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2006年11月30日 (木)

太陽観測

 日本が音頭をとって進められている太陽観測が新たな局面に入った。

 観測衛星『ひので』から送られてくる画像は鮮明このうえなく、しかも可視光、紫外線、電波の3つの目による観測結果は膨大な新情報を伝えてくれているようだ。

 高校の地学部天文班に在籍し、毎日黒点観測にいそしんだ頃が懐かしい。毎日太陽を望遠鏡で捉え、投影板に映した太陽黒点(および白斑)をトレースしていく地道な作業であったが、我が母校ではそれこそ数十年にわたる観測実績があり、その資料を基に太陽の活動性と気候変動などを結びつけた考察などを発表していた。黒点の数が異常に増え、太陽の活動性が非常に活発になったと思われたある日に、太陽光用にセッティングしていたカメラで撮った太陽表面にフレアと思われる輝線が映っていた時は感激したものである。

 おそらく全国の元天文少年達がこの『ひので』から送られてくる情報を固唾をのんで見守っていることであろう。水素が核融合反応して膨大なエネルギーを産生しているんだとか、太陽表面の温度の低い場所が黒点だけれどもそこは磁場がものすごいんだとか、太陽表面よりフレアの方が何百倍も熱いんだなど天文雑誌の受け売りはできたものの、何故そうなのかなど全くちんぷんかんぷんだったことを思い出す。もしかしたらその謎が解き明かされるかもしれないのだ。

 そうこう考えていると久しぶりに天文少年の血が騒いできた。週末にでも天文雑誌を買って読むことにしようか。

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コメント

こんにちは。冬イメージのデザインになったのですね。

少し前の「はやぶさ」といい、日本の宇宙科学分野もいいところいってるなあ、と思います。最近は一般向けのリリースも増えて、嬉しい限りです。

太陽関連といえば、2009年には奄美諸島で皆既日食が見られますね。子供を連れて見にいけないかな??なんて気の早い話を夫(元天文部)としています。

投稿: いずみん | 2006年11月30日 (木) 18時29分

いずみんさん

 おぉぉ!連れ合いの方は元天文少年ですか。素晴らしい。H2ロケットの失敗で日本の宇宙科学は全然ダメと言われ続け、悔しい思いばかりでしたがようやくですね。
 そうですか、2009年なんですね。なんとかできないか私も考えてみます(って無理だろうな・・・)。

投稿: クーデルムーデル | 2006年11月30日 (木) 20時26分


素敵な背景ですね!
かわいくていいなあ・・・MSNにはない~。

これから寒くなって星が綺麗に見える季節になりましたね。
一緒に見る人がいればなお嬉し・・・(苦笑)。

投稿: ゆき | 2006年12月 1日 (金) 13時57分

ゆきさん

 この背景はクリスマスの雰囲気についつい流されてしまったというところです。

 星の観測ならばおつきあいさせていただきますが、星座を覚えないとパンチが飛びます。いかが?(冗)

 先日も息子にカノープスを知っているかと問われ、りゅうこつ座にあること、長寿星と呼ばれ見るのが難しいこと、中国山地に登って見たことがあることなどまくしたててしまいました。おとなげない・・・

 

投稿: クーデルムーデル | 2006年12月 1日 (金) 16時14分

おお、意外な一面・・なのかな?
天文学かあ。夢があっていいなあ。
私は古墳の発掘とかやりたかったなあ。化石とか好きでしたし。

投稿: やぶ | 2006年12月 1日 (金) 16時35分

昔 景気変動の説明に太陽黒点説なんてのが
ありました。
今では話題にもなりませんが。。。

投稿: 犬と猿 | 2006年12月 1日 (金) 17時17分

やぶ先生

 私も化石大好きですよ。古墳の発掘はお墓をあばくようで、少年期に好きではなかったですが、住んでいたところのすぐ裏の山で古墳が発見され、埴輪や土器が出てからは掘ってみたいと思うようになりました。

投稿: クーデルムーデル | 2006年12月 2日 (土) 08時02分

犬と猿さん

 ああ、ありましたね!そうまさしくそんなころに黒点観測をしていました。
 
 昨年母校に顔を出しましたら、部室前で黒点をトレースしている部員を見かけました。今も観測は続いていて、本当にうれしく感じましたよ。

投稿: クーデルムーデル | 2006年12月 2日 (土) 08時06分

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