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2007年2月 3日 (土)

古代を想う

 昨日のNHKスペシャルで大化の改新の新解釈が放映された。甘樫の丘の発掘作業により、蘇我入鹿の屋敷の全容がわかってきたこともあっての新解釈である。

 これまでの説では蘇我入鹿&蝦夷による圧政に業を煮やした中臣鎌足と中大兄皇子がクーデターを起こしたというもので、学校でもそう習ったし、学習漫画でも蘇我入鹿たちは酷い人物として描かれていた。しかし本当は真の改革者が蘇我入鹿で、ただの権力闘争のためにクーデターが起こったという説がこれまでも度々もちあがっていたとのことであった。

 テレビではその屋敷は武器庫など丘の上に立てられた都を外敵から守るための要塞である可能性が高いとあったが、昨日の産経新聞一面には蘇我入鹿の大豪邸が発掘されたと報道されていた。どちらが正しいのかはこれからの研究次第であろうが、遙か昔の政変を様々な発掘作業と文献から類推する考古学のロマンを目の当たりにし、テレビに引きつけられてしまった。

 どうも鍵を握るのは唐や百済、高句麗の状況が日本にどのような影響を与えていたのかというところにあるようで、今とあまり変わらない地政学を興味深く聞いた。これからの東アジアの外交の一助になるようにも思えたが、為政者の方々にはこれがどう映るのだろうか。

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