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2007年6月14日 (木)

my guitar

 20年以上使ってきたギターを修理に出した。前面の板を側板に貼り合わせ、飾りを施した枠が取れてしまったからであったが、ついでにネックの反りも直してもらった。お金は相当にかかったが、見違えるように弾きやすくなり、うれしくてたまらない。

 マーチンD28モデルはアコースティックギターの王道ど真ん中のギターだ。その音色・響きに初めて触れたときの感動は未だに忘れられない。当時YAMAHAのLシリーズを買うつもりで10万円を握りしめて楽器屋に飛び込んだ大学生の私は、店の人が弾くマーチンの音に魅せられてしまった。こんなにも美しい音が出るものなのか・・・・すぐに弾かせてもらうと益々虜になってしまった。いろんなモデルを弾かせてもらううちに自分の気に入った音色を出すギターを見つけた。それが今のギターなのだ。当然10万円で手に入るものではない。頭金にして持って返った。

 何度人前で弾き語りをしただろう。友人達と一緒に、彼女の前で、1500人を越える観衆を集めた合唱コンサートの幕間に、結婚式の余興で・・・病院の子供達の前で弾けば皆が一緒に口ずさんでくれた。アニメソングから洋楽まで、こんなに私を表現してくれる楽器は他にない。この手に戻ってきた日にこの曲を弾いた。

Though I know I'll never lose affection
for people and things that went before
I know I'll often stop and think about them
In my life I love you more
        ビートルズ In my life~

 歌っているうちに一緒にかき鳴らした友のことを思い出した。高校時代、まだこのギターに出会う前の青い青い時代。私にSimon&Garfunkelを教えてくれたのは彼だった。

Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.   ~S&G  Scarborough Fair~

 きっとこの先もずっとギターのある生活を送るのだろう。

 ありがとう、友よ。

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受信: 2007年6月17日 (日) 10時10分

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