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2008年2月15日 (金)

お国自慢

 島国根性がそうさせるのか、人類の帰属意識がなせる技なのか、お国自慢は古今東西どこでも繰り広げられるものだ。ほほえましいものから、相手の文化を理解できず戦争にまで発展することもありえるから一概に端から見ていて面白いと言えるわけではない。それでも多くは少しの驚きと、ちょっとの優越感と、そして多くの自己顕示欲を持って行われるため、テレビの題材としてもうってつけなのだ。

 『お~い日本、今日はとことん○○県』はもちろんのこと、旅行番組でも『ぶらり○○各駅停車の旅』を始めとしてお国自慢は満載だ。最近では『秘密のケンミンshow』なるバラエティーも盛況で、県民の遺産を番組が認定している。

 かく言う私もお国自慢は大好きだ。吉田戦車作『ぷりぷり県』を愛読し、「こうもり農家:背中にコウモリのはねをつけ、狭い山間の田畑を耕す農業」とか「県頭巾:県民に愛用され、会社でも学校の体育ですらこれを付ける県民服」、「む:関連する言葉に愛着を感じ、極度に贔屓してしまう代表文字」などに笑い転げながら自らの田舎との合致点を探していた。

 ということでちょいとしばらくはお国自慢話にお付き合い願いたい。といっても私の出身県だけを話してもつまらないので、まずは私が勤務してきた地方の特色を他県出身者として紹介してみる。

 まずは青森から。

 県民ジュース:りんごジュース(ねぶた絵付き、できれば紅玉が美味)

 県民食:みそ貝焼き(ほたての貝殻にホタテ貝柱とネギ、きのこなどをのせ、卵と味噌をからめてぐつぐつ煮る)

 人:うちとけると面白いが、寝ても覚めてもねぶたのことだけ

 ここの人達はこれしかなかろう。実は青森との接点は20年前に遡る。当時学生の私は、予備校時代にじゃれあっていた仲間のいる仙台に遊びに行くついでに北東北を巡る旅をしていた。長い夏休みを利用してあてのない旅をしていたのであるが、竜飛岬が見たくなり、そこを目指した。各駅停車あり、ヒッチハイクありの無謀な旅であったが、なにより驚いたのはまさしくそこは水上勉の書いた『飢餓海峡』。荒涼とした砂浜と人智の及ばぬ自然の美しさがそこにはあったのだ。

 続く

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コメント

続きを楽しみにしてます。
青春の一ページでも 二ページでも いいから。
若い頃の旅には 格別の味があるから ね。

投稿: 犬と猿 | 2008年2月15日 (金) 15時56分

これはまた、食いつき易そうな話題ですね。ずるいなあ。
 
私も、お国自慢なら得意です (^o^) ブログでも何回かやってる、「陸の孤島」山形のみならず、「表面上はとっても他人に優しい」京都、「東京と言っていいのか」成増、そして「ノールール・大雑把共和国」アメリカまで自慢できます。
 
続く

投稿: ポリ | 2008年2月15日 (金) 17時36分

犬と猿さん

 美化しないよう気をつけて書いてみます。ちょっと待ってて下さい。

投稿: クーデルムーデル | 2008年2月15日 (金) 21時24分

ポリさん

 ポリさんにすべてお任せした方がよほど面白くなりそうです。つまらなくなったら適当に盛り上げてくださいね。期待してます。

投稿: クーデルムーデル | 2008年2月15日 (金) 21時25分

早くも続きが読みたくなる~

青森県、実はいったことないです。
恐山のふもとに恩師がいたので
一度訪ねたいなと思いつつ・・・

続き楽しみしてますね

投稿: チョコひげ | 2008年2月15日 (金) 23時57分


他の皆さん同様続きが楽しみです。


千葉県で生まれ育った私としては、千葉県の“お国自慢”に期待せざるを得ないわけで・・・(笑)。

投稿: ゆき | 2008年2月16日 (土) 21時51分

チョコひげさん

 恐山の麓に恩師とは・・・まさかイタコさんですか?
 判りました。恐山のこともお話しておきます。

投稿: クーデルムーデル | 2008年2月17日 (日) 20時04分

ゆきさん

 うっ・・・千葉がもっとも苦手かもしれません。

 追加発言、期待しております。

投稿: クーデルムーデル | 2008年2月17日 (日) 20時05分

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