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2007年6月22日 (金)

研究会

 第一回千葉皮膚・免疫疾患研究会が千葉のとあるホテルで行われた。小児アトピー性皮膚炎の治療戦略、主に親への説明と外用薬の使い方指導という内容にひかれ、仕事を早く終わらせてタクシーに乗り込んだ。

 タクシーの運チャンはちょいと変わった人で、謎解きのようなことをブツブツ言っていた。「お客さん、弁護士と医者は数年後にいらなくなるって知ってます?」などと問われ、「人が環境の変化で絶滅するならいらなくなりますね。そうでなければ弁護士はどうか知りませんが病気はなくなりませんよ。」と応えたが、物知り気に皆さんいらなくなるはずないっておっしゃいますが云々~~~ととうとうと話し始めた。前日・前々日と睡眠が少なかった私は聞くともなく眠ってしまい、気がつくと会場のホテルに到着していた。

 会場は定刻を随分と過ぎていたせいか、あふれんばかりの人であった。聞けば小児科医が大半で1割の皮膚科医、それと薬剤師をはじめとするパラメディカルが1割弱とのこと。診療のひと工夫をおしげもなく披露する演者の話しに皆聞き入っていた。

 ただいつも聞かない免疫・アレルギーの演目であったにもかかわらず、目から鱗というものは聞くことが出来なかった。一つあるとすれば、ステロイドの副作用と思っていた皮膚の色素沈着の多くが外用薬に含まれる基材の酸化によるものであり、毎日きちんと風呂に入って洗浄すれば予防できるものだということだろうか。いつもステロイドの含有がわずか0.1%足らずの軟膏で副作用がどれだけおこるものか疑問に思っていたし、実際に塗って外来で見続けている児に副作用で苦しむ人がいないこともあって、きちんと調べずにいたことが合点のいく説明で納得することが出来た。つまり私が処方している子供達のお母さん達は、ステロイドを塗っても、ちゃんと夜には洗い流してくれているということなのだろう。もちろん塗らないで知らん顔して来る人もいらっしゃるだろうが・・・まぁそれにしても私の外来に来るアトピーの子供達はほとんどが軽症で、1週間程度のステロイド使用と保湿剤できれいさっぱりになっていく子ばかりということもあり、ステロイドの副作用も経験しようがないというのが本音だ。

 私が知りたかったのは免疫抑制剤の軟膏の使い方なのであるが、それは結局話題になることはなかった。専門でない小児科医が使う薬ではないということだろうし、それほどの重症アトピーを診ることもない。それにしても勉強しておきたい薬の一つなのだが。

 もう一つよかったのは大変参考になるHPを教えてもらったことだろう。九州大学のHPでアトピー性皮膚炎について細かな指導が書かれているらしい。

 さて、今日の仕事が終わったら見てみるとするか。

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