外来後に行っても眠ってしまうのがオチか・・・

 東京丸の内での開催で、時間的には行けてしまうだろうことがやっかいだ。いっそ行けない距離ならあきらめもつくが。いかんいかん、普段聞かない疾患についての勉強もしなくては。

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2008年4月23日 (水)

情報統制の是非

 非民主的情報統制により国民の国威発揚を煽り、チベットとチベットを支持する人達への非難を繰り返す中華当局に義はない。チベットの文化を否定し、殺戮と弾圧、そして文化統制を行ってきた中国共産党は、1980年代にもう謝罪は終わっているとしてチベット僧侶の話も聞こうとせず、しかも自国民にも海外にも何も問題はなく、チベットは平和的に自国の領土だと主張しているのだ。日頃から「日帝だ、小日本許すまじ。」などと叫んでいるが、よくもシャアシャアとこのような主張ができるものだと感心する。どちらが現在暴力を振るっているかなど誰の目にも明らかなのだ。

 このブログでも主張してきたが、言論統制をしている限り中国を正常な国家として認めることなど出来ない。一党独裁で、異議を唱える者は拘束されているのだ。留学している中国人がリベラルな意見を言おうものなら売国奴とののしられ、親兄弟はおろか親類縁者にまで危害が及んでいるのだ。自由を手に入れた国民から見るとおそろしく野蛮な国としか映らない。

 さらに言うならば、その中国が拒否権を持つ国連など早く葬り去るべきだ。第一民主主義を掲げるなら拒否権などバカバカしい権利などあってはならないだろう。世界は我々が動かすのだと言っているのと同じ事なのだから。これでは帝国主義と変わらないだろう。第二次世界大戦の戦後はもう過ぎ去った過去であり、世界は大きく変化しているのだ。そろそろ別の世界機構を作るべき時だと思うがいかに。

 そんな中我が国は米国の核の傘の中で平和と自由という甘い蜜を吸い、怠惰な肥満を貪っている。米国の用意した鎖に繋がれながら、見せかけの自由を楽しんでいることに気付いている国民も多いはずだ。しかし従順にすれば食いっぱぐれることもないため、皆事を起こすことを拒否している。従順さは外にも内にも向けられ、世界に冠たる平和憲法死守と叫んで自国を守ってくれる軍隊を違法と言い、軍の秘密も全部外へ公開してしまう。

 どげんかせんといかん・・・

 

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2008年4月22日 (火)

交通法規違反です

 6月から道路交通法が改正される。自転車に関する法規も見直しが行われ、周知徹底が呼びかけられている。

 当たり前のことだが、

①他人に迷惑を掛けるな

②自分の身は自分で守れ

ということが大原則だ。それ故より弱者である歩行者への配慮を強化し、歩道走行の禁止、飲酒運転の厳罰化、無灯火運転の禁止、片手運転の禁止、ながら運転の禁止(携帯電話・傘・ヘッドホン)などが列挙されている。ただ以前にもブログネタにしたが、これを守り守らせることが出来るのかということだ。赤信号を子供の前でも平然と渡ることの出来る人達にこれを説いても馬耳東風であろう。また車道を走ろうにも車側から明らかに邪魔者扱いされ、危険にさらされることも多いのをどう配慮できるだろうか。

 昨夜、もちろん明るい電灯を点けて車道を走っていたら、道の反対側から急に飛び出してきた車があった。車は大回りし、私の進行を妨げる位置まではみ出してきた。急なこともあり「あぶないじゃないか!」と叫ぶと、「なんか文句あんのか!!」と凄まれた。文句もなにもそちらが道路交通法違反なのだ。歩道を跨ぐとき一時停止すべきを怠り、中央線をはみ出して運転する車に義はない。相手にしても仕方がない大バカ者なので、おしりペンペンして走り出した。怒って反走背走してきたが、それで追いつけるほど自転車は遅くない。胸くそ悪い思いをしたが、現実をどこまで行政は知っているのだろう。

 何度も書いたことだが、結局は幼稚園・小学校の時代からしっかりと教育をしなくてはならないし、歩行者にも厳罰をもって当たらなくてはすべてがうまくいくはずがない。悲しいかなこの国からは一部の人を除いてモラルなど消し飛んでしまったのだろう。

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チューリップあります

 チューリップ祭りは

 嵐の中で終了した

 いつものことだが

 これで終わりではない

 残った数万本の花が

 風車を彩り続けている

 実は今がチャンス

 オランダ衣装の娘さんはおらずとも

 チューリップと印旛沼を堪能するなら

 祭りの後がいい

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2008年4月17日 (木)

