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2007年2月 9日 (金)

教授の無理難題

 筑波大から来ている某医師が医局休憩室でつぶやいた。

「うちの教授が突然、あの研究はどうなってるんだって言い始めて、締め切りまでの3日で発表資料を作れって言われたんですよ。先週末必死でやっても全然結果が出ず・・・でも国内の学会なら締め切りを少し遅れても何とかなるじゃないですか。それが海外の学会だったんでそこでおじゃん。3日完徹ですよ~~~でも教授はそうか、で終わりですもんね。」

 そんなのどこの教室でもそうだろう。教授とはそういうものだし、3日で済むならマシじゃないか。国内の学会ならそこから2週間締め切りが延びて、その間格闘が続くわけだから3日で済むなら万々歳だろう。

 かく言う私も学会の締め切りが延びて、現在格闘中である。こちらは教授に言われてのことではないが、それはそれで大変なのだ。研究といっても臨床研究でしかないが、20年ほど前からのカルテとの格闘は埃と乱筆との本格格闘技なのである。しかも治療法だけじゃなくものの考え方も違った医師達の記録を読み返すのは結構骨の折れる仕事で、これからなにか光るものを見つけ出そうというのだから・・・

 眠れない日々が続きそうだ・・・・

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コメント

ご苦労様です。
医局勤務時代が懐かしいです。
3つほど発表を抱えてた時には「これが終わったら死ぬほど飲もう」と思っていたのに、終わった途端に次の発表を入れられたりして・・。

投稿: やぶ | 2007年2月 9日 (金) 19時22分

やぶ先生

 そんな感じですよね。でもおかげでここ一番の集中力と相手を言いくるめる術を覚えました。

投稿: クーデルムーデル | 2007年2月10日 (土) 06時29分

先生って、学会発表のお仕事もあって、外来や病棟だけじゃない部分も多くあるのですね~ホント大変ですね。

クーデルムーデル先生!頑張ってください!!
先生の発表を皆さんが読まれて、また、医療の向上やひらめきがあって、私達のこどもに還元されるのですから・・・ひとつの症例が、多くの共有できる症例になるのですよね??これってすごいことですよね?
頑張ってください!!ファイト!

投稿: 厚焼き玉子 | 2007年2月10日 (土) 16時33分

厚焼き玉子さん

 大学にいるころは臨床は当たり前、つまり患者さんに良くなって帰っていただくのは当たり前で、仕事と呼べるのは研究の後学会発表や論文を発表した時だという風潮でした。もっともそうでなくては万人のためにならず、しかも怠け心が湧いている医者の尻を叩けないということなのですが、我々としては染みついたサガみたいなものになりつつあります。ということでほぼ毎年なんとか一つくらい発表、そしてその延長に論文ありと考えてはいるのです。あと二日・・・どうやってまとめるか、悩むな〜

投稿: クーデルムーデル | 2007年2月11日 (日) 21時39分

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