太陽観測
日本が音頭をとって進められている太陽観測が新たな局面に入った。
観測衛星『ひので』から送られてくる画像は鮮明このうえなく、しかも可視光、紫外線、電波の3つの目による観測結果は膨大な新情報を伝えてくれているようだ。
高校の地学部天文班に在籍し、毎日黒点観測にいそしんだ頃が懐かしい。毎日太陽を望遠鏡で捉え、投影板に映した太陽黒点(および白斑)をトレースしていく地道な作業であったが、我が母校ではそれこそ数十年にわたる観測実績があり、その資料を基に太陽の活動性と気候変動などを結びつけた考察などを発表していた。黒点の数が異常に増え、太陽の活動性が非常に活発になったと思われたある日に、太陽光用にセッティングしていたカメラで撮った太陽表面にフレアと思われる輝線が映っていた時は感激したものである。
おそらく全国の元天文少年達がこの『ひので』から送られてくる情報を固唾をのんで見守っていることであろう。水素が核融合反応して膨大なエネルギーを産生しているんだとか、太陽表面の温度の低い場所が黒点だけれどもそこは磁場がものすごいんだとか、太陽表面よりフレアの方が何百倍も熱いんだなど天文雑誌の受け売りはできたものの、何故そうなのかなど全くちんぷんかんぷんだったことを思い出す。もしかしたらその謎が解き明かされるかもしれないのだ。
そうこう考えていると久しぶりに天文少年の血が騒いできた。週末にでも天文雑誌を買って読むことにしようか。
| 固定リンク | コメント (8) | トラックバック (0)






最近のコメント