腰が・・・

 昨夜は月一回のフットサル。今回から登場の東福岡高校サッカー部出身のMRさんと対戦できるということで、ワクワクして出掛けた。

 なるほど、テクは凄い。走る体力もまだ大学出たてということもあり十分。しかし少しなめているところがありそうだったので、かましてやった。いやもちろんフットサルなので削るわけにはいかない。相手の引き技を狙って身体を入れてボールを奪取し、そのままゴールへ叩き込んでやった。

 病院チームとMRチームでいつも対戦しているが、そこに営業は持ち込み御法度だ。遠慮なし、持てる力はすべて出して欲しいとお願いしている。手を抜かれるほどつまらないスポーツはない。完膚無きまでに叩きのめされるならそれもいい。半年前までは弟がJリーガーというMRさんもいて、彼など我々を容赦なくキリキリ舞いさせた上で強烈なシュートをしてきたものだ。それでいい。だからこそこっちも本気でぶつかっていける。

 東福岡の彼もその後ようやく本領を発揮してくれた。ゴール前でのドリブルは見事だった。負けないように本気で2時間走り続けた。

 心地よい疲労と汗が全身を包んだ。また来月と声を掛けてコートを後にした。

 残ったものは爽快感と・・・・・

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2008年4月15日 (火)

ロードレーサー

 白い車体が飛ぶように消えた

 新任医師のロードレーサーだ

 風を切るなら間違いなく

 MTではなくロードレーサーだ

 でも道端の春を感じるなら

 私は断然MTを薦める

 土手のつくしや山際のすみれは

 ゆっくりとした時の流れに振り向いてくれるのだから

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 明日からチューリップ祭り

 印旛沼が人で騒々しくなる

 数少ないひとときだ

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2008年4月14日 (月)

牛の虐待でしょ

 本日昼のニュースで牛肉12トンを一斉にバーベキューし、ギネスがこれを認定したとあった。

 いくら神様から牛肉は食べてよいと言われているからって、どうみてもおいしくできあがることのないこのバーベキューは、食べ物に対して謙虚さも敬意もなにもないとしか言えないだろう。

 NHKはこのニュースを流す直前に、じゃまが入って調査捕鯨が予定の60%程度しか出来なかったというニュースも放映した。これ狙ってのことならかなりイケてるプロデューサーの仕掛けと思うがいかに。

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2008年4月13日 (日)

鹿の味は最高

 いや〜〜アントラーズは強い。とても良いサッカーを見せてもらった。でもそれと勝敗とは別。5バックで情けない試合をしていたが、永井が入って変わった。レッズに足らないのは中盤での落ち着き・タメ。これをわずかだけれど実践してくれたことで細貝と山田が金縛りから解放された。

 それにしてもアントラーズのサポの応援は酷すぎ。あれじゃ鹿島スタジアムが一杯になるはずない。自らを辱めていることに気付いている良心のサポもいるだろうが、折角素晴らしいサッカーをしている選手に失礼だ。

 なんのことかわからない読者にわかってもらいたくても、ちょっとここでは書けない内容なので。

 さてポンテが帰ってくれば、戦う体制は整う。それまでこの調子で持ちこたえて欲しい。サポが気合い入れて応援するしかない!

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2008年4月12日 (土)

清々しい朝

 久しぶりに晴れた清々しい朝となった。救急当番明けで初期急病センターの門を出ると、ひんやりとした空気に包まれた。

 当番中はいまだに多いウイルス性腸炎の子供達ばかりがやってきた。この春休みで幾分下火になったとは言え、しつこく子供達を苦しめている。先週は看病していた両親も倒れ、小児科で点滴を受けてもらったりもした。早く過ぎ去って欲しいものだ。

 今日は非番なので、これからゆっくり眠りたいところだが・・・

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2008年4月 9日 (水)

嵐のあとさき

 昨日は末っ子の小学校入学式だった。しかし関東地方を襲った猛烈な暴風雨が千葉にもやってきた。自分の記憶の中でセレモニーの当日にあれだけの気象条件となったことは皆無だ。

 幸い子供はそんなことは一向に気にする様子もなく、元気に入学式へ参列した。困ったのはめかし込む大人だけということか。

 私にしてもスーツを着る機会はほとんどない。それが水浸しになってしまったのだから、穏やかでいられないというのが本音であったが、うれしそうにランドセルを背負っている末っ子の前で苦い顔をするわけにもいかず、努めて笑顔でいた。(どうでもいいがこのスーツ、医者になったときに作ったもので、未だ普通に着られる。もう17年目に突入だ・・・)

