2021年6月22日 (火)

日腎学会が熱い!

 横浜へ行ってもいいし、ウェブ参加もできるハイブリット開催された日本腎臓学会。いつもより面白かったと感じたのは私だけ?

 演題それぞれは確認していないが、シンポジウムや特別講演がやたら熱かったと思うがいかに?

 宇宙飛行士の土井さんの船外活動などの煌びやかな話から始まり、JAXAの研究マネージャーなどから老化と腎臓の関係の話が聞けたのは本当に興味深かった。

 また腎疾患と遺伝子関連はこの10年のトピックスではあるが、その進化のスピードは年々速くなって、少し聞かないと遅れてしまう。それでも自分が感じていた、遺伝子異常を先に見つけてしまえば、通常の治療を行うことは無意味だという風潮は危険だという主旨の発言が第一線の研究者から聞けたのはそれみたことかと溜飲を下げることになった。そう、遺伝性疾患の関連遺伝子がcommon diseaseの疾患感受性遺伝子にもなりえるという話は我が意を得たりというところだった。

 それから人間は魚類などからの進化の過程に存在する一生物であり、胎生期にはその進化の過程を辿るのだと学生たちに教えてきたことがあるのだが、腎臓のある意味、その進化の意味と生命のしたたかさを動物の研究者から教えられた。

 他にもクワッと目を見開くような発表がたった3日にもかかわらず随所にみられ、あっという間に時間が過ぎてしまった。もう一度聞きたいな~という講演がたくさんあり、オンデマンドで拝聴できるこの学会のありがたみを噛みしめている。

 いやはや、今の腎臓学会、おもろいでっせ!!

| | コメント (0)

2021年6月 1日 (火)

へそと言えば明石のような

東経135°は日本の子午線であり、基準が明石にあることは皆知っての通り。だから臍と言えば明石のようにも思うのだが・・・

義父のマンションからの眺めは最高で、ここを仮住まいとして介護と共に日本のへその病院で働くことになった。

夕暮れ時は瀬戸内海が赤く染まる。これまでの生活とはまるっきり違うものになるだろう。

さて。良い方に進むとよいのだが。

| | コメント (0)

ここで

10月からここで過ごす。東経135°、北緯35°で日本の臍を自称する町だ。

至る所でへそを意識した名前が並ぶ。

でもへそだけではなく、織物の町としての矜恃も持ち合わせている。世界にもその名を轟かせている播州織りの町なのだ。

服やショールだけでなく、しっかりした鞄も作れる優れもの!

食べ物も結構面白いものが揃っている。へそバーガーも旨いが、この葛氷バーも旨い!佐倉・成田の大竹堂の葛氷バーの方が好きだが、ここの葛氷バーは10種類も選べるところが凄い。大竹堂は3種類(みかん・白桃・小豆)だ。このフランボワーズなんて酸味が絶妙!

さてさて、どんな生活になるのだろう。楽しく過ごせるといいな。

 

| | コメント (0)

2021年5月28日 (金)

仲間

とっても久しぶりに仲間と食事。なんと和食処で3人だけの貸し切り!

その仲間とは、線維筋痛症を一緒に診てくれたリハビリの二人。訳もわからず、他院の真似から始まった当院での線維筋痛症児に対する診療は彼ら無しではできなかったこと。メンバーは入れ替わったが、最終的にこの二人のお陰で、この疾患へのアプローチ方法が判ったと言っても過言ではない。本当に頼りになる二人だった。

実は線維筋痛症を始めとして、身体の痛みを訴える児は結構いる。small fiber neuropathyとして様々に分類できる時代がすぐそこまで来ていて、そのうち遺伝子診断で確定という時代となるだろう。線維筋痛症と呼んでいる人の中にもそういった分類に入っていく人もいるだろう。ただ対応方法は、我々が考え、実践してきたとおり、カウンセリングとリハビリ、自分の内面と状況を言語化することで意識を変えていくことだ。

そんなことを確認しあう仲間が、この夏離ればなれになる。私が去り、一番の若手は千葉市の子ども主体のリハビリ施設へ異動することになった。

この若手、実は私の元患者だったことが判明!覚えていなかったのも無理はなく、最後に診察してからもう10年以上経過していた。それでも彼女とご両親は私のことをその後もずっと、とても慕っていてくれた様子。彼女自身、医師になることは叶わなかったが、一緒に仕事することを夢見て成長し、それが実現し、しかも同じチームで試行錯誤を繰り返し、おまけに合唱部で一緒に患者さんたちの慰問にも向かったのだ。涙が浮かんでくる話じゃないか。くそ~甘鯛が旨すぎるぜ・・・

これからも何があるか判らない時代だ。きっとどこかで繋がっていて、一緒に語らうこともまたあるだろう。本当にありがとう!二人とも頑張れ!

| | コメント (0)

2021年5月19日 (水)

