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2008年2月 5日 (火)

研究会とその後(前編)

 先週の金曜は千葉市で研究会があった。小児膠原病研究会というかなりマニアックな研究会で、参加者も30人ほどであっただろう。今回はリウマチ性疾患に対する治療の最前線として生物学的製剤についての公演があり、日頃使うことのない薬剤について勉強した。学術雑誌や学会で知ってはいたが、作用機序や効果、そして副作用など気を付けるポイントをこの会で知ることが出来た。

 いつもならどんどん質問が湧いてくるのであるが、とてもわかりやすく、そして要所をはずさない公演であったため、浮かんでくる疑問がその都度解決されてしまった。鹿児島大 母性小児看護学の武井教授、おそるべしである。

 公演終了後にレセプションがあり、同僚と共にそれに参加した。小児腎臓を専門とする他院の医師も見掛けたので、ちょっとずつ話しかけながら、ホテルの料理をつまんだ。しかしいつも思うことだが、なぜあのレセプション料理は味気ないのだろう。なにより愛情を感じないのがいけない。一つ一つの味は悪くない。統一性をもってオードブルからスタートし、コース料理よろしく食べていけばよいのに、食べたいものを先に取ってくるからダメなのかもしれない。出された瞬間に食べられるわけでもなく、放置されているものを食べているのだから仕方ないかもしれない。そう言いながら腹を満たしてさっさと帰路についたのだがら、そんなことを言えた義理もないのだが。

 翌日は昨夜の復習をした後土曜外来をやっつけた。昼過ぎに仕事を終え、京成臼井駅裏の『麺屋青山』へ久しぶりに寄った。成田ラーメンの超有名店の姉妹店で行列は当たり前なのだが、たまたま席が空いていたので入ってしまったのだ。実はこの店のラーメンはあまり自分の好みではない。しかしなんとなく味が忘れられず、ごくたまに食べたくなるのだ。いつもと同じように白濁魚介を注文した。ずずずっず~~~っ、おっ、ちょっと変わった?美味くなってる!店の奥を眺めると、以前より厨房が賑やかだ。そうか人が増えて、本来の味を出せるようになったのかも・・・それまではたくさんの客が来ていても一人で賄っていてにっちもさっちもいかなかったのかもしれない・・・

 気分もお腹も満腹になり、そのままヘアーサロンへ直行。気になっていた髪を整えてもらった。髪を切りセットする店長と洗髪&肩もみする助手がいるこの店で、ここ2年間セットしてもらっている。ここに来るまではずっと刈り上げ君だったのだが、店長と出会い、いまどきのスタイルにされ、「どうよ、俺?」って鏡を見てしまうようになった。もっとも同じようなスタイリングは自宅で出来ず、結局手櫛でササッとやっつけてしまうだけなので、その日限りのヘアースタイルなのだ。また洗髪してくれる助手も良い。15分ほどシャカシャカボリボリ頭皮をモミモミしてくれると意識が異次元へトリップしてしまう。これでもう少し肩の指圧が上手ければ完璧なのだが、それは彼の勉強次第であろう。

 気分良く帰宅すると、明日は雪が降るのだと子供達が騒いでいた。ただ天気図を見返してみても、寒気が上空にそれ程残っておらず、低気圧が進んできてもみぞれくらいだろうと予想し、そう子供達に告げた。絶対降るもん!と怒り出す三男に、みぞれだけだよと語気を強める自分の大人げなさにちょっと反省しながら、井上靖の『風林火山』を寝ころんで読み始めた。最後まで読みきったころ、急にゾクッと寒気を覚えた。周りの空気が冷えてきていた。布団に潜り込んでもなかなか寒気が治まらない。久々にフリースまで着込んで眠ることになった。

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