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2006年12月20日 (水)

仕事をしながら歌うこと

 音楽は昔から大好きだった。楽器がピアノからギターに変わった中学時代も本当によく歌っていた。クラス合唱では指揮を、学校の代表としての合唱には歌い手として参加した。大学に入ってサッカー部でくたくたになりながらその後の合唱部の練習に駆けつけ、市民合唱団にも入って歌を続けていた。

 仕事を始めてからも市民合唱団は続けていた。ところがその合唱団で問題がおきた。練習に来ない人達は許せないというのである。

 その合唱団は全国大会にも出たことのある実力ある合唱団であったが、他に仕事をもっているおじさん達の合唱団だった。おじさんたちが合唱団を作った頃、皆職場で中堅として頑張っているところだったので、来られる時に頑張ればそれでよい、でもものを作り上げたときは一緒に祝おうという雰囲気で一杯だった。そんなころに学生だった私が入団し、とても可愛がってもらった。何事にも一生懸命なおじさん達が大好きだった。しかし、彼らが定年を迎え始めた頃から雰囲気が変わってしまった。毎回合唱をたしなむことができるようになった彼らは仕事で来られない団員を非難し始めた。発表会の直前だけ来るのは許せないとのことだった。あの頃を忘れてしまったのだろうか・・・・

 ほどなくしてその合唱団を辞めた。その後は学生時代に行っていたクリスマスキャロルを職場である病院で行うことだけになってしまった。転勤してもそこで仲間を集めてそれらしいことをやってきた。この病院に来て3年になるが、今日3回目のキャロリングを迎える。

 職場での合唱は難しい。キャロリングというもののために集まり、患者さん達への慰問という目的がハッキリしている場合は盛り上がり、とても良いものが作られる。しかし合唱は集まってすぐに作れるような単純なものではない。音取りから始まって曲をつくりあげるには日々の練習が必要になる。せめて核になる人間だけでも作り上げないと埒があかない。そのために月1,2回の練習日を設けてきた。それでも個人の目的意識の違いからどうしてもいつも来られる人が限られ、突然やってきては最初からやりなおしという人もいる。しかもここに集まる人達は幸か不幸か皆歌は素人・・・・それでも一年かけていろんな音楽にチャレンジし、今回キャロリングを迎える。

 さて神様に届くようなキャロルとなるであろうか。なにより入院している方々の心に響くとよいのだが・・・・・

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コメント

みんなで一つのものを作り上げるのは。
出来た時の喜びはひとしおですが、なかなかに難しいですね。
方向性や、その温度が違うと、一緒には出来ませんものね。

キャロリング。
素敵だな。
成功。お祈りしています。

投稿: 夏葉 | 2006年12月20日 (水) 16時53分

夏葉さん

 方向性も温度も違う者たちの集まりでも、時と環境とそして讃美歌という特殊な音楽は一瞬にして同じ夢を見させてくれるようです。

投稿: クーデルムーデル | 2006年12月21日 (木) 08時43分

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