印旛沼でカヤック

早朝6時に印旛沼へ漕ぎ出した。同僚を誘い、一緒に組み立てて漕ぎ出した。

午後からは風が強くなり、雨も混じるとの予報。早朝の数時間だけ楽しめるはず。湖面へ滑り出すと同時に白鳥がお出迎え。

その後はいつもカワセミが狩りをする場所へ移動したが、あいにくどこにも見当たらない。それならば巣のある支流へ行こうと話した。距離はあるが、まだ風もない。ゆっくり、疲れぬよう漕ぎ進み、両岸から生い茂る草が迫ってくる支流へ入った。奥へ奥へと進むと、折れた枝が川面に垂れ下がったところが見えた。カヤックは進めそうにないなと思った瞬間、水面を滑るように飛ぶブルーを見た。カワセミだ!止まることなく枝の向こう側へ消えてしまった。うん、遭えたから満足!ターンして、帰ることにした。

支流を抜けると風が出てきた。次第に強くなり、予想外に強くなってきた。連れてきたのは初心者、まずいなと思いながら、風に真向かい近い岸を目指して進んだ。カヤックは風に立つように向きを変える。それに抗うことなく進むと、岸が近づくにつれ風が弱まった。ほっと一息つき、岸辺の芦原を抜けてゆくと目の前の杭にカワセミが止まっていた。伸ばせば手が届きそうな距離でカワセミと対面し、思わず歓声を上げた。一呼吸置いてカワセミは湖面を滑り出し、芦原の向こうへ消えた。

| | コメント (0)

2021年4月14日 (水)

春の房総

 週末は春の房総を堪能した。いつもの手賀沼周回コースを自転車で走り、自宅へ戻ると同時にラン。100+10kmのつもりだったが、計測では若干足らない距離のお一人様デュアスロンとなった。

 翌日の日曜は三男と銚子へ。屏風ヶ浦でカヤックを楽しみ、自転車に乗り換えて銚子漁港へ。旬のメカジキや鰆、鰯を堪能した。

 いやはや、春の房総は格別だな~~

| | コメント (0)

2021年3月30日 (火)

春爛漫

 散歩の途中でみつけた不思議な花。なんとも変わった花なので写メして花博士へ相談してみた。アカバナミツマタというミツマタの一種とのこと。和紙の原料となるミツマタが里の道端に見られたことに感動した。

Img_1894 

| | コメント (0)

2021年2月24日 (水)

簡単だな

 そうか、そんなに簡単か。

 ならばどうぞ、お好きなように。

| | コメント (0)

2021年2月 5日 (金)

仕事

 ボスから教わった医者の仕事は、患者の診療など当たり前。その向こうにある病気の治療諸々や疾患の真実を突き詰め、次世代の医療に役立てるよう論文を書くのが仕事と言われた。そういった意味で全く不十分な仕事しかしていないので、ボスに顔向けできないのではあるが、千葉の片田舎でなんとか奮闘してきたと思いたい自分もいて、複雑な心境である。

 世間からは、コロナの対応で医者は全てを捧げきっていないなどと責められているが、少なくともコロナに対応する医者より他の疾患に対応する医者の方が多く必要であるし、片手間でコロナ対応できるほど甘くはないのが現実だ。私にしても発熱外来を手伝い、患者さんの仕分けや方針の説明などを担っている。それ以上は難しい。当院民間病院の一つであるが、病棟をコロナ対応に変えて10名を越える病床を確保し運営している。病棟で対応している同僚担当医師には頭が下がる。

 それにしても、こちらから検査結果について電話すると伝えて自宅待機をお願いしても、電話して留守の人のなんと多いことか。それだから蔓延してしまうのだと憤慨するのはお門違いなのだろうか。これも医者の仕事だと言われると空しさを感じずにはいられない。今も自転車での帰り道、居酒屋ではマスクもせず密になって騒いでいる人の多いこと、ふう。

| | コメント (0)

カヤックに恋して

 いつからカヌー?カヤックでしたっけ?やってるんですか~

 カヤックの写真いつもいいな~と思いながら見てます!

 

 こう言われて数年。声を掛けて貰えると嬉しくなるが、きっちりとお話することもなくここまできた。自分の備忘録として書き残しておく方が多分良いだろうと思うので記すことにする。長くはなるが。

 カヤックはタヒチで初めて体験した。その数年後沖縄のクラブメッドでも体験した。いずれも珊瑚礁の上をゆっくりと進み、時々海に顔を漬けて小魚たちと戯れる至極の時間を過ごした。その後は逗子にいたこともあり、ヨットやウインドサーフィンに填まり、講習会にも参加して楽しんだ。それ故カヤックのことはすっかり忘れてしまっていた。

