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2007年10月10日 (水)

扇動ではなく

 産経新聞でここ数週間に渡り連載されている『やばいぞ日本』というコラムをご存じであろうか。そこにはのほほんと暮らしている間に世界からどんどんと遅れて行きつつある日本の姿が描かれている。決して扇動ではなく、事実が記されているので是非とも読んで欲しい。(もちろんwebでも公開されている。)

 例えば昨日の記事では政府主導で行われているはずの電子政府プロジェクトはIT企業に丸投げされ、しかもその企業がコスト優先のため中国企業に任せているというものであった。つまり中国はその気になればこの国の中枢まですべて覗き見ることも、操作することも簡単に出来てしまうということなのだ。

 例えば一昨日の記事では電波の周波数の割り当てが防衛省優先ではなく、防衛省も民間事業も同じレベルで語られているとのことであった。太平洋戦争で日本は情報戦に敗れたことがすべてを失うもとになったことは周知の通りである。その後情報処理は長足の進歩を遂げ、さまざまな電波を駆使することができるようになった。それでもどこでどのように回線を遮断されるとも限らず、多くの窓口があるに越したことはない。しかも防衛省が現在使用中の周波数帯に民間企業が入ってくると、通常使用していた通信が使用できなくなってしまう。これを整備し直すとなるとどれだけ莫大な費用がかかり、なおかつ不備が出てくるとも限らない。なにより民間企業と国防を同列に論じるというのが理解が出来ないことだと思うのだがいかがか。

 日本よ鷹となれ!狼として生きよ!などと言っているのではない。主権国家としてこれはおかしいと気付かせてくれる記事だと思う。一読あれ。

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