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2006年9月18日 (月)

ショーにしないで

柔道団体戦の世界大会が昨夜から始まった。

お家芸であるはずの柔道で日本が世界一の称号を手にすることが出来るのか、それとも開催国のフランスが地元の声援を力に日本をねじ伏せてしまうのか、注目を集める熱い戦いが繰り広げられた。

オリンピックでも見られた強豪国フランスの力は素晴らしく、腕力だけでなくバランス感覚も優れていて柔道の醍醐味を見せてもらった。そしてこれを打ち破るべく必死で戦う日本女子の選手達も素晴らしかった。

結局日本は敗れてしまったが、素晴らしい戦いを見せてくれた選手達には拍手を贈りたい気持でいっぱいになった。

と同時に後味の悪さも残ってしまった。それはこの中継でプロレスまがいの派手な演出が行われ、それが会場の雰囲気と明らかに異質なものと映りなんとも気持ちが悪かったのである。少なくとも武道である柔道にあの演出は合わない。もし日本柔道連盟があのような演出を望んでいるのなら、青少年達に柔道をどう教えているのか疑問に思ってしまう。古いと言われるかもしれないが、これまでの戦歴、稽古に励む様子を何度も何度も流し、応援を要求するのが武道なのか?スポーツはそんな演出なくとも試合そのものが素晴らしければ引き込まれてしまうのもなのだ。ましてや心技体を磨くことを目標にする武道でのいらぬ演出は、一億総白痴化を狙っているとしか思えず野暮極まりない。

例えば夏の甲子園でのあの引き分け再試合はなにか演出があっただろうか?バカ騒ぎが終わった後のサッカーワールドカップの試合で、熱い魂をぶつけあった選手達に感動したのはなんだったか?ワールドクラッシックベースボールで日本中が歓喜に湧いたのは選手個人個人の紹介を必要以上にして感動したのか??

スポーツ中継に派手な演出もへたくそなコメントもいらない。

選手の真剣なまなざしだけあればよいのだ。

そしてもしできうるならば、カーリング中継でのあの小林さんのような、オリンピック体操競技での小西さんのような、競技を知り尽くし、それを広く伝えることのできる人のコメントがあればよいのだ。

今晩の男子団体戦ではこのようなことのないようにお願いしたいが、もう演出は決まっているのであろう・・・・

なんとも・・・・

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