 佐倉に移ってしばらくしたある日、家族からワカサギ釣りに行きたいと声が上がった。以前いた青森ならわかるが、関東ではどこ?赤城山なら見たことはあるけれど・・・と探すと裏磐梯の檜原湖で出来るという。ネットで確認すると冬以外はカヤック&ダッチオーブンで昼食、もしくはバス釣り!なんて記事を見つけた。ワカサギ釣りは叶わなかったが、その記事を思い出し休日を利用して裏磐梯へ出掛けた。途中で猪苗代湖や野口英世記念館に寄り道し、五色沼も歩き、翌日檜原湖のカヤック体験に参加した。その日は我々家族のみのツアーで、インストラクターから漕ぎ方を教わり、即湖面へ漕ぎ出した。2人乗りのカヤックは思いの外軽く速く進むので驚いた。私はまだ幼い三男との2人乗りだったが、それでも面白いように進んだ。背の高い水草の生い茂る中をかき分けて進むと、ジュンサイが絡み付く沼へ迷い込み、ゆっくりと漕ぎ出ると今度は大きな橋の下をくぐり抜けた。本物のジャングルクルーズをしているようで、本当に楽しく、皆とても良い顔をしていた。一休みした後、船着き場へ戻ろうとしたころから風が吹き始めた。カヤックは風に弱い。波も立ってくると途端に漕ぐのが難しくなってしまう。皆で声を掛け合いながら、なんとか沈せず船着き場へ戻ると急にお腹が減ってきた。ダッチオーブンで焼いたジャガイモやカボチャの旨かったこと!そんな中インストラクターにカヤックのことを尋ねてみた。するとカヤックは折りたたみ式のものもあるという。どの家庭でも置き場所に困らないので大丈夫と教えて貰った。

 その後カヤックの雑誌まであることを知り、取り寄せて何冊も読みふけった。面白い!カヤックの伝道師のような野田さんって何者?ユーコン川行きて~~いや釧路川めっちゃ面白そう!シーカヤックって最強じゃん!などと思いはどんどん膨らんでいった。丁度そのとき、近くにアウトドアショップが出店され、覗いてみることにした。すると・・・折りたたみカヤック(フォールディングカヤック)が展示してあるではないか!!しかも展示品のため激安特価販売中とのこと。もちろんカヤック雑誌で値段も組み立て方も使用感も全て頭に入っていた。かみさんの顔をふとのぞき込むと、えっ買わないの?という表情。即決し、翌日には印旛沼に浮かべた。あいにくの風もあり、少々怖い思いをしたが、それからというもの、休日には子どもたちを連れて漕ぎ出していた。

 カヤックを浮かべてはいけない河川は日本にない。湖沼は、外来種の侵入を防ぐために制限のあるところもわずかに存在する。また営業目的のある湖沼なら、乗り入れにお金がかかることもある。漁師さんなどが利用する船着き場は、利用する場合許可が要る。海は漁船が行き交うので、邪魔にならないよう航行する必要があるし、目印の旗も立てるべき。川は漁をする人の邪魔にならないよう時期を考える必要がある。こういったことを守れば、どこでも楽しむことが出来る。実際に様々な湖沼へ出向いて漕ぎ出した。海もなんども出掛けて釣りもした。精進湖の透明すぎる水におののき、岩井海岸の青の洞窟に歓声を上げた。

 カヤックは知れば知るほどテクニックが必要になってくる。長瀞までカヤック教室へ何度も通って、ロールなども教わった。こんなに楽しい遊びはなかった。いつしかフォールディングカヤックではない、ポリエチレン製のカヤックも二艘手に入れていた。

 カヤックは、水質ワースト3と言われ、カミツキガメがうようよしていると蔑まされる印旛沼の本当の姿も見せてくれた。朝靄が少しずつ晴れてくる中にコバルトブルーのカワセミが見えてくる。素早く湖面に突入したかと思うと、魚を咥えてオレンジの腹の上にブルーを乗せて滑ってゆく。背の高い葦の向こうにこちらを伺っているオオバンが見える。夕日に赤く染まる湖面から背筋を伸ばし優雅に滑り出す白鳥が近寄ってくる。その向こうには小さいが見間違えることのないシルエットを描く富士山が見える。その中で漁師さんたちは忙しそうに罠の網を直し、沼の端から端まで渡ってゆく。

 カヤック乗りに年齢の制限はない。有名ブロガーでもあるコウノトリさんは、たちの悪い病に侵されながらも漕ぎ続けている。おそらく私もそうなるのだろう。別に気負うことなど何もない。ただ浮かんでいるだけでもいい。波に揺られ、風に流され、虫の羽音を聞き、鳥の優雅さに見とれていればよい。世界は美しい。人の営みだって自然の一部だ。カヤックで揺られていると心と戯れることが出来る。

 さて、これからのフィールドはどんな言葉を掛けてくれるのだろう。楽しみで仕方がない。

| | コメント (0)

«心電図もgood