 天気予報では今日は快晴となるとのことであったが、朝の空には何処にも青はなかった。それでも「行ってきます!」と元気に駆けだしていった息子の後を追うように自転車を漕ぎだすと、昨日の風雨で散った桜の向こうにチューリップを抱く風車が見えた。

 この嵐が過ぎれば、風車の周りも春本番を迎える。

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2008年4月 4日 (金)

病気の本体は何処に

 昨日入院した5ヶ月の女児。前日から39℃の発熱あり、咳無し、鼻水なし、発疹なし。哺乳は徐々に少なくなって来ていた。

 「こいつは嫌だ。やばい。」と血液・尿・髄液を培養とともに検査すると、炎症反応はとても高くなっていたが、ここといった感染のfocusが同定されない。こういった場合尿路感染症が一番起こりうることなので、超音波や腎シンチグラムまで行った。しかし確証には至っていない。心臓もエコーで確認したが、心筋炎を含め異常はなさそうだ。

 さて、一体何が隠れているのか。正体はなんなのか・・・嫌な週末を迎える。

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2008年4月 2日 (水)

花の舞

 昨日の激しい風がやみ

 暖かな春の陽が降り注いでいた

 蕾は勢いづき

 花弁を一斉に広げた

 花の季節の到来だ

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2008年4月 1日 (火)

検定

 これ面白い。医療関係者の方、是非。

 ちなみに私は漢方で2問ミスをしてしまいました。皆さん、いかが?

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メタボ検診なんて

 予防医学花盛りである。誰だって病気になりたくはない。予防が可能で有ればそれはとてもよいことであろう。ただし本当に予防となったのかどうかを知ることは難しい。少なくとも個で考えるのではなく、全体(マス)で考えなくては話が進まない。ある人は予防を取り入れていたにもかかわらず病気になってしまったとしても、それイコール予防の失敗ではない。マスで病気の発生が減っていればそれは成功とする他ないのだ。

 予防医学と並んで早期発見早期治療を目標とした検診にも過剰な期待が寄せられている。昨今疾患によってはすでに克服する術を手に入れているものもあるが、にっちもさっちもいかない病気は多い。それでも早期に発見すれば治療可能である病気もあるのは事実だ。ではどれほどの間隔で検診をすべきなのか。2、3ヶ月に一度受けるのであれば確かに早期発見には役立つだろう。しかし年一回検診を受ける人の場合、今年の検診で異常なしと言われたら次は1年後なのだ。ほんの少しの異常のため見逃された疾患があったなら、それを例えば一年間放置したらどうなるであろう。個人的にはうまく病気が見つかって早期治療に漕ぎ着けられた方もいることだろう。しかしマスで考えるとどうなるだろうか。

 そういったことをコストを基準にして考えてみる医療統計がある。すると検診は一部を除き割に合わないことが判る。それでも「健康を保つためにコストがかかるのは当然だし、安心料だ。」と仰る方は多いだろう。しかしそれが国家予算を使っての話であればどうか。金満日本の時代ならばそれでもよかっただろう。しかし借金だらけでおまけに就労人口がどんどん少なくなる時代である。医療費も抑制しなくてはと躍起になっているところなのだ。医療費の抑制に検診が貢献するはず?そりゃ幻想以外の何物でもない。成長産業として使うというなら別で実際にお金の流れを計算しているサイトもある。これを見ると政府はこれを狙っているのだなと理解したくなる。

 マスで考えるならタバコを禁止し、腹囲85cm以上は食事制限&運動を義務づけるのが医療費を抑制し国民を健康にする一番手っ取り早い方法だろう。もちろん罰則付きの法律制定にすれば効果は高いはずだ。タバコ産業からの税収や新しいメタボ対策産業からの税収を換算するから、タバコは野放しでメタボ検診も行われるのだ。

 検診が義務化され、会社なら部署ごとに腹囲を計測し、制限を守らなかったら減給。そのうち子供達にまでその考えが広がり、デブは差別の対象となり激しいいじめに遭う。デブの見本市みたいな大相撲中継などもってのほか。柔道も腹囲85cm以上は試合に出られない・・・・

 そんなバカなと仰る方がほとんどであろうが、今や学校の先生や保健士さんが子供達にメタボになるから痩せなさいと平気で話してしまう時代なのだ。私は外来でその話を聞き、怒りで身体が震える思いをしている。その一言がどれだけ子供達の未来を奪っているかをもっと知って欲しい。

 メタボ検診は以上のことが詰まっているのだ。個人的にお金を払って検診を受けるのを止めるものではないし、メタボリックシンドロームのドミノを食い止めることが生活習慣病対策に重要であることも否定しない。しかし自治体が検診を無料化するなど、ガソリン税廃止と同じくらいアホなことだと思うのだ。

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